【アーカイブ配信申込受付中】NPOの活動をどう伝え、そして、つながりながら続けていくか。森ノオト理事長・北原まどかサンフランシスコ研修報告会
認定NPO法人森ノオトの理事長・北原まどかがこの夏、「Keio LEAP for Nonprofit」の海外フィールドスタディで、 アメリカ・サンフランシスコに行きました。NPOでのAI活用、寄付・フィランソロピー、NPOの活動の成果指標など、NPO運営に関する3つのホットトピックを中心に、アカデミックな学びから現地NPOの訪問まで様々に得た知見をお伝えします。聞き手は事務局長の濱田明日美。参加者からの質問を受け、インタラクティブな形で進めていきます。

【10/8 追記】見逃し配信を10/31(金)まで延長!ただいま追加募集中です

 

おかげさまで、10月7日(水)の報告会は約40名のみなさまにお申し込みいただき、盛会のうちに終了しました。ありがとうございました。

「当日は参加できなかった」「もう一度じっくり見たい」という声を受け、見逃し配信(アーカイブ)を10月31日(金)まで延長します。これから下記フォームよりお申し込みいただいた方にも、アーカイブ視聴URLをお送りします。どうぞこの機会にご覧ください。

 

▼アーカイブ配信お申し込みフォーム

https://forms.gle/2fJyVB9hWWSwmvJi9

 

<開催当日レポート>

NPO・市民活動に携わる方を中心に、企業・行政・メディア・研究者の方など、さまざまなご所属の方約40名の方にお集まりいただきました。事務局長・濱田が聞き手となり、理事長・北原まどかが、サンフランシスコで出会った学びを3つのテーマ「AIとのつきあい方」「見えにくい価値をどう伝えるか」「寄付と支え合い」を語りました。

 

 

いちばんの関心は「見えにくい価値をどう伝えるか」

事前アンケートでは、関心のあるテーマとして「見えにくい価値の伝え方・評価」を約9割(34名)が挙げ、次いで「AIとのつきあい方」(20名)、「支え合い・地域のつながり」(17名)、「寄付・ファンドレイジング」(15名)と続きました。数字では表しにくい活動の価値を、どう捉え、どう伝えるかという点について、NPOのみならず、さまざまな立場の方が、同じ問いを抱えていることが伝わってきました。

 

 

報告会参加後の感想から

当日の感想から、掲載許可をいただいたものを一部抜粋してご紹介します。

 

◾️「見えにくい価値」をめぐって

・定性的な物語を抽象化・普遍化していくことや、ネットワークの中での位置づけの話から、「手段としての活動」をされていると感じ、とても面白かったです。物語を生み出すことでメンタルモデルにアプローチできる、という発想を、人材育成にも転用して考えてみたいと思いました。

― Jさん(企業勤務)

 

・コレクティブインパクトへの違和感と格闘する——その思考の痕跡に、強く共感しました。定性的なエピソードは、非営利組織の多様な生態系そのもの。これからも森ノオトらしさを大切にしてほしいです。

 

◾️「寄付と支え合い」をめぐって

・「寄付は参画の入口」という言葉がとても印象的で、自分自身の寄付行動も腑に落ちました。活動そのものはお任せし、その成果を知らせてもらいながら、継続的な寄付で支える形が自分に合っていると気づきました。

― Bellaさん(報告会をきっかけにマンスリーサポーターに)

 

・私にとって森ノオトは「子育てのインフラ」です。メディアで情報を知り、家族で活動に参加し、それが子どもや家族にとって大切な体験の場になっていました。横浜の寄付は、まだ知り合い同士の小さな輪で行われている感覚があります。この輪をどう広げていくか——身近なメディアや、人そのものの波及力が鍵なのだと感じました。

 

実施後に寄せられた声から実感したことは、報告会で話したことは、NPOのみならず、多くの組織に共通しうる普遍的な問いでもあったということでした。見えにくい価値をどう伝えるか。AIと人の仕事をどう分けるか。寄付や協力の輪をどう広げるか。北原がサンフランシスコで受け取ってきたものを、さまざまな立場の方々と分かち合い、一緒に考える。その時間そのものが、この研修報告会の大きな意義だったように思います。

