先月送った冒頭文はこんな感じ。
\ メールマガジンリニューアル!第一号 /
毎月の最終日の夜にお送りしている
森のなかま限定メルマガ2020年10月号(累計63号)。
今月から、森ノオトの事業の裏ばなしを中心に、事務局メンバーの北原、梶田、宇都宮、齋藤、梅原の5人が、それぞれの立場からつぶやきます。
コツコツ!ローカルメディアvol.1 by 北原まどか
森ノオトでは今、SNSの研修を受けていて、AppliQuéを事例にInstagramでの発信力強化をしています。私たちの目指す社会を実現していくために情報の受け取り手の裾野を広げていきたいと、フォロワー増とリーチ増を狙っています。AppliQuéについては由美子さんを中心にペルソナインタビュー、顧客の旅、ハッシュタグ抽出など着実に実践中。私も研修で受けたことを元に、森ノオトのFB投稿のリーチ増の方法を試しています……(後略)
と、こんな風に、メルマガトップを飾るのは、理事長兼編集長のまどかさん。編集者歴20年いや40年? ここ2、3年で、青葉区以外の地域でのライター育成や情報発信に関わる講座を多数開催してきた経験を生かし、「講座で伝えるノウハウをチラ見せするコラム」となっています。講座を実際に受けた方や、発信力をアップしたいという向上心ある方には、すぐに実践で役立つような内容です。
※ちなみに、メルマガはこの記事と違いテキストのみです。
次に続くのは、今年から編集部デスクを務めるあゆみちゃん。新聞社で鍛えられた記者経験があるだけに、ライターとして書く記事も事務局の仕事にも安定感のあるあゆみちゃんですが、森ノオトの編集方針や事業の進め方は大きな企業とはだいぶ勝手が違います。自身や、ライターの出産や子育てに伴う不安や戸惑いも重なる中で、「自分たちのことば」を大事にしようという軸を立て、校正や編集業務に真摯に取り組んでいます。
『森ノオト』のレシピvol.1 by 梶田亜由美
春から編集部は新ライターさんを迎え、わたしが新米デスクとなってまどか編集長とともにメディアを運営しています。メルマガでは、『森ノオト』を読む楽しさが少しでもふくらんだらいいなと、記事の舞台裏をお伝えします。さて、コロナ禍のこの春、編集部はライターと編集方針をつくっていました。え?創刊10周年というのに今さら? いえいえ、かねてから、編集権の独立を軸としたメディアの指針はあります。ライターの層が年々広がるなか、取材や記事を書くときに、また自分が校正する際に、よりどころとなるものの必要性を感じていたのです……(後略)
お次は、青葉区のこども家庭支援課と進めている子育て支援事業を担当してきた、なみちゃん。ワークショップデザイナーや場づくりの講座を受け、自身も子どものための居場所を作りたいと考えている、なみちゃんの目からみえる景色はどんなものでしょうか? Welcomeあおば子育てツアーへの参加で初めてベビーカーで外へ出たという人もいるような、孤独で不安いっぱいの新米ママたちを引き受け、困難な状況を、責任感と明るいユーモアで突破していく、その心境はいかに? 「子育て」と「なみこ」をかけた、なみ「子」ラムです。
なみ「子」ラムvol.1 「子育てツアーの裏で」 by 宇都宮南海子
森ノオトが子育て支援事業を始めるきっかけとなった「Welcomeあおば子育てツアー」も今年で4年目の開催。毎年春と秋に行なっていたのですが、今年はコロナの影響もあって10月に全6回開催という強行スケジュールでした。このツアー、結構体力がいるのです。当日だけじゃなく、企画・広報・訪問する施設への協力依頼や下見など、細かい準備を6エリアそれぞれに行うので、事前準備にもまちを歩きまくります。毎年、ツアーが終わると体調が悪くなる私、わかりやすい。どうか私の体力よ持ってくれ…、天気よ持ってくれ…と毎晩祈りながら寝ていたのですが(寝れない)……(後略)
4番手はAppliQué事業を担当する、ゆみこさん。森ノオト事務局スタッフは、一見みんなのんびりふんわり穏やかそうに見えて、実は必殺仕事人です。日々ものすごい量の情報をやりとりし、編集し続けています。ゆみこさんはウェブ記事の公開作業から、森ノオトのイベントの受付全般を引き受けながら、AppliQuéというメディアと並ぶ大きな柱となる事業を担当しています。いい感じにとぼけつつも、来る球をかなり確実に打ち返す高い能力の持ち主。昨年から今年にかけて、事業内容や方針を大きく転換し、月1のめぐる布市がはじまり、新たな局面を迎えている中、ゆみこさんの本音が垣間見られるコラムです。
めくるめく工房だより vol.1 by 齋藤由美子
「めぐる布市」は7日間限定の手芸屋さんですが、それ以外の日がお休みなわけではなく。開催日以外にうっかり立ち寄った人は、「ここからあの状態にするんですねー!ほおぉー!」とほぼ全員が同じような感嘆の声をあげます。そうなんです。ある意味毎日大掃除。以前はワークショップに使っていたミシン部屋も今日々届く布や手芸用品が所狭しとおかれ、ミシンを踏む場がない!なので、スタッフは工房にミシンがたくさんあるのに、家でミシン作業をしています。今一番の望みはミシン部屋の復活! しかし、この大掃除、楽しいんです。……(後略)
そして、最後はわたくし事務局長梅原による、事業や組織づくりの葛藤やら悩みを吐露していくコラムです。なぜ森ノオトに?という一風変わったお問い合わせへの対応話や、担当事業の話などももりこみながら、「地域で女性が主体となってはたらく場をつくる」ことのリアルをお届けしていきます。
じむきょくちょ〜のおしごとvol.1 by 梅原昭子
NPOの、森ノオトの事務局長ってなんだろう? 2015年に事務局長となってからずっと問い続け、今もまだ、渦中にいます。事務局長とは、いわば中間管理職です。創業者の考えを咀嚼して、関わるメンバーに気持ちよく働いてもらう。組織のバックボーンを支える裏方で、資金調達をしたり事業計画をたてつつ、お金にならない「管理」という仕事をする人。とはいえ、実際には、正直やりきれていない感が満載です。また、管理すること、されることへの本質的な反発もあります。よく代表の「右腕」と言いますが、私は腕じゃなくてひとりの人間だし、と思っているので、その表現の仕方には最初から賛成していません……( 後略)
以上、こんな感じで毎月末にサポーター限定のメルマガを配信しています。
ウェブマガジン『森ノオト』は創刊から今日11月20日でちょうど11年。2020年11月現在、法人として、事務局スタッフ6名(上の5名に加え、本業の合間をぬって関わる理事の島原愛子さん)と、3名のAppliQuéスタッフ、その他デザインや経理など業務委託で関わるメンバーがいる組織へと成長しました。森ノオトの編集部には、事務局スタッフを含む登録数40名ほどの森ノオトのライターがいます。とはいえスタッフのお給料は、その仕事量の割に、一般企業と比べるとまだまだはるかに少ないのが現状です。
森ノオトのサポーター(正会員や、月500円からのマンスリーサポーター)に興味を持たれた方は、ぜひお問い合わせください。サポーターからの寄付の割合が増えると、スタッフが適正な労働対価をえられて、且つ、森ノオトらしさを生かした自主事業を展開していく助けになります。12月は寄付月間ということもあり、これからの10年を見据えてサポーターを増やしたい! これまでは、メディアを寄付で支えるとうたっていましたが、森ノオトの活動全体への寄付を集めています。地域や年齢、性別を超えて、幅広い方々からご支援いただけると嬉しいです。
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