手作り派をサポートします!3/3通園・通学グッズをつくる会
もうすぐ入園や入学のシーズン。お子さんの入園や入学前に、さまざまな布アイテムをそろえる時期ですね。オーダーメイドのサービスもあるけれど、「好きなデザインで作りたい!」「裁縫は苦手だけど、なんとか手作りしたい! 」そんな思いを森ノオトがサポートします。3月3日(金)に、入園・入学グッズをつくるミシンの会を開きます。ミシンの後はお茶を囲みわいわいお話しましょう。

コップ袋にパジャマ袋、着替え入れ、毛布カバーに敷布団カバー……昨年、私が長男の保育園入園にあたり、手作りしたアイテムです。子どもの園生活にともなうアイテムを手作りするのは、とてもうれしいことではありますが、分からないことを聞けたり、ちょっとしたコツを教わったりしながら作れたら、もっと楽しく、仕上がりも美しいだろうな……。

 

そんなことを思っていたところ、森ノオトリポーターでもあり、中区で「まま力の会」という母親たちによるコミュニティを立ち上げている船本由佳さんが、「入園グッズを作る会」を開いていました。

昨年まま力の会が開いたワークショップは計4日間、20組が参加した。このうれしそうな表情!

参加者は中区近辺だけでなく、森ノオトの拠点、青葉区や東京の世田谷区からも。森ノオトに掲載されたレポートを読んでいると、子どものための入園グッズを完成させたお母さんたちの、充実感が伝わってきました。こんな取り組みを、森ノオトでもできたらいいなぁという思いを温めていました。

 

今回、森ノオトが開くミシンの会の会場は、青葉区鴨志田町の森ノオウチです。昨秋ミシンの工房がオープンし、直線縫いミシンのほか、ロックミシンも備えています。

 

アドバイザーとして、服飾デザイナーの渡邊裕未さんと、森ノファクトリーのリーダー、三ツ橋樹里子さんが来てくれます。

 

渡邊さんは保育園に通う女の子、三ツ橋さんは小学生から3歳までの3人の子のお母さんです。入園、入学グッズづくりの経験が豊富で、入園や入学にともなう子育てのお話もぜひしてみてください。

 

渡邊さんは、ものづくりにまつわる知識が豊富でセンスも抜群。講師を務めたぬか袋カイロづくりのワークショップも大好評だった

園や学校によっては、そろえるアイテムの数が多かったり、複雑だったりと、日ごろ裁縫をしない人にとっては負担が大きいかもしれませんね。本やインターネットで作り方は紹介されていても、実際に布を広げてみると、なかなか思い通りにはいかないことも。教わりながら作ることで、裁縫の苦手意識を克服したり、ものづくりの楽しさを感じるきっかけになればうれしいです。

 

三ツ橋さんは高校時代に縫製工場で働いていたという経歴の持ち主。とにかく裁縫好きで、明るく柔らかな人柄に森ノオト内でも隠れファンが多い。ハタキづくりのワークショップは子どもたちに囲まれた

 

参加者には、渡邊さん特製のネームタグをお土産にご用意

森ノオトの「森ノファクトリー」では、いらなくなった布を新しいものにつくり替え、地域で布を循環させるプロジェクトに取り組んでいます。古布の提供を森ノオトの記事やイベントを通して呼びかけ、さまざまな布が寄せられるようになってきました。

 

そうした布を活用し、入園・入学グッズの商品づくりも進めています。購入派の方は、2月20日(月)に青葉台フォーラムで開かれる子ども服フリマ「リユースサロン」に出品しますので、遊びにいらしてください。ランチョンマットや巾着、エプロン、カトラリー袋などを用意してお待ちしています! また、使わなくなった布の寄付も受け付けていますので、自宅に眠る布がある方は、会場にお持ちいただくか、ご連絡をお待ちしています。布たちも新生活に送り出しましょう。

 

ハギレや提供された布は、子どもたちに使ってほしいアイテムに生まれ変わります

Information

「通園・通学グッズをつくるミシンの会」

日時:日時:2017年3月3日(金)10:00-13:00

会場:森ノオウチ

横浜市青葉区鴨志田町818-3

*東急田園都市線青葉台駅よりバス「鴨志田団地」「寺家町循環」行き、「鴨志田町」下車徒歩3分

参加費:2,500円(お茶付き、森のなかま会員は200円引き)

定員:6人

*お子さん連れ可

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この記事を書いた人
梶田亜由美ライター
2016年から森ノオト事務局に加わり、AppliQuéの立ち上げに携わる。産休、育休を経て復帰し、森ノオトやAppliQuéの広報、編集業務を担当。富山出身の元新聞記者。素朴な自然と本のある場所が好き。一男一女の母。
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