これまで私が参加してきたなかで、印象に残った様子を写真とともにご紹介します。
(text・photo: 玉置哲也)
パッションあおばプロジェクトは、東日本大震災の復興支援を継続的に行うことを目的に、Wave よこはまのメンバーを中心とした青葉台の有志たちが立ち上げたプロジェクトです。
被災地の方々と直接連絡を取り合いながら作業内容を決めて、金曜日の夜22時過ぎに出発、現地で半日作業をする0泊2泊のツアーです。昨年7月から今年の3月まで継続的に行われています。
参加者は男性に限らず女性も多く、親子連れのご家族も。皆さんお互いに仕事でつながっている人や、同級生だったりして、地域の連帯を感じます。
津波で流された住宅地で、瓦礫の撤去作業。生活の中で大切に使われていたものを手に取ると思いが込み上げてきました。その中には、15時20分で止まった時計もありました。
ヨイショー、ヨイショーと力強い声が空に響き渡ります。
仮設住宅で、焼き鳥や野菜スープの炊き出し。野菜は地元青葉区の農家さんから、パンは桜台のCOPPETさんからご提供いただきました。お礼にと、採れたてのワカメをいただきました。
この家は、400年程前に伊達正宗が宿泊所を目的として建てられた屋敷です。津波で被害にあいましたが、骨組みはしっかりと残っています。これから憩いのカフェレストランとして再生されるようです。2月に土壁修復のお手伝いをしました。
私はこの活動に4回参加してきました。自然がもつ脅威は、またいつ起こるか分かりません。ボランティアセンターのスタッフの方が言われた「自分の庭を掃除するように瓦礫を片付けてください」という言葉が心に残りました。困ったときはお互い様という気持ちをもって、これからも復興支援に携わっていきたいです。
※パッションあおばプロジェクトは、4月以降も継続して活動をおこないます。詳しくは、パッションあおばプロジェクト Twitterにて。
※4月1日(日)13時〜16時に、あざみ野駅前のたこ焼きバー「Taco-nomi」にて、パッションあおばプロジェクトの活動を記録した写真展を開催します。
石巻市北上町でパッションの活動を受け入れてくださった佐々木さんも参加予定とのこと。活動にご興味のある方は、ぜひ足をお運びください。
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