
森ノオト編集部では、月に一度、記事づくりのためのミーティングを開催しています。4月に開いた編集会議&新ライターさん歓迎会の様子や新企画を紹介します。
2009年に創刊したウェブメディア『森ノオト』は、市民ライターを募り、地域の人や場所、団体を取材したり、季節のレシピやスポット紹介など暮らしが生き生きとするようなアイデアを記事にしています。発信を通じて、読み手も書き手も、より自分たちの地域や生活を好きになり、社会に「実感」をもって関わるきっかけが生まれることを願い、活動を続けています。
森ノオトはこの春、年に一度の「森ノオトライター養成講座」を終え、11名の新ライターさんをお迎えしました。4月から本格的に始まった横浜市のプラごみの出し方について市役所に取材したり、受講生がお住まい近くの古民家活用について経営者に話を聞いたり、医療関係の仕事に就くライターさんが「地域の保健室」を訪ねたり……市民ライターの生活の中から生まれた関心ごとが取材のテーマになっています。

3月下旬に行った、ライター養成講座最終回にて。今年は横浜市青葉区や都筑区に生活の拠点を置く方を中心に、横浜市他区や川崎市にお住まいの方も参加しました。新ライターさんの記事は順次こちらで公開しています
2025年4月17日、東急田園都市線・青葉台駅にあるレンタルスペース「BADAI BASE」にて、「新ライターさん歓迎会&編集会議」を開催しました。ライターさんやスタッフ同士で自己紹介を交わし、編集部の体制や企画の説明を行なった後、今年書きたい取材ネタを出し合いました。

築50年以上の木造建築を生かした温かな場で、約2時間のミーティングを行いました。地域の神社紹介をしたい、動物愛護センターを取り上げたい、子どもが育つ環境をテーマにしたい……さまざまな視点が飛び交いました。ご自身が習い事として取り組んでいる日本文化を取り上げたいと、その人ならではのネタもたくさん

森ノオトライターに心に残った記事を投票してもらった「2024年度森ノオトMVP」の表彰も!葛西麻理さんが執筆した「音楽は体験の先に。家族で通える音楽教室『芸術村あすなろ』」が受賞♪編集者同行の取材体験について一言いただきました
3チーム、4人の編集者で記事を送り出していきます
森ノオト編集部は、2025年度、45名の市民ライターが3つのチームに分かれて活動します。2023年にスタートした「チーム制」の活動も今年で3年目。少人数でのコミュニケーション(チーム編集会議)と、編集部全体でのコミュニケーション(全体編集会議)の両輪で、今年も記事づくりに取り組んでいきます。

チームにはそれぞれチームリーダーのスタッフが参加しています。左から佐藤美加さん、梅原昭子さん、松園智美さん、全体編集を担当する佐藤沙織

5月は早速1回目のチーム会議を行いました。会場はアートフォーラムあざみ野。ライターさんが来れるタイミングで、入れ替わり立ち替わり参加しつつ開催しました。互いの思いがけない共通点を発見したり、近況を伝え合ったりする場になっています
地域を深堀りする連載企画が始まります!
2025年度は、新しい企画もスタート!地域を深掘りする連載企画に取り組みます。チーム制で生まれたライターコミュニティの活気を、継続的な記事づくりにつなげたい!という思いから、年間を通じて同じテーマをリレー形式で執筆する試みです。
2025年度の連載5テーマはこちら!
<地域の〇〇できる公園>
虫取りに水遊び、電車が見える公園もあれば、急坂すべりで遊べる公園!?地域には個性豊かな公園がたくさんあります。地域の〇〇できる公園を紹介します!
<東急田園都市線・こどもの国線の「降りない駅」に降りてみた!>
東急線に乗っていて、急行でいつの間にか通過している駅があるのに……お気づきでしょうか。
急行が停まらない、いつもは降りない駅(!?)に降りてみました!森ノオトライターが駅やその周辺の魅力をお届けします。
<森ノオト、勝手に観光協会>
森ノオトライターが勝手にセレクト!ちょっとマニアックな、私たちのおすすめスポット紹介します。横浜市と町田市を行き来する「飛び地」スポットや、きのこの自販機??各エリアのコアなお土産もお届けします。
<森ノオトエリアの学食めぐり>
去年好評だった学食紹介、今年度も継続して挑戦します。森ノオト事務所のある青葉区周辺には、実はたくさんの大学があります。時には、ちょっと遠出も検討しながら、大学の学食を、担当ライター独自の視点を絡めてレポートします!
<森ノオトを支えるプロフェッショナルたち>
森ノオトは認定NPO法人として、ファンドレイジングや起業家育成支援、まちづくり等、さまざまな社会課題に最前線で取り組む専門家を理事・監事・顧問に迎えています。今年はぜひ、みなさまの活動について伺い、紹介したいと考えています。
はじめの3つのテーマは、新ライターのみなさんがライター養成講座で考えたみずみずしい企画です。
5つの個性豊かな連載は、それぞれ本数は異なりますが、1〜数カ月ごとに掲載を予定しています。ぜひ定期的に、『森ノオト』のサイトやSNSをチェックしてみてくださいね。そして森ノオトと一緒に、地域を楽しんでくれるとうれしいです。

4月の歓迎会のあと、みんなで記念撮影!春らしい明るく暖かい一日でした
森ノオトは地域に光を当てる記事づくりを応援してくださる方の寄付を原資として、メディアを運営しています。2024年度はメディアを続けるためのクラウドファンディングに挑戦し、100名を超える方のご支援を賜ることができました。また約120名のマンスリーサポーターのみなさまや、単発寄付を寄せてくださる方々に、継続的に支えていただいています。
いつも森ノオトの記事を読み、応援を寄せてくださり、ありがとうございます。
森ノオトはこれからも、情報を通じて地域や社会をよくしていく活動を続けていきます。2025年度も、『森ノオト』をどうぞよろしくお願いします!
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