スープジャーなら手間入らず お粥で始める食養生
「冷えは万病の元」といわれますが、寒い季節は特に身体の中から温まりたいですよね。
最近私がはまっているのは、スープジャーで作るお粥ランチ。朝10分で仕込んで、置いておくだけで、お昼にはおいしいお粥が出来上がります。胃腸にやさしいお粥に、薬膳の知恵を取り入れて、好みの具材で楽しんでみませんか。

みなさんはお昼ごはんどうしてますか?

私は朝ごはんを子どもとしっかり食べるようになってから、お腹が空かないのでお昼ごはんを抜かすことが習慣化していました。でもそうすると、夕方についついおやつに手が伸びて、食べ過ぎてしまうこともしばしば。

 

そんな折、すっかり体調を崩してしまった私。その上健康診断にまでひっかかり、歳のせいにばかりはしていられないと一念発起。お昼ごはんを見直すことにしました。でも自分のためだけに作るのも大変だなあ…。そこで思い出したのが鍼灸師の友人に以前勧められたお粥。そうだ、スープジャーで作れば簡単だ!お昼はお粥にしよう‼︎

私が愛用しているのは、デザインと保温保冷性能で選んだサーモスのスープジャー。お粥やスープなどの保温調理はもちろん、冷たいフルーツやデザートを持ち運ぶのにも重宝します。蓋のパーツを洗うのが面倒ですが、私にはメリットが上回っています。左:300ml 右:500ml

 

仕込み5分、2~3時間置いておくだけ。「白粥」

白米から作る白粥はとっても簡単。離乳食や風邪をひいた時などにもオススメです。

〈材料〉
●300mlのスープジャーの場合 軽めの一人前
白米……大さじ 2
熱湯……600ml(スープジャー2杯分)

●500mlのスープジャーの場合 たっぷり一人前
白米……大さじ 3
熱湯……1000ml(スープジャー2杯分)

〈作り方〉
1. スープジャーにお米を入れ線まで熱湯を注ぎ、菜箸で混ぜる。蓋をのせて2、3分温める。
2. スープジャーのお湯だけ捨てて、再び線まで熱湯を注ぎ、蓋をしっかり締め3時間ほど待つ。

※私は無洗米を使っています。少量なので、普通の白米でもさっと洗う程度で大丈夫です。

 

 

好みに合わせてアレンジ簡単!「薬膳風お粥」

とにかく簡単に美味しくをモットーに、まな板と包丁を使わないように考えたレシピです。薬膳料理によく登場する乾物類もスープジャーではお湯でじっくり温めて作るので、旨みやエキスもよく染み出します。もちろん具材は好みで置き換えOKです。

 

 

〈材料〉
●500mlのスープジャー使用 たっぷり一人前
白米……大さじ 3
熱湯……500ml(スープジャー1杯分)
乾燥ホタテ貝柱……1〜2個(水500mlに一晩浸けておく)
乾燥小松菜……大さじ1
クコの実……大さじ1
松の実……大さじ1
塩……小さじ1/3くらい(好みで)

 

〈作り方〉
1. スープジャーにお米を入れ線まで熱湯を注ぎ、菜箸で混ぜる。蓋をのせて2、3分温める。
2. ホタテの貝柱と戻し汁を鍋に入れ、沸騰したら弱火にし1分加熱。
3. スープジャーのお湯だけ捨てて、乾燥小松菜とクコの実を入れ、熱々の 2 のホタテを汁ごと線まで注ぐ。軽く混ぜたらしっかり蓋を閉め2〜3時間置く。
4. 松の実を散らし、お好みで塩を加える。(お醤油でもおいしいです。使用する食材により塩分が違うので、味見してから塩味を加えるのがオススメ)

 

 

気楽に始める食養生

ここでは、薬膳で疲労回復やアンチエイジングに薬効があるとされている食材を選びましたが、乾燥ワカメやきくらげ、ナツメなど別の乾物に置き換えもOK。もちろん生の青菜や、乾燥ホタテ貝柱を缶詰の水煮に変えたり、薬膳粥の定番食材の手羽先を使えばボリュームもアップ。即席スープを使えば、より簡単に作れますよ。
注意してもらいたいのは、生の食材はしっかりと火を通してから、お湯も出汁も熱々を注ぐことです。中心部を75度以上で1分加熱することで、ほとんどの食中毒の原因菌は死滅し、65度以上の高温を保つことで、ほとんどの食中毒を防ぐことができるとされています。保温性の高いスープジャーでも長時間の置きすぎは温度が低下するので気をつけて。
(参照:厚生労働省HP 家庭でできる食中毒予防の6つのポイント
https://www.mhlw.go.jp/www1/houdou/0903/h0331-1.html

 

私が専門家でないことはもちろんですが、気楽に食養生を始めたいという気持ちから「薬膳風」とつけました。自分の気になる症状に合う食材を調べたり、薬膳の知恵を少しずつ学ぶのはとっても楽しい。でもこだわりすぎず、長く続けていくことが私にとっては大切なこと。スープジャーで作るお粥は、作るのもアレンジも簡単で、そんな私にはぴったりでした。
みなさんもぜひ試してみてくださいね。

 

漢方や薬膳が気になる私のお気に入りは、中医師によるこの2冊。
左:女性特有の不調にフォーカスしていて、薬膳のレシピがとにかく美味しい!10年来の愛読書。(『女性力を高める薬膳ごはん 〜心とからだを元気にする養生の知恵』鳥海 明子 著・邱 紅梅 監修、マイナビBOOKS)
右:漢方の知恵が素敵なイラストと平易な言葉で紹介されています。400頁の大ボリュームですが、1日1ページ読む仕立てで、暮らしに活かせる知恵を無理なく学べます。(『心も体もととのう 漢方の暮らし365日』川手 鮎子 著、自由国民社)

 

この記事を書いた人
畑道代ライター
広島市出身。本や雑誌を得意とするグラフィックデザイナー。フリーランスとなって12年の節目に、新たな刺激を求めて森ノオトに参加。築34年の古家のセルフリノベがライフワーク。夫・息子と3人暮らし。
未来をはぐくむ人の
生活マガジン
「森ノオト」

月額500円の寄付で、
あなたのローカルライフが豊かになる

森のなかま募集中!

寄付についてもっと知る

カテゴリー

森ノオトのつくり方

森ノオトは寄付で運営する
メディアを目指しています。
発信を続けていくために、
応援よろしくお願いします。

もっと詳しく