離乳食にもおすすめ。手づくり蒸しパンが便利!
我が家の娘が1歳になるころから、つくり続けているのが蒸しパン。すぐつくれちゃう手軽さと、手づくりならではの安心感にはまってしまいました。子どもの朝食や、おやつにおすすめです。

子どもが産まれたら手づくりのおやつを食べさせたいと思っていた私。でも、いざ子どもができるとそんな余裕も無く、毎日があっという間! 食事の用意だけで手一杯でした。一生懸命つくっても、食べてくれなかったりして、がっかりすることもしばしば。

 

そんな娘でも必ず食べてくれるものがありました。それはパン。パンは大好きでいつも食べてくれるのです。娘は卵アレルギーがあるため、食べられるパンが限られており、バリエーションを増やそうと思い調べていたら、卵なしでも蒸しパンがつくれることを知りました。さっそく試してみたら、あらとっても簡単。そして、卵なしでも充分美味しい。ぱくぱく食べる娘の顔を見ていると、とても嬉しくて、毎日のようにつくっていました。

 

蒸しパンは今では定番のおやつ。準備を始めるとわかるようで、「パン!」と言いながら催促してきます。蒸したてを「あちっ」といいながらフーフーしている姿にほっこりします。何度もつくるうちに定番化した、我が家の蒸しパンレシピを公開します!

 

[基本の蒸しパンの作り方]

小麦粉  100g

ベーキングパウダー(アルミニウムフリー)  小さじ1

バナナ  1本

豆乳もしくは牛乳 60-70ml

(1) バナナをスプーンで潰す。

(2) 小麦粉、ベーキングパウダーを計量し、混ぜ合わせる。

甘みはバナナの他に、お砂糖や甘酒、メープルシロップなどご自宅にあるもので。我が家はバナナが無い時はメープルシロップ大さじ1を代わりに入れることが多いです。甘さはお好みで加減してください。この日は小麦粉80gに減らして、全粒粉20gを加えました

(3) 豆乳を入れて全体を混ぜ合わせる。

慣れてくると水分は軽量しなくても作れるようになりました。もったり感を覚えてしまえば、アレンジするとき便利です

(4) シリコンカップに盛る。

(5) 蒸し器で10分蒸す。

できたて熱々。すぐに手が伸びてくる

蒸しパンはアレンジ自在。お野菜を食べてくれない時にはほうれん草や小松菜、にんじんを入れることもあります。他にもさつまいもやレーズンもおすすめ。

にんじん入り蒸しパン。にんじん適量をすりおろして加えます。すりおろしにんじんは水分を含んでいるので、豆乳の量を減らします

小松菜入りの蒸しパンを作る時は、茹でた小松菜の葉の部分と豆乳をミキサーやブレンダーにかけてジュースにしてから加えます。

小松菜をブレンダーにかけたところ

小松菜の風味が強いと娘は食べてくれないので、甘さを強くしています。分量はいつも適当なのですが、だいたいこんな感じです。

 

[小松菜入り蒸しパン]

小麦粉  100g

ベーキングパウダー(アルミニウムフリー)  小さじ1

茹でた小松菜  35g

豆乳  50g

メープルシロップ 大さじ1+1/2

「わあ!」と声をあげる娘。パンをつくるよと言ったら、静かに待っていてくれました

お野菜やヨーグルトなど、水分を含む食材を加える時は、豆乳の量を加減するのがポイントです。水分量が多くても美味しい蒸しパンになりますが、表面がパクッと割れた状態にするには、少しタネが硬いくらいの水分量がベストです。

 

また、全粒粉やきな粉など粉物を加える時は、小麦粉を減らしてください。きな粉20g、小麦粉80gにした、きな粉たっぷりの蒸しパンはタンパク質もとれて、離乳食後期の食事用に便利でよく作っていました。

 

たくさん作って冷凍しておくこともできます。食べる前に蒸し直せば、ふわふわになりますよ。

 

お出かけの日には朝一番で蒸篭で蒸しパンを作ります。一緒にサツマイモなどのお野菜も蒸して、おやつの準備のできあがり。忙しい朝でも一度に蒸せるから、我が家では蒸篭(せいろ)が毎日大活躍です。蒸篭や蒸し器が無ければ、フライパンでもつくることができます。シリコンカップを並べたフライパンにうすくお湯をはってフタをして蒸してください。

 

我が家は蒸しパンをつくるようになり、市販のおやつを買う回数がぐっと減りました。普段お菓子をつくらない私でも簡単にできたので、小さなお子様がいらっしゃる方はぜひ試してみてください。

Information

 

 

Avatar photo
この記事を書いた人
野口幸子ライター卒業生
インテリアの仕事を経て、暮らしの道具へのこだわりから、石けんづくりに興味を持ち、自宅で石けん教室「tonerico-ha」を開催。インテリア、雑貨、ラッピングが得意で、森ノオトではイベント出店時のディスプレイを手がけることも。笑顔がキュートで、親子でモデルを担当することも。
未来をはぐくむ人の
生活マガジン
「森ノオト」

月額500円の寄付で、
あなたのローカルライフが豊かになる

森のなかま募集中!

寄付についてもっと知る

カテゴリー

森ノオトのつくり方

森ノオトは寄付で運営する
メディアを目指しています。
発信を続けていくために、
応援よろしくお願いします。

もっと詳しく