有隣堂は明治時代に横浜で生まれた老舗書店さん。本社は横浜市中区の伊勢佐木町にあります。大正時代の関東大震災、昭和の横浜大空襲による2度の焼失にもめげずに復活し、現在では、神奈川、東京、千葉へと進出。実はとてもローカルな本屋さんだったんですね。たまプラーザ、長津田、新百合ケ丘、などわたしたちのくらしのそばにも店舗がたくさんあります。
論語の「徳は孤ならず必ず隣有り」。そのままに、徳を求めて人々が行き交う、地域に開かれた憩いの場となっています。
1979年から始まった「親と子の夏休みはかせセミナー」も、今年で36年めを迎える息の長いイベントです。核家族化や共稼ぎの本格化による親子のすれちがいが目立ち始めた時期、「親と子のふれあいの場」をつくるために企画されたそうで、今年は、消しゴムハンコづくり、流木年粘土アート、植物工場の見学、しかけ絵本づくり、マイバッグづくりに、風車づくり、全部で6コースが用意されています。
8月2日の風車講座と、9日のトートバッグづくりはご近所、たまプラーザテラスのゲートプラザ1Fポケットコート(無印良品の前あたり、エスカレーター前のちょっとした広場)でおこなわれますよ。
昨年、あおば放課後芸術大学との共催で初めておこなった風車講座では、とにかく時間内に無事終了させなくてはとか、講座を開くことに精一杯な感じがありましたが、参加した子どもたちはそれぞれ思い思いのカラフルな風車を完成させてくれました。
今年はちょっと進化して、風車をそのまま持ち帰れるように、ワイヤーを使ってカゴも編みます。これで、出来上がったばかりのmy風車をカバンのようにして持ち帰れるだけでなく、軒先にかけておいたり、野外に遊びに行くときに一緒に持って行ったり楽しみが広がります。
当日は空のペットボトルを持ってきてもらいますが、私が試作でつくったものは、土台部分のペットボトルに、未開封のミネラルウォーターを使用しているので、緊急時、災害時のほのかな灯りと水の確保もできる、防災グッズにも変身します。
昨年参加してくれた、森ノオトの東海林更央莉さん(かおりん)ファミリーは、作ったその日に河原に遊びに行ったところ、ちょうど風がふいてきて、光るライトが美しかったと報告してくれました。ちなみに、かおりんちゃんといえば、絵本。はかせセミナーは本屋さんの企画なので、わたしも会場で風車の絵本のご紹介もしたいなと、これを書きながら思いつきました!
風車や風車を作った人を調べたりすると、工作と自由研究両方ができてしまうので、夏休みの宿題に悩んでいる人にもオススメです。
当日は、たくさんの未来の「エレキはかせ」に、出会えることを楽しみにしています!
回ると光る!持ち運びできる小さなマイ風車をつくろう
日時:2015年8月2日(日)13:00-15:00
場所:たまプラーザテラス ゲートプラザ1Fポケットコート
定員:20名・小学生から
参加費:保護者の方1名+お子さま1名で1,000円(キット1セットつき)
持ち物:筆記用具、空の500mlペットボトル2本(洗って乾かしたもの)
風車講座の詳細
http://www.yurindo.co.jp/tamaplaza/2712
有隣堂はかせセミナー
生活マガジン
「森ノオト」
月額500円の寄付で、
あなたのローカルライフが豊かになる
森のなかま募集中!