小さな木工家の誕生。寺家回廊「きといろのワークショップ」
はじめまして。湊光代です。家具作家である夫・MINATOFURNITUREの寺家回廊でのワークショップの様子を紹介します。(Text:湊光代)

寺家回廊に3年ぶりに参加した夫・MINATO FURNITURE。三連休の中日に、寺家ふるさと村のグリーンピースさんをお借りして、ワークショップを行いました。雨の予報が一転、秋晴れの気持ちのいい日となり、たくさんの人が遊びに来てくれました。

 

テーマは『きといろのワークショップ』。

木を削って色を塗りオーナメントをつくります。

 

今回のワークショップの目的は三つです。

横浜の水源のひとつである道志村の間伐材を使い、間伐することの意味を知ってもらうこと。

木の匂いや肌触りを体で感じてもらうこと。

寺家回廊に足を運んでくれた子どもたちに「ものづくり」をして帰ってもらうこと。

 

 

まずイメージを膨らませ、紙につくりたいものを描きます。木に下絵を描き、糸鋸で削っていきます。削りあがった木にクレヨンで好きな色を塗り、世界でたったひとつのオーナメントの出来上がりです。

 

 

どの子も糸鋸を使ったことがなく、恐る恐る刃を動かし削っていきます。周りで見ている親や私たちにも緊張が伝わってきます。しかし次の瞬間、木くずにフーっと息を吹きかけながら職人のように削り進める男の子。笑ってしまいました。子どもってあっという間に習得してしまうのですね。

 

 

大好きなショートケーキをつくった女の子、虹色の太陽をつくった男の子、ハロウィンの南瓜とお化けをつくった姉妹、かわいいい犬をつくった男の子、お父さんに削ってもらった大きなハートに上手に色を塗った小さな女の子……。

 

寺家回廊で小さな作家さんたちの素敵な作品がたくさん出来ました。

 

子どもたちの満足な笑顔もみられ、私たちもとてもうれしくなりました。また来年の寺家回廊が楽しみです。

Information

11月3日(水・祝)、馬車道まつりでMINATO FURNITUREのワークショップ「間伐材を使ったマイ・アイススプーンづくり」教室を行います。横浜市の水源でもある山梨県・道志村の檜の間伐材を使ったマイ・アイススプーンづくり。馬車道で森の恵みを見て、ふれて、感じてください。

場所は、馬車道のりそな銀行前で、11:00〜。先着50名。

当日は関内・馬車道のこだわりの食が一堂に会する「フードマルシェ」や大道芸、馬車・人力車試乗会、ライブ演奏などイベントが盛りだくさんです。

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