「なんだこれは~!」展示室の入口でびっくり。室内にはぐるりと三輪車サーキット!? そこをぐるぐる走り回るチビッコ三輪車ライダー。床に描かれた青い線は、期間中開催された“三輪車で障害物リレー”のタイヤ跡なのだそうです。
そして天井からつり下がり壁に貼られているのは、子どもたちがワークショップでつくった日光写真なんです。この日も会場で日光写真がつくれるということで、娘たちと挑戦してみました。
完成した作品はすべて展示されます。1枚でも個性あふれる楽しい作品なのですが、それらが天井や壁いっぱいに飾られ、その下をぐるぐる三輪車が走り回る様子はなんだか不思議な光景。部屋全体が大きなアート作品のようです。また、会期中子どもたちの作品が増えていくので、日々変化があるのも面白いと思いました。
また、この日は一夜限りのアートイベント“あざみ野ナイト 木もれ陽プロジェクト/星の降る夜”も開催されました。アーティスト木村崇人さんの作品によって、館内にお星様いっぱいの空間が生まれました。まさに星形の木もれ陽のよう。
「アート」というとなんだか敷居が高く感じられますが、子どもたちはそんなことお構い無し。柔らかな発想でものづくりを楽しんでいましたし、展示スペースで自由に遊ぶ姿も、作品と相まってひとつの即興芸術のようでした。そもそも子どもの存在そのものがクリエイティブで芸術的なのかも……そんなことを感じながら気軽に楽しめたアートイベントでした。
この他にもアートフォーラムあざみ野では「親子のフリーゾーン」など、お子さんと一緒に楽しめるイベントが開催されています。1度お出かけになってみてはいかがでしょうか。
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