
この春、次男はとうとう年長さんになります。森ノオトで絵本を紹介しはじめたころは、2歳前。子どもの成長って早いですね。こちらは歳をとるわけです……。
さてさて、寒暖の差の激しい冬はいつの間にか越えて、桜が満開の春。あっという間に春を迎えた気がして、本棚に取り残されていた冬の絵本を数冊、慌てて片付けました。

雪、冬、てぶくろ、などの冬の絵本はしばらく本棚から取りのぞき、お休みです
今月の絵本の主人公は、新入生のくまちゃん。
くんちゃんは、おとうさんおかあさんと暮らすくまの男の子。この春から学校に通います。ウキウキと森の中を通学してきたくんちゃん。ちょっぴり自慢げなのがかわいらしい。
通り道通り道、くんちゃんは得意げに登校しますが、いざ学校に着いて、計算、読み書きをする上級生の姿を見て、すっかり小さくなってしまう……。そして、自分の番になったら、つい教室から逃げ出してしまいます!
(くんちゃんの気持ちはよくわかります)
でも、そんなくんちゃんをよそに、先生は自分の名前で始まることばをみんなに考えさせます。その様子を見ていたくんちゃんは、ぼくも知ってる! と、気が付きます。すぐに教室に戻り今度は張り切って課題をこなします。

くんちゃんの教室。新しい部屋、仲間、先生。どれも春ならではの新しい出会い
我が家でも、ひらがなを覚えてからはお手紙ブームがあり、ひらがなをすっかりマスターしてからは、男の子ならではでしょうか、漢字ブームもありました。(当時はまだ年中さんでしたけど……)。地図を作り、漢字を使い……書くことにもずいぶん興味を持った一年でした。
新しい1年がもう始まります。
今年も、大人も子どもも、いろいろなことに出会ったり、興味を持ったり、いまから楽しみです!

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