<教えて!地域の〇〇できる公園> “そりすべり”ができる公園「菅生緑地」編
虫取りするならここ、水遊びはここ、すべり台ならここ、ターザンロープするならここ!みなさんにもきっと、そんなお気に入りの公園があるのではないでしょうか?森ノオトでは、地域の魅力的な公園を森ノオトライターたちが紹介していく「地域の〇〇できる公園」の連載をはじめます!記事で取り上げるのは神奈川県横浜市・川崎市・東京都町田市周辺の公園。さぁ、どんな公園が登場するでしょう?初回はライターの佐藤美加が、川崎市宮前区にある菅生緑地を紹介します。

「地域の〇〇できる公園」のシリーズ連載が始まりました。トップバッターの私が紹介したいのは、神奈川県川崎市宮前区にある菅生緑地!ここはスリル満点、急坂での「そりすべり」が楽しめる公園です。

 

東名川崎ICを降りて尻手黒川道路を新百合ヶ丘方面に車で約5分。川崎市民の台所「川崎市中央卸売市場北部市場」の目の前にある大きな公園が菅生緑地です。

 

公園内は「東地区」と「西地区」に分かれており、今回紹介するのはアスレチックや大型遊具がある「東地区」の方です。(西地区は「水沢の森」として愛され、整備された池や広場があり、畑や果樹園なども広がっています)

 

そりすべりができるのは、じゃーん!ここ!公園内にある急斜面!

奥に見えるのが斜面を利用した、そりすべりスポット。子どもたちがそりで遊んだ跡が刻まれて斜面にはくぼみが(笑)。右の遊具を使って上まで登ります(写真提供:北川聖子)

写真を見てお分かりかと思いますが、斜面には結構な角度があり、すべり降りるのはかなりスリリング……。段ボールをお尻に敷いてすべるのも楽しいのですが、ここでは雪遊びでつかうような本格的な「そり」を持参する人も多いんです。

こちらは3人乗りのそり。乗る人が多ければ多いほど、そりも加速してスピードアップ!

斜面の右手にあるのが「縄文やぐら」と呼ばれているアスレチック遊具です。階段やボルダリング、ネットなどの仕掛けのある遊具で遊びながら、山の斜面の一番上へと登りましょう。

「縄文やぐら」も実はかなりの難所。小さいお子さんは、大人の付き添い必須です。すべらない靴を履いていくことをおすすめします

上からの眺めは絶景ですが、ここからすべることを思うとひるんでしまいそうな高さでもあります。さぁ、勇気を出してLet’s Go!

 

 

すべる様子を動画でどうぞ!けっこうスピードが出るんですよ〜。

 

最初はちょっぴり怖くても、慣れてくるとこのスリルが病みつきになるようで、子どもたちはエンドレスでそりすべりに夢中に!何度もすべると、どろんこになること間違いなしなので、お着替えをお忘れなく。ちなみに男子たちは高確率で、そりから降り、体一つで坂からすべり降りるという遊びをはじめます……。サポートする大人たちもお着替えがあると安心です。

 

さて、この菅生緑地でのそりすべり。春は桜を見下ろしながら、夏は蝉の声を聞きながら、秋は紅葉を愛でながら……と、どのシーズンに行っても楽しいのですが、わくわく度が一番増すのが、冬の雪の日です!急斜面に雪が積もればさながらスキー場のような風景に。

雪の日の菅生緑地。雪用のそりを持参してみんな大はしゃぎです。スキーウェアを着込んだ子どもたちの姿も!(写真提供:北川聖子)

 

これは娘が幼稚園生の時。いつもの公園の見慣れぬ風景に大興奮して、何度も何度もそりすべりを楽しんでいました。縄文やぐらの右側にはゆるやかな斜面もあるので、小さいお子さんはそちらで遊んでも(写真提供:北川聖子)

雪の日の公園でスキー場気分を味わえるなんて、このあたりでは菅生緑地だけじゃないでしょうか!あたり一面雪景色で覆われた菅生緑地はいつ見てもとても神聖で美しく、なんだかどこか遠くにきてしまったような、不思議な気分になりますよ。

春には「お花見のできる公園」としても人気です

菅生緑地には残念ながら駐車場がありません。近隣のコインパーキングを利用するようにしましょう。

 

以上、 “そりすべり”ができる公園「菅生緑地」編をお届けしました。高〜いところからすべり降りる勇気あるチャレンジャーのみなさん、ぜひ足を運んでみてくださいね。

 

次回はどんな公園が登場するでしょうか。どうぞお楽しみに!

Information

菅生緑地に遊びに行ってみた方は、ぜひ感想を森ノオトにお寄せください

https://morinooto.jp/mori/contact/

 

菅生緑地 (東地区)
住所:川崎市宮前区水沢1-3

(アクセス)

・東急田園都市線 あざみ野駅、たまプラーザ駅より車で約15分

・東急田園都市線・大井町線「溝の口」駅より川崎市バス「菅生車庫」行き「清水台」下車 徒歩5分
・東急田園都市線「宮前平」駅より川崎市バス「生田駅」行き「清水台」下車 徒歩5分

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この記事を書いた人
佐藤美加ライター
新宿生まれ新宿育ち。音楽業界出身、SNS運用を主な生業とするフリーランス。2児の子育て中、森ノオトの記事に救われたことがきっかけで書き手に。この街のたくさんの物語に光を当てて届けたいと思っています。編み物はライフワーク!短歌はじめました。
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