町田市金井の小さな小さな里山に佇む工房・La Mano(ら・まの)。わたしは昨年の秋にこちらを取材したご縁で、今年の春から月に1、2回、季節の移ろいやすてきな作品を生みだすみなさんを見つめ、撮影しています。
La Manoはボランティアの方を中心に、いつ訪れても手入れが行き届いているので、木々や植物、畑では野菜が生き生きとし、とても良い気が流れているように感じます。
そんな環境の中、工房では、あたたかなスタッフが寄り添いながら、障がいのある方々の得意分野を生かし、日々美しい色合いの作品が生まれています。
その中でずっと心惹かれるアイテムがありました。それは……「草木で染められた、色とりどりの5本指くつ下」です。
実は、La manoでは年間約500足も販売しているそう!この魅力を興味だけで終わらせたくなかったので、染め方を教わってきました。「手」間をかけた丁寧な仕上がりをご紹介いたします。
シルクは人間の肌に近いたんぱく質が主成分で、汗や湿気をすばやく吸い取り放出するのだそう。肌に優しく心地よい天然素材。わたしも持っているのですが、足の指が一本一本包まれ、さらりとして気持ちが良いです。
ここから染めに入ります。染料は……
染めの工程では、染料20分→水洗い→アルミ媒染液(染めるものの5%のミョウバンとお湯)20分→水洗いを2回繰り返す。
5本指くつ下をはくと、5本の指にバランスよく力が加わり、きちんと身体を支え、また、足の指をよく動かすことにより、血行もよくなり冷えやむくみなどの改善につながるそうです。
染織展の詳細はこちらをご覧ください。
お時間がございましたら、冬支度の前にぜひLa manoを訪れてみてください。
5本指くつ下はご自身用に。クリスマスプレセントやお年賀にも喜ばれそうですね。あたたかなくつ下でたくさんの笑顔がつながりますように……
クラフト工房 La Mano
〒195-0072東京都町田市金井5-14-18
TEL/FAX 042-736-1455
駐車場5台/または神奈川中央交通(バス)鶴川駅バスターミナル0番のりば(57系統)やくし台センター行き「金井クラブ」下車 徒歩5分
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