「ご当地電力」ってご存知ですか? 自治体や市民が主体となって、太陽光など再生可能エネルギーで電力を供給しようという取り組みで、小田原電力、世田谷電力、藤野電力などのプロジェクトが生まれています。
今まで当然のようにただ受け身で電力会社にお金を払って電気を使っていた私は、3.11以降、電力会社の地域独占によって電力が供給されている現状に疑問を抱くようになりました。原発によってつくられた電気ではなく、再生可能エネルギーの電気を自由に選べるようになったらどんなにいいだろう……。
日本各地でも広がりつつある市民電力ムーブメントの草分けのひとつが、ドイツ南西部の小さなまち・シェーナウで生まれた「EWS(シェーナウ電力)」です。市民がチェルノブイリ原発事故をきっかけに、「自然エネルギー社会を子どもたちのために」という思いから、ドイツ史上初の「市民の市民による市民のための」電力供給会社を誕生させさせました。計画が立ち上がった当時、無謀だとも思われた挑戦でしたが、EWSは今ではドイツ全土11万世帯に電力を供給するまでになりました(2012年現在)。
そのEWSの軌跡を綴ったドキュメンタリー映画「シェーナウの想い」は、自らの手で自分たちが望む社会をつくれるという希望と勇気を与えてくれる映画です。
実は、あざみ野ぶんぶんプロジェクトも「あざみ野ぶんぶん電力」を構想中。
9月9日(日)は「シェーナウの想い」の上映と、あざみ野の隣町にお住まいのミスターグリーン電力こと、エナジーグリーン副社長の竹村英明さんをゲストにお招きし、市民によるエネルギーシフトの道筋と可能性、そして個人でも確実にエネルギーシフトできる個人向けグリーン電力「えねぱそ」について、語っていただきます! 竹村さんは、長野県飯田市のおひさま発電所や、日本でグリーン電力証書の普及に携わってこられた方。自然エネルギーの最先端の動向と、日本が今後どんな風に持続可能社会に舵を切っていくのか、みなさんのご質問も活発に、ぜひたくさんお話をしていきましょう!
「シェーナウの想い」上映会&エナジーグリーン竹村英明さんのエネルギートーク
日時:9月9日(日)
午前の部:10:00〜11:00(上映)、11:00〜12:00(トーク)※お子様連れ参加可能
午後の部:14:00-15:00(上映)、15:00-16:00(トーク)※お子様連れ参加不可
会場:アートフォーラムあざみ野 2階 セミナールーム2-3
?(東急田園都市線・横浜市営地下鉄線あざみ野駅 徒歩5分)
参加費:予約券800円、当日1000円
定員:各回50名
※できるだけ公共交通機関をご利用ください。駐車場は予約制(有料)です。
※託児あり(1歳半〜未就学)要予約(TEL:045-910-5724)、有料、要事前登録。
利用日の1カ月前から3日前の17時まで受付。
※午前の部はお子様連れでの視聴が可能です。
お問い合わせ:あざみ野ぶんぶんプロジェクト
http://azaminobunbun.blogspot.com/
TEL:080-4625-4338(10:00-18:00)
予約券受付店舗:オーガニックカフェ・ソワ[礎・波]
〒225-0002 横浜市青葉区美しが丘5-1-5-110
第3吉春ビル(たまプラーザ駅徒歩3分)
TEL:045-904-1286
営業時間 10:00〜21:00(日・月は〜20:00) 火曜定休
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