生の音楽に触れて、楽しい歌に、子どもが楽しめるお話に。
ハッピーマザーミュージックのコンサートは、いつでも子どもたちにとってわくわくドキドキがいっぱい詰まった宝箱のような時間です。
0歳から楽しめる季節ごとのコンサートは、春、夏、秋、そしてクリスマスの時期に合わせて、年に4回開催されています。
どの季節もそれぞれの特徴がありますが、少しずつ寒さが深まっていくクリスマス前に聴くクラシックの音色はまた一味違うように思います。
12月5日、中原市民館(武蔵小杉)で開催されたコンサートのオープニングは、ハンドベルでのジングルベルから。
続いて、クリスマス物語のお話にのせて贈られた曲目は、
『アヴェマリア』
『トロイメライ』
『愛の挨拶』
『ラルゴ』
などなど。
大きな布絵本が登場し、物語は進んでいきます。
天使が登場するシーンでは、ブタくんもお着替えして、天使の格好をしていたよ!
プログラムの曲目を知らないような気がしていても、実際に音楽が始まると、「あ、知っている」「聴いたことがある」と、なじみある音楽が耳に優しく響きます。
遊び歌として賑やかにトナカイさんが登場、曲目は『トナカイがおっこちた』と続きます。トナカイさんたちは、プレゼントも運んできてくれました。
ずっと座って聞いてなくて大丈夫、一緒に歌ったり踊ったりしよう! と声をかけられ、少しずつ体を動かす子どもたちも。
そうそう、コンサートのはじめには、お洋服を一枚今のうちに脱いでおくといいですよ、とも。
(我が家の3歳児も、途中で一枚脱ぎました。)
生の音楽にふれるというのは、子ども、大人それぞれに影響が大きいものです。目の前にある楽器から音が聴こえてくることに新鮮な喜びを感じる子どもたち。3歳3カ月の弟くんは、楽器の音や舞台の照明の変化など、一つひとつに反応しているように見えます。
そして、自宅に帰ってからも、いろいろなことをよく覚えていることに驚かされます。小さい時は、音楽会をきっかけに、すごくよく歩くようになったりと、成長のステップを一つのぼることもたびたびでした。
知っているメロディーが聞こえてきた時は、それはそれはうれしそうに舞台を見つめていました。
会場ではいつも、0歳からの乳幼児さんたち、特に小さい子が耳をすませて集中して聴き入っている姿が印象的なのです。
以前森ノオトで、乳幼児クラスを紹介した時も同じことを感じましたが、それはこのクリスマスコンサートでもそうでした。
乳幼児期を過ぎ、幼児となった子どもたちが好きなのは、楽しいお歌やしかけなど、舞台に動きがある時です(舞台上の愉快なトナカイさん達は、後から会場内にも遊びに来てくれました)。
ハッピーマザーミュージック代表の鈴木美美子さんによると、今回は舞台演出も加わり、新しいバージョンになったクリスマスコンサートだったとか!
舞台に現れたプレゼントの箱は、いくつも積み上げられていてびっくりー! あんなプレゼントの山、一度はもらってみたい……。
音楽を聴いて、子どもには成長・発達の刺激になり、お母さんはリラクゼーションに。
我が子がコンサートを楽しむ傍らで、一番音楽に酔いしれているのは、やっぱり、子育て中のママたち……。
私も、ピアノやバイオリンの音色に、ふっと身体が緩んだような心地になりました。やはり、生で聞くバイオリンやピアノの音色は、格別です。こどもと一緒にコンサートに参加できることと、音楽を聞いたときの感動を子どもと一緒に味わいたくて、この時期が来るとハッピーマザーミュージックのコンサートに通ってしまいます。
森ノオトエリアでは、アートフォーラムあざみ野でも季節ごとに開催されています。
さあ、もうすぐクリスマス!
プレゼントを心待ちにしている子どもたちと過ごす時間。驚き喜ぶ表情を見るのが今から待ち遠しいですね。
子どもも大人も、笑顔になれる素敵な一日を!
NPO法人ハッピーマザーミュージック
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