「エコラボ」では、毎月決まったゲストの方をスタジオにお招きしています。 そのお一人は、ここ「森ノオト」のキタハラマドカさん。そしてもうおひと方が、『月刊リサイクルデザイン』というフリーペーパーの編集を担当されている、武松昭男さんです。12月17日の番組での武松さんのお話をリポートします。(Text:髙橋陽子)
『月刊リサイクルデザイン11月号』表紙。毎号、ためになる情報が満載です!(写真:リサイクルデザインHPより)
『月刊リサイクルデザイン』とは、横浜市資源リサイクル事業協同組合から発行されているフリーペーパーで、横浜市のリサイクルや環境に関する情報が得られます。10月号からは、特集記事でゴミの分別の参考になる情報が丁寧に紹介されています。
普段、ゴミと資源物を分別していて「なんでこういう分類なんだろう?」「どうしたらいいのかな?」と思うことがありますよね。実はこうした疑問を解くカギが、回収後の処理の過程にあるんです。『月刊リサイクルデザイン』の発行元は、リサイクル事業に携わる会社等の組合ですから、回収後のことを教えていただくにはピッタリなんです。
例えば、横浜市では、缶・ビン・ペットボトルは同じ袋に入れて出すことができます。ただ、ペットボトルはつぶしてかさを減らしてもOKですが、缶は「つぶさない」のがルール。なぜでしょう?
……答えは、回収後、リサイクルの工場で分別する工程でのトラブルを防ぐためです。青葉区の資源物が集められる緑資源選別センターでは、集められた缶・ビン・ペットボトルを分けていくとき、缶がつぶれていると正しく分けられなくなってしまうそうです。
理由が分かれば分別のルールが納得できる。納得して分別できれば、毎日の作業も前向きになれますよね。冊子では、わかりやすいイラストがあり、「なるほど~」とうなずいてしまう情報が満載です。
さらに、特集記事のほかにも必見のコラムが。その名も「タケちゃんがみつけた『エコプロダクツ』」。エコでしかも使い勝手のよいアイテムが、毎号紹介されています。「エコラボ」の放送でも必ずご紹介いただいているんですよ。
12月号で紹介されているのは『エコ・文房具』という本。お菓子のパッケージを利用して文房具をつくる、その方法がわかります。お菓子のパッケージは、デザインがかわいいモノがたくさんあるので、工作も楽しく出来そうですよね! 実際に武松さんが作った文具も、とても素敵でした。お菓子大好物の私、この本があれば、食べた後も楽しめそうです!
『月刊リサイクルデザイン』は、青葉区内では「うどん・カフェ」「WEショップあおばあざみ野南」「きたじま牛乳店」で手に入れることができますので、番組と併せて、ぜひ読んでみてください。
月刊リサイクルデザインのウェブサイト
http://www.recycledesign.or.jp/rd/
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