私の住む横浜市青葉区は、『なるほどあおば2017データで見る青葉区』(青葉区役所総務課発行)によると、平成28年度の出生児数は2,464人。これは横浜市18区中、港北区、鶴見区についで3番目に多い数字です。15歳未満の年少人口も2番目に多く、青葉区は子育て世代が多く住んでいる区と言えます。
では青葉区にお住まいの皆さん、あなたのまちは「子育てしやすいまち」だと感じていますか?
親子で遊べる広場が数多くある、緑豊かな公園が充実している、産前産後のサポート制度がある、育児相談できる場所が近所にある、保育園に入園しやすい……。いかがでしょうか?
私は今、青葉区で2人の乳幼児の子育て真っ只中。下の子が上の子と同じ保育園に入園するまでの1年弱、横浜市の乳幼児一時預かり施設を利用しながら働いてきました。ベテランの保育士さんたちによる家庭的な保育は、娘もすぐに馴染むことができ、保育士さんから「お母さん頑張ってるね」と声をかけてもらうなど、私も心がホッとする場所でもありました。また利用こそあまりしていないものの、森ノオトの仕事を通して、子育て支援施設を訪問する機会も多くあり、青葉区の子育て支援者の熱い想いにふれ、このまちの子育て環境の手厚さや人材の豊かさを感じてきました。
でも、周囲のママ友にそんな話をすると「子育て支援サービスって何しているの?」「都内のママ友と話したら、子育て支援が充実していて羨ましかった」といった声も多く聞かれ、同じ子育て当事者でも知っている情報の差に愕然としました。
青葉区の子育て資源をもっと多くの子育て世代に届けるにはどうしたらいいのか。行政の提供している情報をきちんと届けるにはどんな方法がいいのか。そして、市民目線の「子育て環境がもっとこうなったらいいな」を行政に届けたい。そんな想いを実現する企画が始まります。
森ノオトでは2017年度から、青葉区こども家庭支援課と協働で、子育て支援事業に取り組んできました。昨年度に続いて今年度も開催した「Welcomeあおば子育てツアー」では、まち歩きをしながら子育て支援スポットや子連れに優しいお店をみんなで巡りました。青葉区で子育てを始めた方や転入してきたばかりの親子の地域デビューを応援する企画です。
今年度はさらに、新たな子育て支援事業に取り組みます。青葉区で子育て中の全ての方を対象に、子育て資源の情報をシェアしながら、「もっとこうなったらいいな」という想いを、ワークショップを通じて語り合う「あおば子育て編集会議」を開催します。
当日は参加者の自己紹介からスタートして、ワークシートを使いながら、みなさんと情報を共有していきます。難しい課題や事前準備などはありませんので、同じ子育て世代と交流したい、という気軽な気持ちでご参加いただけます。お子様連れの方も、スタッフがサポートするので、ご安心くださいね。
「この施設で出会ったママ友がいたから子育てが楽しくなった!」
「一人目の時には子育て情報が全くなくて困った。青葉区で利用できるサポートサービスをもっと周知してほしい」
「私の産前産後の経験が、次の世代のママさんの参考になれば」
あなたが青葉区で子育てをしながら感じた、このまちの魅力や課題を聞かせてください。ここで集まった子育て世代の生の声は、2019年度から配布される青葉区の子育て支援冊子に反映していきます。また本イベントの様子も、子育て支援冊子に掲載される予定です。
あなたの声は、子育てしやすいまちづくりへの投資。私たちと一緒に、このまちの子育てについて語りあってみませんか?
<こんな方のご参加をお待ちしています!>
・青葉区の子育て情報をもっと知りたい
・青葉区の使ってよかった子育て資源の情報を提供したい
・地域の子育て仲間を作りたい
・子育て支援ブックの制作に関心がある
・幼稚園・保育園情報をシェアしたい
・育休中に地域活動に参加したい
・自分の子育てはひと段落したが、現在子育て中の方の何かサポートをしたい
あおば子育て編集会議
<青葉台>
・2018年6月27日(水) 10:00〜12:00
会場:地域子育て支援拠点ラフール(横浜市青葉区青葉台1-4 6F)
東急田園都市線・青葉台駅より徒歩3分
<市が尾>
・2018年7月9日(月) 10:00〜12:00
会場:地域子育て支援拠点ラフールサテライト(横浜市青葉区市ヶ尾町1152-25)
東急田園都市線・市が尾駅より徒歩7分
<たまプラーザ>
・2018年8月6日(月) 10:00〜12:00
会場:WISE Living Lab さんかくBASE(横浜市青葉区美しが丘2-23-1,3)
東急田園都市線・たまプラーザ駅より徒歩7分
申し込み方法:
参加希望回、氏名・生年月日(親子ともに)、住所、電話番号、E-mailアドレス、参加動機を明記の上、 event@morinooto.jp までお申し込みください。
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