兄と弟の絵本棚Vol.17 『11ぴきのねことあほうどり』
11ぴきのねこたちが大活躍する楽しい絵本と言えば? ハマったらどっぷりつかる弟くんが、最近欠かさず本棚から引っ張ってきていたのがこの絵本。11ぴきのねこたちのシリーズの1冊、『11ぴきのねことあほうどり』です。

「コロッケコロッケコロッケばっかり」

 

「とりのまるやきがたべたいねぇ?」

 

読む方も、読んでもらう方も、ついついおなかがすいてしまう、食いしん坊のねこたちのお話。

 

いつもは野菜中心メニューの我が家。

 

でも、今月はお肉を、いや、コロッケをいつもよりたくさん食べたような??

 

絵本に出てくる食べ物って、どうしてこうも魅力的なんでしょう!

 

それに、ねこたちはなんて生き生きと毎日を送っているのでしょう。

 

もともとコロッケ好きだった弟くん(とお兄ちゃん!)ですが、この絵本を読むうちに、コロッケが「大」好きに変わってしまいました。

 

気持ちはわかります!

 

11ぴきのねこたちのお話はシリーズ化されていて、他にも何冊も楽しめますよね。親子で読んでいる方も多いのではないでしょうか。我が家にある、『11ぴきのねこ』、『11ぴきのねこどろんこ』、弟くんはどれもお気に入りで、読み始める前には、

 

「これ、これ、これ」

 

と本棚から上手に3冊探して持ってきます。

我が家自慢の本棚。1段目はお兄ちゃんの厚めの本、2段目は弟くんの絵本、3段目は図鑑、とゆるやかに分けています。2段目にはまだまだ弟くんが知らない絵本もたくさんあるよ!

『11ぴきのねことあほうどり』では、ねこたちはコロッケやさんです。

 

ねこたちの作るコロッケやさんは大繁盛。

 

ねこたちはせっせとコロッケを作ります。ところが、少しずつ売れ残るようになってきて、ねこたちもコロッケに飽き飽き。「とりのまるやきがたべたい」とみんなでうっとり。

 

そんなある日、一羽のあほうどりがねこたちのところを訪ねてきます。ねこたちは親切にコロッケをふるまい、兄弟がいるというあほうどりのところまで出張でコロッケを作りに出かけるのですが……?!

 

弟くんは、ねこたちがコロッケを作るページが特にお気に入り。

 

分業してコロッケを作るねこたちを指差して、

 

「兄ちゃんはこっち、お母さんはこっち、お父さんはここ」

と、楽しそうに見ています。

 

まもなく2歳8カ月。台所作業にも興味津々なお年頃。

 

じゃがいもが大好きな弟くんは、じゃがいもを洗って、つぶして、パン粉をつけて……というねこたちのコロッケづくりの作業がおもしろいようです。

 

さて、この絵本の一番の見せ場は、

あほうどりの兄弟が紹介されるシーンでしょう。

 

「1わ、2わ、3わ……」

少しずつ大きいあほうどりくんが登場。

 

ねこたちが待つ部屋に並んで入ってくるあぼうどりを指差して数えていきます。

弟くんも、「1、2、3……」が大好きな2歳さんです。

 

ねこたちの顔いっぱいの表情も、とっても楽しい。

笑い顔、びっくり顔、これも真似してみると楽しいものです。

 

2歳さんの顔真似はたまらなくおもしろかわいいです。

お見せできなくて残念ですが、すご〜〜く盛り上がります!!

 

そして、もう一回!もう一回!

と読んでいくと、次第におなかもすいてきます。

 

そう、きっとコロッケととりのまるやき!が食べたくなる!!

2歳後半ともなると、ことばの発達がまた進んできて、ねこたちのちょっと変わった言い回しもおもしろく感じるようです。

 

以前に紹介した2歳さんにおすすめのシリーズもの『バルボンさんのおでかけ』よりも、最近ではちょっと長いお話が楽しめるようになってきました。

この記事を書いた人
東海林更央莉ライター卒業生
山形出身で、元日本語教師、3児の母。森ノオトでは2011年より兄弟の成長と重ねた絵本の連載を続け、妹が増えた今は女子らしい視点が加わり多くの母親の心をつかんでいる。家族の趣味は旅行、食べ歩き、自然のなかで過ごすこと。編集長の中学校時代の同級生でもある。
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