いつものめぐる布市は、青葉区鴨志田町の小さな拠点「森ノハナレ」を会場に、時間と人数を制限し、少人数で開催しています。
それは、自宅にお客様をお招きするような感覚。
布市の雰囲気をなるべくそのままに、いつもは来られない方にも布市を知ってほしい、いつも来てくださる常連の方はお祭り気分で一緒に楽しみたい、そんな思いを込めて企画しました。
めぐる布市は、「捨てるとつくるを楽しくつなぐ」場です。
いつか使おうと大切にしまいこんだまま使いそびれた布や手芸用品を、次に生かしてくれる人につなぐ場所。布や手芸用品が単に安く購入できるだけでなく、つくるアイデアやつくる人同士がつながる場でもあります。
今回会場に利用させていただくのは、横浜の都心臨海部にある「象の鼻テラス」という、2009年に横浜市開港150周年事業として開館した、文化観光交流拠点です。海のすぐ近く、目の前が公園という立地は、開放的でとても気持ちの良い場所です。
「異文化と日本文化がこの土地えで出会ってきたように、様々な人や文化が出会い、つながり、新たな文化を生む場所」というコンセプトが、めぐる布市にぴったりです。ぜひこの場所でやらせていただきたいと、お願いしたところ、ご協力いただけることになりました。
布市を当初から知るみなさんは、「え?あの象の鼻で?」「布市も成長したね!」と目を細めます。
緑の多いのんびりした雰囲気の森ノハナレから、一気に海沿いの港へ。
7月の布市が終わり、準備に本腰を入れ始めたら、やっとこの大荷物を運ぶということが現実味を帯びてきて、ちょっと青ざめつつ……。
でも、楽しみの方が上回り、今はワクワクしながら準備を進めているところです。
いつもめぐる布市のメインビジュアルとして、素敵なイラストを担当していただいているほりゆりこさんに、今回は港の雰囲気をイメージして描いていただきました。
そして、会場全体は、このイラストの雰囲気を生かし、青と白のゾーンに分けます。
青は、布市ゾーン、白はコラボ作家さんと2つの空間に分けています。会場の装飾は、普段空間プロデュースを手掛けるちくばきみえさんにお願いをしました。
布の蘇る姿を会場に入ってすぐ体感してもらえるようにいう想いを込めて空間を作る予定です。
※こちら、みなさんに紙袋を寄付していただき、めぐる布市のロゴシールを作成して準備を進めてきましたが、紙という性質上アルコール消毒をすることができないため、今回は中止します。
会場内でご使用いただく買い物カゴは、感染対策を最優先とするため、アルコール消毒ができるタイプのものを利用し、使用前後は必ずアルコール消毒をするよう徹底します。
紙袋回収にご協力いただいたみなさま、大変申し訳ありません。ご了承ください。
めぐる布市で人気の詰め放題コーナーも健在です。
作家さんやブランドが出店するコラボゾーンでは、それぞれ販売のほか、ワークショップも。
商品製作の過程ででた廃棄布や端革などを使い、小さな子から大人まで、楽しくモノづくりを体験できます。
【ワークショップ&販売】
まるなのこけし(11日のみ)
布市でも以前コラボさせていただいた茅ヶ崎のまるなのこけしさん。
小さなこけしにその季節、その場所らしさをセンスよく取り入れ、唯一無二のこけしを生み出しています。布市のハギレを使いお花を抱えたこけしは大人気でした今回は、お好きな顔を選んでその場でぽんと体に?乗っけるワークショップをしていただけることに!自分だけのこけしちゃんを選んで乗っけてくださいね。
undöse(12日のみ)
革を使いバッグや小物などの作品をつくる双子姉妹ユニットのundöse(ウントエーゼ)。
革の持つ風合いや個性をそのまま活かした作品は全て一点ものです。ほぼ日では抽選販売をするほど人気。商品販売のほか、今回は製作過程で出る端革を使いブローチやキーホルダーをつくるワークショップを開催。
https://morinooto.jp/2016/05/05/undoes/
itononiwa(12日のみ)
ハーブや石鹸などを取り入れて楽しみながらプラスチックフリーな暮らしを提案するitononiwaさん。今回はその場でつくるミツロウラップスタンドをオープンします。布市でお好みの布を選んでつくってみてくださいね。すでに出来上がっている商品の販売もあります。
https://morinooto.jp/2017/07/03/itononiwa/
