





青葉台駅からバスで15分ほど。鴨志田団地のバス停を降りると、坂の下に寺家ふるさと村の田園風景が目に入ってきます。歩みを進めていくと見えてくるのは、里山の風景にとけこんだ小さな建物。近づくにつれて、コーヒー好きにはたまらない香りが漂ってきます。

田園風景にとけこんでいるのに存在感があり、遠くからでも目を引く。あの建物は何だろうと、好奇心をそそられながら近づいていくと、コーヒーの香りに誘われる
「BlueDoor Coffee」(ブルードアコーヒー)は現在の店主、染谷裕太さんが、お父様の焙煎工場を改装してオープンしたお店です。先代は8年前に寺家の地に工場を移しました。焙煎に適した環境であることからこの場所を選んだそうです。

コーヒー豆のとなりにある焙煎機は銀座の老舗で修行していた先代が大切にしてきたもの。店の中には大きな焙煎機もあり、午前中はいつも稼働している
サラリーマンとして働きながらも、いつかこの店を継ぐだろうと違和感なく考えていた染谷さんが、先代から工場を引き継いだのは3年前のこと。
寺家ふるさと村の美しい風景に恵まれたこの環境で、気軽に立ち寄ってコーヒーを楽しんでもらいたいと考えた染谷さんは、工場を改装して現在の形にしました。改造を手掛けたのはDIYを手掛ける夫婦ユニットZUBOさん。店内には以前にはなかった4席のカウンター席、外にはテラス席を作りました。

BlueDoor Coffeeのシンボル。お店を作るときに、扉を青くしたいというイメージあったそうで、それが店名にもなりました

森ノオトで以前取材した、セルフリノベーションの設計を得意とするZUBOさんと染谷さんとスタッフの3人で手掛けた内装。きちんとした設計図があったわけではなく、手探りで作っていったのだとか! どこを見てもお洒落!
コーヒー豆は20種類以上あり、「田園」「里山」は先代から引き継がれた寺家ふるさと村にちなんだオリジナルブレンドです。季節ごとのブレンドもあり、今は「SPRING BLEND」という名前のお豆がありました。

コーヒーが映えるように白を基調としたという店内。青い扉を開けると、陳列されたコーヒー豆たちが黒々と光、目を奪われます
コーヒー通な方はもちろん、好きなお豆を選んでオーダー。でも、コーヒーに詳しくなくても、会話を楽しみながら好みに合った種類の豆を選んで淹れてもらえるので安心です。

コーヒー豆の知識の全くない私に、苦味は少ない方がよいですか? コクは? 酸味は? と丁寧に好みを聞いてくれる染谷さん。お豆の説明の話もとても興味深い。産地によってお豆の大きさが違うことも驚き

お湯を注がれてぷっくりと膨らむ粉。ふわっと広がる香り。一杯ずつ丁寧に淹れるからこそ見られる光景。コーヒーを楽しむ時間はすでに始まっている
お客様と話す時間が楽しいという染谷さん。「気軽に来て、気軽に話して、コーヒーを楽しんでいってもらいたいです。ライフスタイルの一部として、ふらっと寄ってもらえる場所になれたら嬉しいですね」と話してくれました。会話をすることでコーヒーに興味を持ってもらえることも、とても嬉しいそうです。

店の前で談笑しながらコーヒーを楽しむ方たち。とても良い表情をされていて思わずこちらも笑顔に!

店主の誠実なお人柄もお店の魅力のひとつ。素敵なメガネはたまプラーザのLocalで手に入れたものだとか。実はLocalで出されているコーヒーはBlueDoor Coffeeのお豆なのです!!
取材後、念願かなってテラス席で珈琲をいただきました。道路沿いなのに、予想以上に静か。風を感じながら飲むコーヒーがこれほど美味しいとは! まさに五感でコーヒーを楽しめます。散歩の途中にこんな幸せな場所があったら、立ち寄らずにはいらずにいられないと思いました。

取材後にいただいた一杯。すっかりくつろいでいます。素敵な店のロゴに見入っているところ
ふと一息つきたくなって、コーヒーを楽しみたいなと思ったら、寺家ふるさと村にある青いドアのお店にふらっと訪れてみませんか。
コーヒーの香りと共に、ここにしかない贅沢なひとときを味わえると思います。
**とっておきの珈琲のお店とおやつ特集の記事一覧はこちら**

BlueDOOR Coffee(ブルードアコーヒー)
227-0031 神奈川県横浜市青葉区寺家360
営業日: 不定休(基本は毎日営業)
営業時間:9:00-19:00
TEL:045-961-2410

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