私、お肌の乾燥が気になるお年頃になりました。といっても、お肌のためだけに多くの時間をとれない生活。シンプルに保湿だけを心がけています。
大切なマイルールは「タオルで顔をふかないこと」です。
摩擦がお肌によくない、と、一度は耳にしたことはありませんか?
「洗顔の時、手でゴシゴシ洗わないで、石けんの泡で洗いましょう」とか。
私は、毎朝の洗顔、お風呂あがり時、顔はふかずにその水分をパッティングしています。
お肌に残った水滴を、化粧水だと思って手の平でパンパンパンと軽めに叩きこんでいきます。途中で化粧水も追加してどんどんお肌に水分を叩きこみましょう。ひたすらパンパンパン! と、パッティング。
計ってみたら200回叩きこんでも1分弱くらいです。これなら時間のない朝でも大丈夫。タオルで拭く時間とそう変わらないです。
マンガやドラマにでてくるワンシーン。
「水飲み場で顔を洗って、タオルでゴシゴシ拭く仕草」は、もはや若さの特権なのです!
なんて……それは大げさに話を盛りましたが、お肌を大切に扱うことが、自分のお肌も心も美しくしていく、と私は思います。
顔だけでなく、ボディがかさかさしてきた時には、「かまってかまって」のサインだなと思って、特別ケアをします。
それも、「タオルでふかないこと」。
やり方はかんたんです。
(1) 髪を指でわさわさ、ゆすって水を飛ばす。
(2) 体の上から手の平や指で水滴をなでてはじいていく。
(3) (1)(2)を2、3回繰り返す。
(4) タオルで髪をふいて、頭にタオルを巻く。また(2)を繰り返す。
(5) 洗面所に移り、顔のお手入れ(ぬれたままオイルや化粧水、乳液など)や髪をふく。
(6) 時々、気がむいたらまた水滴をはじく。
(7) その頃には体も半乾きになっているので、そのままオイルマッサージ。
(8) 髪をドライヤーで乾かす。
(9) 最後に足の指、おへそ、耳の穴をタオルでていねいにふく。
これでおしまいです。
ポイントは、お風呂の窓を開けるか、換気扇をまわしながらすること。
あと(9)の足指、おへそ、耳の穴に水分を残さないことも、冷え対策に大切です。
ボディが乾燥してくる時は、自分をケアする時間が十分に取れてないことが多いです。
強制的にでもやりたいことを一つあきらめて、夜に時間がとれるならキャンドルを焚いたり、好きなアロマオイルや入浴剤を使って、入浴タイムを楽しむようにしています。
もちろん、素肌のケアに高価なクリームや美容液も効果があるし、これらは女子気分も盛り上げてくれるすてきなアイテムだと思います。でも何かを足していくより、引いていくことの方がずっとかんたんで楽。自然だと私は思います。
そして、自分の手の平で自分自身を丁寧になでてあげる時間が、心にも体も大きな癒やしになります。
やさしい気持ちでなでてあげる。よしよし
以前、私はヨガの先輩から「マッサージって難しく考えなくていいから、毎晩、一日がんばった自分をやさしくなでてあげて」と教えられ、続けていますが、
まず自分に優しくできないと、人にも優しくできないな、と、実感しています。
この先、歳を重ねていく未来を楽しむために、モノも習慣も吟味して、自分にとって不要なものはどんどん手放していきたいです。
固定観念にガチガチになるのではなく、柔軟に、たおやかに、のびのびと。
いくつになっても、未来はまっさらであってほしい。
そして、タオルなしの美容法は、なんといっても0円です!
ぜひ、新しいキレイ習慣、おためしあれ。
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