AppliQué
オリジナルぬいぐるみづくりのワークショップを開催予定。シルエットだけのぬいぐるみとボタンやリボン、羊毛など様々な端材を用意したワークショップブースです。自分の好きなようにカスタマイズして、オリジナルぬいぐるみをつくってくださいね。
【委託販売】
May Me
「シンプルで少し可愛らしく、長く愛用できるお気に入りの1着」
をコンセプトに製作する洋服作家の伊藤みちよさん。7月のめぐる布市コラボでは洋服づくりで出るリネンやコットンのハギレ、みちよさんおすすめ裁縫道具が大人気でした!今回も、大小様々なハギレやお洋服などをお持ちいただきます。
https://morinooto.jp/2021/07/07/itomichiyo/
sometae
オリジナルのデザインで型をつくり、染色、仕上げまで一枚一枚手作業で製作する手ぬぐい作家sometaeさん。ユーモアのあるデザイン、柔らかな色合いが人気です。今回は、手ぬぐいのほか、AppliQuéとのコラボで、製作の過程ででるアウトレットの手ぬぐいを使いマスクや巾着も販売します。お楽しみに!
https://morinooto.jp/2018/02/08/sometae/
iriki
今年2月の布市でコラボをする予定だったものの、コロナが猛威をふるい、中止となりお招きしそびれたirikiさん。長野在住の作家さんで、木を糸のこで切り抜き色をつけた自然な柔らかい風合いの作品が人気です。今回はモビールやお花スティック、プッシュトイなどをお預かりして販売します。
ライフデザインラボ
横浜市中区を中心に居場所づくりやつながりづくりの活動をしているライフデザインラボさん。今回会場では、「ハンケチブクロ」という小さなオリジナル風呂敷の展示販売やライフデザインラボの活動紹介のブースをご用意します。
※スタッフがいる時間のみの販売になるので、ご了承ください。
※横浜帆布鞄さんは今回参加中止になりました。
7月の布市が終わり、いよいよ準備が本格的になってきて、さあこの大量の荷物をどうやって運ぼうか?と頭を悩ませていたところ、七五三でお世話になった恩田町にある徳恩寺さんにトラックがあると聞いたのでご相談に行ってみました。普段は被災地支援などに使うために所有しているというトラックです。今回、めぐる布市についてお話をさせていただいたところ「そういう活動なら応援しますよ!」と快く貸せていただけることに。
さらに、運転手をご住職が買って出てくださるという想像していなかった展開。トラックをお借りできるだけでもありがたいのに、運転手まで……。地域で活動することのありがたみを感じ、嬉しいと思う気持ちと同時に、ますます楽しみになってきました。
※その後、東京映像美術さんという町田市三輪町にある映画やCMなどの大道具や舞台美術を製作している会社にも運搬をご協力いただけることになりました。
みなさまありがとうございます。
まだまだ私たちにも全貌の見えてこない「めぐる布市special edition@象の鼻テラス」
でも、きっと楽しいこと、ワクワクすることがいっぱい詰まった空間になるはず!ぜひ、この時間を一緒に楽しんでくださいね。象の鼻テラスでお待ちしています。
※新型コロナウイルス感染予防対策として、いらした時に受付で検温させていただきます。37.5度以上の熱がある場合は入場をお断りさせていただきますのでご了承ください。
※感染症対策強化の観点で、会場内では不織布マスクの着用をお願いいたします。当日、受付での販売もあります。
※消毒液をご用意していますので、入場の際にご利用ください。
※予約は必要ありませんが、会場内の混み具合によっては入場制限をする可能性があります。
※当日はエコバッグをお持ちください。会場でも販売しています。
「めぐる布市special edition@象の鼻テラス」
日時:2021年9月11日(土)11:00-17:00
9月12日(日)11:00-16:00
会場:象の鼻テラス(横浜市中区海岸通1丁目)
みなとみらい線「日本大通り駅」出口1より徒歩約3分/出口2より徒歩約5
【主催・問い合わせ】
NPO法人森ノオト AppliQué事業部
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