<教えて!地域の〇〇できる公園>動物に会える公園「夢見ヶ崎動物公園」編
虫取りするならここ、水遊びはここ、すべり台ならここ、ターザンロープするならここ!みなさんにもきっと、そんなお気に入りの公園があるのではないでしょうか?森ノオトでは、地域の魅力的な公園を森ノオトライターたちが紹介していく「地域の〇〇できる公園」の連載をはじめました!記事で取り上げるのは神奈川県横浜市・川崎市・東京都町田市周辺の公園。さあどんな公園が登場するでしょう?第5回はライター石﨑絵美が、川崎市にある夢見ヶ崎動物公園をご紹介します。

公園といえば遊具と思いがちですが、夢見ヶ崎動物公園のメインは動物です。1974年に開園され、昨年には50周年を迎えました。ここでは50種類以上の動物に会うことができます。私の娘は動物が大好き。夏休み、一緒に訪れてみました。

 

JR横須賀線・新川崎駅から徒歩15分、駅から住宅街を抜けると高台にある公園の階段がみえてきます。

動物園には階段を上っていきます。ベビーカーでも安心な平坦な道もあり、階段前には迂回の案内があります

この階段を抜けると高台が広がり、上った正面から右手側に夢見ヶ崎動物公園のメイン、動物舎にたどり着きます。

昨年建てられたパークセンターの前から動物舎が広がります

公園に着いたのが13時頃。この日も「危険な暑さに注意しましょう」と気象庁から発表されていた1日でした。動物公園の動物たちもお部屋にいて、影に隠れている子たちばかり。

暑さからかレッサーパンダはお部屋の中で昼寝中でした

 

夫婦のレッサーパンダのアンとファファがいます

うちの子どもは動物も見ますが、同時に動物の名前もよく見ます。夢見ヶ崎動物公園も柵のところに名前が紹介されていました。写真を見ながらどっちがどの子と探しながら見るのがわが家の楽しみ方です。

 

動物の中には水族館でお馴染みのこの子もいます。はじめて訪れた時、ペンギンがこの公園内にいたことにびっくりしました。

ペンギンはスイスイ泳ぐ姿を間近でみれます

 

フラミンゴのカラフルな色は、餌を分解・代謝することで羽や皮膚がこの色になるそうです

ペンギンの前にはフラミンゴがいました。ひと際目立つこのカラフルな色を見るとなぜか私は元気になれる気がします。

白の孔雀は非常に希少らしく、ここで出会えると思いませんでした

キジ舎には白の孔雀がいました。白の孔雀をみるのははじめてです。羽を広げるかと待っていましたが、広げてくれませんでした。何度か足を運べば、そんな貴重な瞬間に出会えるかもしれません。その他にも鳥類はたくさんいました。

 

ひときわ元気だったのは猿たち。

フサオマキザルが餌を食べていました

元気がよくて頭がいいからか、人のものを取ったりイタズラするらしく柵の周りはポールで囲まれていました。

 

イタズラするのは猿だけではありません。来園者に向けてもこんなメッセージがありました。

イタズラでも優しさのつもりでも餌や物を投げてはいけません。ちゃんとルールを守りましょう

公園だからか動物との距離も近く、餌を与えようとする人がいるそうです。人間が距離を間違えればお互いに危険です。小さいお子さんがいる方は目を離さず一緒に楽しむようにしてあげてください。

 

動物舎にはこんな小さな赤ちゃん動物もいました。マーコールの赤ちゃんです。大きなマーコールの中にいるとその小さいかわいさが目立っていました。

マーコールの赤ちゃんは小さくて、親心で見守ってしまいます。大きく成長してほしいです

30分ぐらいかけてひと通り動物を見ると奥に遊具を発見しました。暑いのに一目散に遊具にむかう娘。

動物も好きだけど、やっぱり子どもは遊具が大好きですね。

動物を見た後に遊びタイムもしっかりとれます

そして遊具のある広場からはとても広大な景色が広がっていました。きれいな夕焼けもここから見えると思います。

子どもが遊んでいる間、大人はこの景色を見て一息つくのもよいかもしれません

夢見ヶ崎動物公園の中には、昨年50周年を迎えた記念にパークセンターがオープンしました。

動物と遊具で遊んだ後にしっかり休憩できる場所です

暑かったので中に入ると給水スポットがあり、この日はペットボトルの水を足すことができました。他にもテーブルと椅子が置いてあり、ここでは持ってきた物を食べることができます。設置してあったテレビにはこの公園にいる動物たちの様子が映像で流れていて、かわいい表情に癒やされました。ベビーカーはそのまま入ることができ、小さな子ども連れの方もパークセンターで休憩できるので安心です。

 

今回私たちは電車で来ましたが駐車場もあり、車で訪れることができます。近くにお出かけしたときはぜひ足を運んでみてください。

 

家に帰ってきて、私は以前に訪れた時の写真を見てみました。

数年前にわが家で夢見ヶ崎動物公園に来たときの写真と見比べて子どもが「大きくなったなぁ」と感じました。顔はめパネルには目もくれず、小さな動物のモニュメントには乗ってはくれませんでした。

今から6年前の子どもたち

小さい頃に訪れた時と変わらず動物を愛おしく眺める娘を見て「また来れてよかったなぁ」と思いました。以前とは違った反応にもとても成長を感じました。

 

広い動物園は歩くのも大変でハードルが高いと思う方も、ここならコンパクトにたくさんの動物と会うことができます。夢見ヶ崎動物公園で動物との思い出を作りに遊びに来ませんか?たくさんの動物たちのかわいい表情に癒やされること間違いなしです。

Information

「動物に会える公園」に遊びに行ってみた方は、ぜひ感想を森ノオトにお寄せください。

https://morinooto.jp/mori/contact/

 

夢見ヶ崎公園

住所:神奈川県川崎市幸区南加瀬1丁目2-1

営業時間:9:00~16:00

アクセス:横須賀線「新川崎」駅より徒歩9分

HP: https://www.city.kawasaki.jp/shisei/category/288-7-22-0-0-0-0-0-0-0.html

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この記事を書いた人
石﨑絵美ライター
滋賀県出身。夫の転勤をきっかけで横浜へ。食べることとボディメイクが趣味。無理なくできることを実践しながら、身体の変化を楽しんでいる。障害児二人の子育てに奮闘しながら成長中。神社参拝も好き。
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