兄と弟の絵本棚 Vol.28『おつかいさえこちゃん』
新鮮な野菜や果物をお買い物する時って、誰にとってもウキウキ楽しい時間ですよね。今月の絵本はそんなお買い物の楽しみがいっぱい詰まった一冊、『おつかいさえこ』ちゃんです。

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秋の大イベント、「あおばを食べる収穫祭」が終わりほっとひと息の森ノオト。

 

皆さんマルシェでのお買い物は楽しみいただけたでしょうか?

 

藤が丘に集ったオシャレで美味しいお店の数々!!

 

この絵本を見ているとまた思い出してしまいました。

 

ある日、さえこちゃんは、大好きなおばあちゃんのおうちにお泊まり。夕飯の買い物におばあちゃんと街に出かけます。丘の上にある素敵なお庭の一軒家に住むおばあちゃんの家から街へ降りていくと、おばあちゃんの馴染みの商店街が並んでいます。

 

おばあちゃんの暮らす素敵な街! 兄弟で絵本を読むことも増えて来ました

 

くだもの屋さん、花屋さん、八百屋さん、お肉屋さん、パン屋さん……さえこちゃんとおばあちゃんは楽しくお買い物を続けますが、ひとつだけ困ったことに、おうちを出る前にメモしたものと、全然違うものを買ってしまいます。ふたりはそのことに気がついていないみたい!?

 

おばあちゃんは、予定と違った買い物を見て、びっくり、でもさすがはおばあちゃん、がっかりなんてしません。買ってきたもので素敵な夕飯が出来上がります。

 

出来上がったおばあちゃんのお料理をみると、同じものを食べたくなってしまう……そんな気持ちはきっとみんな一緒ですね、この絵本のラストにはおばあちゃんのお料理の作り方が書いてあります。

 

「あるものでつくるとしようか」とおばあちゃんのイラストも。やっぱり主婦はあるものからごはんを作りますよね

 

私も、自分のおばあちゃんが作ってくれた美味しい料理には思い出があります。子どもの頃を過ごしたのは山形なので、美味しいお餅や、お雑煮、芋煮などなど……。漬物も大好きだった、なんて嗜好は山形ならではでしょうか。

 

いま自分の子どもが喜ぶおばあちゃんの料理は、自分の親たちが作ってくれたもの。絵本を読んでいると、自分まで子どもの頃に戻ってしまうような気持ちがするので、ちょっと不思議です。

 

さて、おばあちゃんがお買い物をした街は、年をとっていても、ベビーカーでも、すいすい買い物ができそうな素敵なお店がありうらやましくもあります。

 

くだもの、お肉と、一つひとつ商品を扱うお店は最近ではだんだん少なくなってきました。私も小学2年生のお兄ちゃんがまだ幼稚園に行く前は、よく八百屋さんでお買い物をして、お会計の時に野菜を渡す手伝いをしたり、おまけにバナナをいただいたりしたものですが、その八百屋さんは二つとも店をたたんでしまいました。

 

顔が見えるお買い物はやっぱり楽しい! 先日の収穫祭でも、お店の人との触れ合いは、やっぱり食べる喜びの一つのスパイスになっているはず!!

 

これからも地元のお買い物を楽しめる地域であってほしいですね。来年の収穫祭もいまから楽しみになります。

この記事を書いた人
東海林更央莉ライター卒業生
山形出身で、元日本語教師、3児の母。森ノオトでは2011年より兄弟の成長と重ねた絵本の連載を続け、妹が増えた今は女子らしい視点が加わり多くの母親の心をつかんでいる。家族の趣味は旅行、食べ歩き、自然のなかで過ごすこと。編集長の中学校時代の同級生でもある。
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