2013年11月、第7回Vege&Fork Marketの本部が運営するWAKUSEIブースで、たくさんの子どもたち(大人も少々)に描いてもらった野菜の絵。総数80点を超える絵のすべてをぎゅっと凝縮してちりばめた「みんなのやさい手ぬぐい」が出来あがり、2014年5月のイベントで、いよいよ販売されます。
多層循環型・分散型な暮らしをするわたくし梅原は、森ノオトリポーター、キリエ作家以外にも色々な役割を担っています。本来は裏方業務が好きなのですが、エレキ女史として、クリエイティブユニットWAKUSEI/ワクセイとして……と、なんだか最近前へ前へ進出気味。Vege&Forkでも、もともと裏方スタッフ、掃除のおばさん役を引き受けていたのですが、イベントにアートな要素を入れたいねぇというアイディアが膨らんで、ものづくりの企画をデザインすることになりました。
WAKUSEI/ワクセイは女性2名からなるクリエイティブユニット。ひらめきと抜群のセンスを持つ「イヴ0003ゆーき」と、全体を眺めて状況に応じてイメージを練り上げていく「イヴ0097あっこ」の、でこぼこコンビ。次に何が出てくるか分からない、何もしないかもしれない?! 有形・無形アートする活動体/生命様式です。
今回の企画では、Vege&ForkらしさとWAKUSEIらしさのかけ算から、「モノのはじまりに思いを寄せてみよう」をテーマに、参加したみんなに光をあてる、プロセス重視のものづくりをこころがけました。手ぬぐいの製作をお願いしたのはオーガニックコットンブランドのパイオニア! (株)アバンティさん。許可をいただいて、浜松の織物工場と東京のプリント工場の撮影もさせていただいたので、「手ぬぐいになるまで」のレポートと動画もお楽しみいただけます。
とてもシンプルな1枚の布ですが、手から手へ、本当にたくさんの行程を経てつくられていることがわかります。「衣」の文化もまた、農や土と繋がっています。
動画 撮影・編集 Vege&Fork主催 戸田耕一郎
https://www.youtube.com/watch?v=admZLbAwmCs
モノが溢れる時代にわたしたちが敢えて挑んだ「ものづくり」。生産規模がとても小さい分、とびきり上等で特別な手ぬぐいです。みなさんの手に渡り、さらなる何かのはじまりに結びついたらいいなと思います。WAKU×VFMものづくりプロジェクトvol.0「モノのはじまり」からvol.1モノのこうてん――交点・好転」へ。ブースイメージ、ワークショップの内容も進化します。
Vege&Fork Marketは「動物性食品、乳製品、白砂糖、食品添加物を使わない」をコンセプトに、オーガニックと呼べる商品や、限りなく安心・安全をうたえるお店が集まる野外マルシェです。菜食主義を強く主張したり、肉食反対運動を掲げるようなものではなく、あくまで「こんな食のスタイルがあるよ!」「安心安全な食って一体何だろう?」と問いかけるような提案型のイベントとして、年に2回、春と秋に開催してきました。
普段はそれぞれ違う分野で働くスタッフチームは皆、野菜「が」好き! 野菜「も」好き! な人たちで、その時々の状態に応じて楽しく食べるのが一番♪ という考えを持っています。普段オーガニックやベジというキーワードになじみのない人も、選択肢が広がることで新たな変化や気づきがあるかもしれません。「いつもとちょっと違うもの」を体験しに、気軽に遊びにきてください。
第8回 Vege&Fork Market
日時:2014年5月17日(土)18日(日) 10:00-16:00
会場:麻生環境センター
(川崎市麻生区上麻生6-15-1)
小田急線:「柿生駅」徒歩約10分
出展店舗数:全78店舗(一日出展のみの店舗があります)
駐車場:約50台(※混雑しますのでなるべく公共交通機関でお越しください!!)
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