「続きが聞きたい」「3つそれぞれで1回分の企画ができそう」という声もいただきました。いただいた意見を参考にしながら今後を検討していきたいと思います。

 

======

 

レストラン「シェ・パニース」のオーナーであるアリス・ウォータースさんがバークレーの公立中学校の校庭で始めた「エディブル・スクールヤード」。NPO運営の視点から学校教育での公民連携について学んだ

認定NPO法人森ノオトは、理事長の北原まどかが参加した「Keio LEAP for Nonprofit(慶應ノンプロフィットリーダーズ・プログラム、以下慶應LEAP)」のサンフランシスコ研修の報告会を10月7日(水)にオンラインにて実施します。

 

慶應LEAPとは、ソーシャルセクターの先導的人材の育成を目的に、NPOのリーダーたちが学び合うプログラムです。

横浜市青葉区でローカルメディア『森ノオト』を運営する認定NPO法人森ノオト。理事長の北原まどかがこのプログラムを1期生として受講し、9月8日〜12日にサンフランシスコに出向き、NPO運営の最前線について学びを深めました。

世界初の自立生活センター「The Center for Independent Living (CIL)」は、1970年代初頭に障害者自身の手によって設立され、世界の障害者自立生活運動の原点となった

「数字にならないような、見えにくい活動の価値って、どう伝えたらいいんだろう」
「NPOと社会はどう支え合いながら、活動や理念を持続していけるのだろう」

 

今、社会課題が複雑化し、簡単に答えの出ない問題に向き合う主体として、NPOの存在意義はますます高まっています。一方で、多くのNPOがその活動の意義を言葉にしたり、成果を表すことが難しいと感じています。

 

全米の中でもNPO活動が盛んで先進的と言われるサンフランシスコでは、いったいどのようにNPOは活動の成果を表現しているのか。企業や財団などとクロスセクターで協力して、社会にインパクトを与えているのかーー。この旅には、その最前線を学べる要素が詰まっていました。

 

スタンフォード大学やUCバークレーで、フィランソロピー研究やコレクティブ・インパクト(行政、企業、NPO、市民などの多様な組織が立場を越えて共通の目標を掲げ、お互いの強みを持ち寄って複雑な社会課題を解決するアプローチ)についてのアカデミックな学びから、シリコンバレーの最新テクノロジーのNPOヘの活用方法 、そして障害者自立支援団体やエディブル・スクールヤードといった現地NPOの訪問まで。

アメリカで出会ったものは、私たち森ノオトが横浜でずっと向き合ってきたテーマでもありました。

 

この報告会では、事務局長の濱田が聞き手になって、北原に問いかけながら、3つのトピックを中心にお話をお届けします。同じNPOの現場で悩む方にも、私たちの非営利の活動を応援してくださっている方にも、きっとお持ち帰りいただけるものがあるはずです。

スタンフォード大学内の社会イノベーション研究拠点・Center for Social Innovation(CSI)。Matthew T.A. Nash氏によるソーシャル・イノベーションの講義を受けた後に記念撮影(写真:©Keio LEAP for Nonprofit)

◎ こんな方におすすめ
 ・NPOや中間支援の現場で、運営や発信、ファンドレイジングに関わっている方
・「成果が数字で見えにくい」活動の、価値の伝え方に悩んでいる方
・寄付やフィランソロピー、地域のつながりに関心のある方
・森ノオトを応援してくださっている方、これから少し知ってみたい方

 

◎ この日お話しする3つのトピック

1.NPOはAIをどう活用すべきか? :NPOがAI・テクノロジーを賢く使うための「順序」と心構え

2.「見えにくい価値」をどう捉え・伝えるか:成果指標になじみにくい活動の意義と、物語という価値

3.寄付と支え合い :寄付が社会を支える構造と、相互依存(つながりあい)でつながる意味

薬物依存者や元受刑者、ホームレスなど社会的な底辺を経験した人々を支援するプログラムを提供しているデランシーストリート財団。居住者同士のピアサポートによる職業訓練、技能訓練や居住支援のプログラムは、公的資金を入れずレストラン経営や職の提供により成り立っている

