赤ちゃんとの生活の中で、子どもがとても音楽好きなことに驚いたことはありませんか? そして、音楽好きな我が子を見ると……生の音楽を聴かせたい! と思いますよね。そんな願いを叶えてくれるのが、ハッピーマザーミュージックのクラシックコンサートです。
「今日はたのしいおんがくかい♪ラッパはだれがふくのかなぁ?♪」
このお歌からはじまる、親子コンサート。ハッピーマザーミュージックをご紹介します!
ハッピーマザーミュージック。
その名前の通り、子育て中のお母さんに音楽を、それから子育てする幸せを届けてくれる団体です。0歳からの乳幼児とお母さんのための「おやこコンサート」は、ピアノの鈴木美美子先生、朗読の大河内恵津子先生、そして毎回、いろいろな楽器の演奏者を加えて開催します。
初めて参加したのは、5年前。我が家の5歳のお兄ちゃんが、3カ月の赤ちゃんだった時です。初めてのコンサートの時は、0歳向けのコンサートプログラムではなく幼児も一緒でしたが、赤ちゃんの聴く力に驚かされました。ピアノの音が始まると、真剣なまなざしでピアノを見つめていたのを思い出します。
その時の赤ちゃんの様子を見て、美美子先生がかねてからやりたい!と思っておられた、0歳児のコンサートを企画してくださいました。そして、楽器を変えて毎月我が子と楽しめるクラシックコンサートは、母である私にとってかけがえのない楽しみとなりました。
音楽の力。
音の力!
毎月のコンサートは我が家のお兄ちゃんの成長にとってとても大きな刺激になり、帰宅してすごくたくさん歩くようになったり、コンサートで聞いた曲に反応するなど、たくさんの出来事がありました。お兄ちゃんはあっという間に大きくなり、赤ちゃんコンサートは卒業……となったのですが、弟君が生まれてすぐに思ったのは、「またあのコンサートに行ける!」ということでした。
毎月あざみ野で行われているコンサートの様子をお伝えしますね。
まずは、恵津子先生の楽しい朗読です。素敵な声の持ち主の恵津子先生の読み聞かせは、赤ちゃんはもちろん、ママもぐっとひきつけられます。
毎回、どんな絵本が紹介されるのかも、楽しみの一つ。
「うちの子、絵本に興味がないと思っていた」
「絵本って、こんなに自由に読んでいいんだ」
みんなで聞く絵本のお話の楽しさ。そして、絵本にピアノや楽器を加えて聞かせてくれることで、話がぐっとふくらみ、臨場感が増します。
続いて、“この日の楽器”であるバイオリンの演奏。バイオリンがどんな楽器なのか、簡単なレクチャーも加えられました。
赤ちゃんといっても、3カ月から、1歳半過ぎまで、年齢はさまざま。じっと座って聴きとおした3カ月の赤ちゃん。音に合わせて、体をゆすって、音楽が大好きな様子の女の子。それから、一見すると聴いてない? とも思えるように動き回るけれども、実はお耳はものすごく傾けている子。みんな、それぞれに音楽を楽しみます。
私も、「アヴェマリア」の選曲には、カメラの手も、子どもを見る手も止まり、吸い込まれるように音に聴き入りました。
絵本と音楽が一段落すると、参加者のみなさんが自己紹介をしながら育児の話をちょっぴり。音楽が専門の美美子先生は、モンテッソーリ教育にも詳しく、子どもの発達段階に合わせたアドバイスをいただくこともあります。恵津子先生は、元保育士である立場からもコメントしてくれます。
0歳からの親子コンサート、次回は1月25日にアートフォーラムあざみ野で行われます。
さあ、次はあなたも一緒にハッピーマザーミュージック♪
ハッピーマザーミュージックについて詳しくはこちら↓
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