文房具のお店「&note」は、青葉台駅から徒歩20分はかかりそうな住宅街の入口にあります。
実は、ここは(株)SPICEという雑貨や家具を卸している会社の事務所の一部を利用しているもので、2003年にカフェからスタートし、アウトレットの家具と雑貨のお店や、インポートの洋服や雑貨のお店を運営、そして一時お休みをして、2015年11月16日に、新たに文房具屋「&note」の二号店としてオープンしたそうです(ちなみに、一号店は神宮前にあります)。
中に入ると、ちょっとレトロな雰囲気の中、素敵にディスプレイされた文房具たちが並んでいて、昔女子はついついテンションがあがります。
よくみると、便利でおしゃれでありながら、決して無駄にならない実用品ばかり。元々SPICEは雑貨の卸をしている会社なので、ディスプレイの棚やらカレンダーなどの雑貨は自社のものを、文房具は文具メーカーから仕入れているそうです。
「持っていて楽しくなるもの、嬉しくなるものを揃えています」とおっしゃるのは、お店を任されている濱田聡子さん。
私も「こういうの欲しかった!」「これ、便利!」と、じっくり見れば見るほど、お宝発見! 文房具なだけに、お手頃な値段なのがまたうれしかったりして。
商品が、種類別だったり、カラー別だったりと、配置にも遊び心があり、店内を巡ってみるだけでも楽しめます。マスキングテープなどの小物も、1カ所でなく、それぞれテーマ別に置かれています。
文房具屋さんの代表格でもあるペンコーナー。
でも、ここにもこだわりが。
鉛筆メーカーの北星鉛筆から出ている「大人の鉛筆」は、鉛筆を使うことが少なくなった大人に、幼い頃慣れ親しんだ鉛筆で書く楽しさや、書き心地のよさを再び感じてほしいと売り出されたもので、2mmという太い芯が入っていて、太芯のシャープペンのような姿ですが、書きごこちはまぎれもなく鉛筆です。
この一角は、世界地図コーナーです。国土地理院の原図を扱う本物の地図屋さんが作ったというブックカバーやクリアファイルなど、美しくて、ついついうっとりと眺めてしまいます。
個人的には、この黒板コーナーに、かなり惹かれました。ノート型やらテープになっているものやら。粉も、昔のように飛び散ったり手についたりしない仕様になっているそう。
濱田さんがこだわって入荷した「大人の塗り絵」は、若草台のお店にしかない希少品です。フランス製で、表紙自体も美しく、飾っておくだけでも絵になります。
時間があればまだまだゆっくりみていたいところでしたが、子連れでの取材だったため、ちびっこアラームが鳴り続け、そうもいかず。また、じっくり遊びに行きたいところです。
桜台公園からすぐなので、近くに行った時にはぜひ立ち寄ってみてください。
大人の文具との出会いに、心は童心に返り、そんなちょっぴり懐かしいようなワクワク気分を味わえますよ。
住所: 青葉区若草台1-1 トーシンコーポ
TEL :045-961-8850
FAX:045-961-8853
営業時間: 11:00-19:00
定休日: 土日祝
URL: www.and-note.com
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