青葉区民まつりの会場は、青葉区役所と、隣接する青葉公会堂・スポーツセンター、そして3カ所ある駐車場にもたくさんのブースが出ていて、区役所一帯がおまつりムード一色になっていました! さすが、毎年4万人以上が訪れる青葉区の一大イベントです。
公会堂の裏手にある第1駐車場には、区内の団体による飲食店ブースが並びます。
ということは、どこかにあるはず…展と思って、あるモノを探したところ、
ありました! ごみと資源物を回収する、エコステーション。
何をどのカゴに入れるのか、丁寧に掲示してあるのでわかりやすいですね。
子どもたちも、もちろん大人も、手元であれこれ分けながらカゴに入れていきます。
こうしたスポットが各所にあり、係員さんもいるので、どこに何を捨てたらよいのか、ちょっと勘違いしても教えてくれます。
そして係員として活躍していた人の中に、なんと区内の大学に通う大学生のボランティアがいました!
昨年から桐蔭横浜大学とカリタス女子大学の学生会やボランティアサークルの皆さんが、区民まつりのお手伝いをされているんです!
「地域に根ざした活動をしていこう」という気持ちは、地元の大学でも広がってきています。
そんな学生さんが手伝っていた場所のひとつに、あるモノを回収するスポットもありました。
ここで回収していたのは、「エコ食器」。
区民まつりの飲食店ブースでは、昨年から「エコ食器」というアイテムが使われています。
イベント会場で、使い捨てでないリユース食器を使う取り組みが増えていますね。「エコ食器」はリユースではないのですが、環境負荷低減を考えたアイテムです。
「エコ食器」には、食べ物を乗せる部分にフィルムが貼ってあります。
使い終わったら回収し、フィルムを剥がして
フィルムと本体を別々に集めます。
フィルムには油などがべっとりついているので、こちらは焼却処分。
本体は、再生原料(ペレット)化して、再び「エコ食器」になります。
リサイクルなので、その過程ではエネルギーが必要になりますが、使い捨てに比べれば捨てる部分はぐんと小さくなります。
大規模なイベントで、人の出入りも多い区民まつり。この「エコ食器」なら、回収できない場合の負担が無いという利点もあって、採用されています。
この「エコ食器」を扱い、回収・リサイクルを行っているのは、「社会福祉法人同愛会リプラス」。障がいを持つ方々の作業援助を行っている団体がこの活動を担っています。
区民まつりは区内の団体がたくさん集まる場所であり、楽しめるイベントです。
そして楽しい会場のために活動している皆さんも、やっぱり笑顔でした!
「エコ食器」の回収所にいた大学生も、「イベントのお手伝いは楽しいです!」と一言。
「青葉区っていいなぁ!!」と誇らしく思える1日でした。
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