こどものことば〜子どもの世界をのぞいてみよう〜
育児や子どもとの関わりの中で、心に残る“こどものことば”。耳を傾けると、ハッとしたり、ほっこりと心和んだり。
森ノオトで2023年度、子育てをテーマに活動するチーム「ほうじ茶」内で、メンバーのそんな子育てエピソードを募りました。子どもの世界を一緒にのぞいてみませんか?そしてみなさんの子育てエピソードも、ぜひ森ノオトへお寄せください。

■「雲さん!あっち行って!怒っちゃうよ!ママも、怒って!」

トップバッターは13歳差の男の子二人を育てる設楽ちひろさん。3歳の次男くんのエピソードです。

 

<十五夜なのに雲がかかってお月さまが見えなかった夜。「残念!雲さんがお月様を隠しちゃっているから、見えないね~」と3歳の次男に伝えたところ……>

 

「雲さん!あっち行って!怒っちゃうよ!ママも、怒って!」

 

(お母さんより)

雲さんも悪気があるわけじゃないのよ~(笑)。

 

 

「ママ見て~。お空が溶けてくよ~」

20歳の娘さんと18歳の息子さんのいる出口ひとみさん。色々と忘却の彼方に消えかかっているとのことですが、息子さんが4歳の頃のかわいらしいエピソードを聞かせてくれました。

 

<慌ただしく保育園のお迎えの時間。息子を車に乗せ、自宅に向かって走っている時、言葉を覚えたての息子が真っ赤な夕焼け空を見て……>

 

「ママ見て~。お空が溶けてくよ~」

 

(お母さんより)

息子が4歳の頃、考えることが多く、今よりもっと忙しくバタバタしていました。

保育園の送迎も心ここにあらずで、せっかくの会話タイムも上の空のことが多かったかも。

子どもたちからは教えられることばかりだったし、与えてもらうことの方が多かったな。今もそれは変わりません。

 

 

次に、7歳と1歳の娘さんを育てる濱田明日美さんからも、ほっこりエピソードが三つ届きましたよ。

 

 

■「ままににじをみせたい」

 <お姉ちゃんが6歳の時、疲れていた私にさっと差し出してきてくれたのがこちらの絵……>

 

「ままににじをみせたい」

 

(お母さんより)

お姉ちゃんはよく、絵でメッセージを伝えてきてくれます。これを見て、あ、なんか頑張ろうって思いました。大切に家の冷蔵庫に飾っています。

 

 

■「アートって、やっぱりじぶんだけのものなんだなっておもったの」

<YouTubeであるアート作家さんの制作動画を見ていた時、ふとみると娘が涙を流していて、「なんで泣いているの?」と聞くと……>

 

「アートって、やっぱりじぶんだけのものなんだなっておもったの」

 

(お母さんより)

小学校1年生になった娘。子どもは子どもって思っているけれど、いろいろ受け取って考えているんだな、とハッとしました。

 

 

■「たまねぎのおふねだぁ!いけいけ〜!!」

<キッチンでお姉ちゃんと一緒に親子丼作り。玉ねぎの薄皮が、しゅるるーんとシンクをすべっていき……>

 

「わぁ〜!!たまねぎのおふねだぁ!いけいけ〜!!」

 

(お母さんより)

シンクの中を背伸びしてのぞく娘を、親ながらかわいいなぁ〜と思いました。

 

 

次は4歳と2歳の娘さんを育てる、醤野宏美さん。二つのエピソードを紹介してくれました。

 

 

「漢字を考えているのよ」

<私のノートに呪文のようなものを書きつけている娘。時々手を休めて何か考えている風。聞いてみると……>

 

「漢字を考えているのよ」

 

(お母さんより)

文字に興味が出てきた娘は、3歳後半頃からひらがなとは別に、時々呪文のようなものを書いているので「これは何?」と聞くと「漢字だよ」と話します。ひらがなと比べて種類が圧倒的に多い漢字はそんなふうに見えているんだなと新鮮に感じました。子どもにとっての漢字は、アートみたいなものなのかもと思いました。

 

 

「なんか、大きくなってない……3歳ぐらいだけど」

<4歳の誕生日をとても楽しみにしていた娘。誕生日の朝起きてきて、戸惑いがちにひと言……>

 

「なんか、大きくなってない……3歳ぐらいだけど」

 

(お母さんより)

4歳になったら保育園の上のクラスのお兄ちゃんお姉ちゃんみたいにぐんと大きくなると思っていたみたいです。誕生日を迎えてどうなるのかな?とワクワクしていたんだろうな、と思うとたまらなくかわくて思わず笑ってしまいました。

 

 

「ママはかぐやひめってことか……」

ラストは、11歳の息子さんと7歳の娘さんを育てる宇都宮南海子さんから、娘さんとの微笑ましいエピソードです。

 

<娘が4歳頃のこと。寝る前のお布団の中で、娘が生まれた日の話をしていたとき……>

 

娘「ママはだれから生まれたの?」

私「うーんとね、実はママは竹から生まれたんだよ」

娘「ってことは、ママはかぐやひめってことか……」

 

(お母さんより)

純粋な質問に冗談で答えたのですが、すぐさま上をいく返しをする瞬発力に脱帽したのと、物語の中で会話できるおかしみを感じた夜でした。

 

 

*****

ほうじ茶チーム内で集まったエピソードからは、どれも子どもの豊かな想像力や鋭い観察眼、素直さを感じました。「育児」と聞くと大変な面に目が向きがちな私ですが、「こどものことば」はそんな私の視界をぐっと広げてくれる心地がします。

 

大きいお子さんを持つメンバーからは、色々エピソードはあったもののなかなか思い出せず、「記録しておくことを強くお勧めします」との声も。

 

育児中に心に残った“こどものことば”を、森ノオトに書き留めてみませんか?読者のみなさんのエピソードを募集します。

 

・面白くてよく覚えていること

・笑い転げたエピソード

・ハッとさせられた子どもの言葉

 

みなさんの暮らしの中で、ささやかだけど心に残ったお子さんのエピソードを、ぜひこちらのフォームまでお寄せください。寄せていただいたエピソードは、次回の「こどものことば」にてご紹介させていただきます。

Information

エピソードはこちらのフォームにお寄せください

https://forms.gle/pfKEQ3dh6Naqk5NEA

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この記事を書いた人
佐藤沙織ライター
横浜市泉区生まれ、西区在住。そこに住む人の等身大の言葉でつくられた森ノオトの記事に魅せられてライターへ。身近な人の気持ちや様子をそっと書き残していけたら。読書と犬が好き。趣味のゴルフは毎回大乱闘。
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