兄と弟の絵本棚 vol.6 『のせてのせて』
さくらいっぱいの一週間が過ぎました。今年の桜は、兄弟を自転車の前後に乗せて、たくさんたくさん眺めることができました。弟くんは、さくらを見るたびに「きれー」と言っていて、さくらの咲き始めのころは、さくらのことを「きれー」という言葉だと思っていたようです。さくらの時期の終わりごろには、「きれー」を他の花や木々でも使うようになりました。

きれいがたくさんの4月。「きれー」と一緒に毎日何度も何度も使う言葉ができました。それは「でんしゃ」。のりものブームがはじまって、いつのまにか興味は電車に落ち着いていたみたい。今月のお気に入りの絵本は『のせてのせて』です

 

しばらく前から、弟くんは毎日必ず『のせてのせて』を持ってくるようになりました。

 

兄弟の母である私。弟くんがこの本を持ってくるようになって、男の子特有の「ののりものブームが来た?!」と懐かしいようなうれしいような気持ちになりました。

 

お兄ちゃんは電車一筋の、電車好き。

電車の絵本に、図鑑に、トーマスの線路に、プラレール(の本体だけ!)が我が家にたくさんあります。

そして、『のせてのせて』はお兄ちゃんも好きでよく読んでいた一冊です。

 

* * *

 

まこちゃんのじどうしゃに

どうぶつさんが次々に乗ってきて

みんなでトンネルに入ります。

トンネルの中ではまっくら。

でも、おひさまの待つ先が見えて、みんなで進んでいく。

 

でた、おひさまだ!

 

さあいくぞ、ビューン。

 

* * *

 

元気よく読める一冊です。

 

この本の中で、お兄ちゃんが特に好きなページがありました。それはまっくらなトンネルの1ページ。弟くんも、やっぱりこのページが好きみたい。

 

お兄ちゃんと読んだのは3年くらい前になるでしょうか。その当時のことは、もうたくさん忘れてしまっているのだけど、絵本を読んだ時のお兄ちゃんの様子や反応、好きなところなどはしっかり覚えている。絵本と一緒に覚えていることは、私にとって大きな宝物になりそうです。

 

ちなみに、我が家にどのくらい乗り物の本があるのか、本棚から出してみたところ…

 

乗り物だけで、こんなに!

 

今の弟くんの一番のお気に入りは、首っ引きでみていることからも、図鑑みたい。でもこれはお兄ちゃんが図鑑を見ている姿を真似しているのかも!?

 

これから、ことばの世界の広がりとともに、長く乗り物ブームで楽しく遊ぶことでしょう。まだ読んでいないバスやじどうしゃの絵本もたくさん本棚にあります。

この記事を書いた人
東海林更央莉ライター卒業生
山形出身で、元日本語教師、3児の母。森ノオトでは2011年より兄弟の成長と重ねた絵本の連載を続け、妹が増えた今は女子らしい視点が加わり多くの母親の心をつかんでいる。家族の趣味は旅行、食べ歩き、自然のなかで過ごすこと。編集長の中学校時代の同級生でもある。
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