新しい年の始まりを迎えるにあたり、みなさんのお宅ではお正月飾りはどんなものを用意されましたか? 旧年中の悪や邪・不浄を祓い清める意味で飾る「しめ飾り」や、新しい一年を見守ってくださる年神様(としがみさま)をお迎えするための目印となる「門松」。最近では昔ながらのものからモダンなものまで、様々な装いのものがあり、お店に並んでいるものを選ぶのも楽しいのですが、せっかくならば子どもと一緒に手づくりしてみたい!と、今回のグリーンピースでのミニ門松づくりに参加を決めました。
愛想のいい柴犬ヒデヨシをはじめ、笑顔の素敵なグリーンピースのみなさんに迎えられ、さっそくミニ門松づくりを開始。材料はほとんどグリーンピースの近所でそろえられたもの。竹は裏山から切り取られ、社員の方たちが一本いっぽん適切な大きさに切って用意してくださいました。
材料を自分で選べるのもたのしい。
娘に一緒にやらせてみるも、この後すぐに離脱。馬のリョウマに夢中で遊ぶ娘をよそに、真剣になってくるのは親ばかり。周りを見渡しても、どこも同じ光景だから面白いものです。
ジャジャーン!できました!シンプルだけど、初めてのわりにはまあまあな出来に大満足!
他の参加者の方たちの作品もズラッと並びました。一つひとつの門松が個性あふれる、素敵な作品に。
お楽しみはまだまだ続きます。グリーンピースの石井俊博社長を筆頭に、社員のみなさん総出でお餅をついてくださいました。もちろん、参加者も時に餅つきを楽しみながら、おいしいお餅ができるのをみんなで見守りました。
つきたてのお餅は、やわらかく、ふわっふわでとろっとろ!!「こんなにおいしいお餅はうまれて初めて!」との感想は、他でもない、私の口から出てきた本音。何度も何度も同じことを口にするほど、そのおいしさに感動しました。
つきたて餅はどれでもおいしい? はい、たしかにそうかもしれません。でもこれまでも何度かつきたてのお餅はいただいてきましたが、この日いただいたお餅は全然違ったのです。聞けば、森ノオトでの紹介記事を見て寺家ふるさと村の大橋二郎さんに連絡し、大橋さんが丹精したもち米を使用されたのだとか。丁寧に育てられたもち米もさることながら、それ以外にも、社員のみなさんの明るさやチームワークが、お餅に伝わっていたのではないかな、と。社員のみなさんの仲の良い様子を、とてもうらやましいなと思ってみていました。
お餅と一緒にいただいた小豆や大根も近くで作られたものだそう。そして、お餅には欠かせない海苔は、森ノオトでもおなじみの被災地支援ボランティアバス「パッションあおばプロジェクト」が12/23の鴨志田カモーンマーケットで販売していた奥松島産の焼き海苔が使われていました(売上げの約30%はパッションあおばの復興支援活動資金に使用されるそうです)。
たらふくお餅をいただき、もう大大大満足! …と思いきや、もう一つ石井社長から子どもたちへのプレゼント企画が。ドラえもんのポケットにボールが入った子には産みたて卵がプレゼントされました。いいなあー。卵かけご飯にしたらさぞやおいしかろう……。
グリーンピースのイベントには毎回参加しているという常連のご家族もいらっしゃいました。この日はほんの数時間の滞在でしたが、その理由が、とてもよくわかった気がします。グリーンピースはとてもあたたかい場所でした。人も、動物も、そして場所そのものが。
会社の理念を「安心な住環境づくり・循環型の発信・地域との絆」とおっしゃる石井社長。この日はまさに地域との絆を参加者のみなさんもそれぞれに感じた一日だったのではないでしょうか。
社長の「またいつでも来てください」とのお言葉がとてもあたたかく、嬉しく、また一つ寺家を訪れるたのしみを見つけた喜びをかみしめながら、グリーンピースを後にしました。
グリーピースでは味噌づくりや夏の工作教室、それから以前森ノオトでもご紹介した、鶏締めなど、年に数回イベントを開催しています。イベントの日も、そうでない日も、是非ご家族でグリーンピースを訪れてみてくださいね。
「出してクダサーイ。ぼくにも餅をクダサーイ」(お餅をいただいている間はゲージに入れられていたヒデヨシ)
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