◎ 登壇者

北原 まどか(きたはら まどか)/認定NPO法人森ノオト 理事長

大学を卒業後、地域情報紙や住宅雑誌の編集部を経て、フリーライターに。長女を出産した2009年、「子ども世代に、持続可能な社会を残したい」という思いから、横浜市青葉区の暮らしを綴るウェブメディア『森ノオト』を始め、2013年にNPO法人化し、理事長に。

 

濱田 明日美(はまだ あすみ)/認定NPO法人森ノオト 事務局長

大学院卒業後、民間企業2社に勤務しながらNPO支援に関わる。コロナ下で次女を出産後の2022年、認定NPO法人森ノオトに入職し、2026年から事務局長を務める。思いのある活動が長く続くよう、組織の土台を整えることに力を注いでいる。中小企業診断士、社会保険労務士資格保有。

 

また、森ノオトは10月7日から12月15日まで非営利の活動を続けるための寄付の募集をいたします。こちらも報告会と併せてご覧いただき・応援いただけますと幸いです。

詳細はインフォメーションをご覧ください。皆様のご参加をお待ちしております。

Information

「NPOの活動をどう伝え、そして、つながりながら続けていくか。森ノオト理事長・北原まどかサンフランシスコ研修報告会」

▼アーカイブ配信お申し込みフォーム(10/31まで)

https://forms.gle/2fJyVB9hWWSwmvJi9


 日時:2026年10月7日(水)17:30〜19:00(終了しました)
場所:オンライン(Zoom)※お申込みの方へ開催前に参加用Zoom URLをお送りします。参加前に通信環境をご確認ください
参加費:無料※当日、よろしければ寄付で森ノオトを応援いただけると幸いです
見逃し配信:後日、お申込みの方に期間限定でアーカイブ配信用URLをお届けします(10/8〜10/30ごろまでを予定)

 

主催: 認定NPO法人森ノオト(横浜市青葉区鴨志田町818-3)
お問い合わせ:info@morinooto.jp

 

< 当日の流れ>
・はじめに/森ノオトのご紹介
・慶應LEAPプログラムのご紹介
・サンフランシスコ研修のおはなし(上の3つのトピックを中心に)
・事前アンケートでいただいた質問に関するQ&A
・森ノオトからのご報告と、応援のお願い
※内容は変更になる場合があります。

 

<応援・寄付のお願い>

認定NPO法人森ノオトは、横浜市青葉区を拠点に、市民の手でつくるローカルメディア『森ノオト』を、広告に頼らず17年間発信し続けています。

使われなくなった手芸用品を次の使い手へめぐらせる「めぐる布市」、地産地消のマルシェ「いいかも市」「あおばを食べる収穫祭」なども運営。「暮らしの足元から地域を編集し、一歩を踏み出すきっかけをつくる」を合言葉に、地域や自然と調和した社会と、その担い手を育てています。

広告に頼らず、誰もが無料で読める非営利メディアの活動は、記事を書く人、読む人、参加する人、そして応援してくださるみなさんに支えられています。

10月7日(水)から12月15日(火)まで寄付キャンペーンを実施中です。よろしければ、あわせてご覧いただき、応援いただけますと幸いです。

▼森ノオト寄付キャンペーン(Syncable):

https://syncable.biz/campaign/10447

Avatar photo
この記事を書いた人
濱田明日美スタッフ/ライター
子育てを通じ地域との関わりが増え、地域のヒト、モノ、コトとつながり豊かに暮らす心地よさを実感。ライターとして「食べることは生きること」をモットーに、それを構成する地域の環境、文化、人について中心に書き記しながら、よりよく豊かに生きることについて探究したいと考えている。
未来をはぐくむ人の
生活マガジン
「森ノオト」

月額500円の寄付で、
あなたのローカルライフが豊かになる

森のなかま募集中!

寄付についてもっと知る

カテゴリー
タグ

森ノオトのつくり方

森ノオトは寄付で運営する
メディアを目指しています。
発信を続けていくために、
応援よろしくお願いします。

もっと詳しく