2009年に始まったメディア『森ノオト』は、2024年で創刊15周年を迎えました。伝えたい思いを持った市民ライターを養成し、地域の魅力を発信し続け、リリースしてきた記事は5000記事以上！

読んだら思わず足を運びたくなる地域のお店の情報や、育児中のママ・パパに知ってほしい地域の子育て情報。暮らしで実践できる身近なエコアイデアや、私たちの生活を支える横浜の農業、人々がつくる温かなコミュニティ活動……。

エコメディアからスタートした『森ノオト』ですが、現在はじつにさまざまなテーマを扱っています。「地域」という軸はずっとそのままに、その時々のライターの関心や地域の様子を記事として形に残してきました。

森ノオトの記事を俯瞰して眺めてみると、この地域の豊かなグラデーションを感じられます

森ノオトライターは現在約40名。横浜市青葉区近隣にお住まいの方を中心に活動しています。子育て真っ只中のメンバーや、働きながらライター活動を続ける方……それぞれのライフステージの中で記事をつくっています。

2024年度最初の編集会議のあと、パチリ！青葉台駅のBADAI BASEにて

森ノオトの記事は、みなさんの暮らしの中で見つけた“関心”や、得た“実感”が出発点です。

「私が好きなものを、地域のみんなにも届けたい」

「私が救われたこの活動を、今困っているかもしれない誰かに伝えたい」

「私がときめくこの場所を、もっと多くの人に知ってほしい」

森ノオトライター養成講座では、全6回の講座の中で、取材先を自分で決めて、実際に取材し記事を1本書き上げます。

私の好きなことや伝えたいことはなんだろう？というスタート地点から、どうしてこれを伝えたいのだろう？伝えた先はどうなっていてほしいんだろう？と、仲間と一緒に考えを重ね、1本の記事を書き上げていきます。

このライター講座では、取材の仕方や原稿の書き方を学ぶことはもちろん、自分を見つめ直し、自分軸で地域を切り取るきっかけが生まれるかもしれません。

森ノオトで記事を書くライターさんが、「森ノオトで書くこと」について語るインタビュー企画を、森ノオト公式noteに掲載しています

自分の好きなもの、好きな人に会えるのは、取材の魅力の一つです。きっと新しい世界がひらけるような、充実した時間となるでしょう。一方、話を聞き、自分の言葉で記事に仕上げていくことは、たくさんのエネルギーを必要とする難しい営みでもあります。私も森ノオトライターとして、取材し原稿を書く時はいつも迷い、ドキドキしながら記事を送り出しています。

だからこそ、記事は宝物のように思えます。取材相手に喜んでもらえた時は心がソワソワとうれしくなります。読み手の感想を聞ければ、また書こうと気持ちが奮い立ちます。

記事が誰かに届き、その人の一歩を後押しできることが、「書くこと」の醍醐味なのかもしれません。

取材したことがなくて不安に感じている方も、編集部スタッフ一同がしっかり伴走しますので、安心してチャレンジしてくださいね。

あなただからこそ書ける記事を、あなたと編集部で一緒に考えていきましょう。

昨年度のライター養成講座の様子です

取材記事の掲載をもって、森ノオトライターに加わっていただけます。受講終了後、ライター活動へのご参加は任意です。森ノオトの編集を体験し、その後を自由にお選びください。森ノオト編集部では、それぞれの関心に合わせてチームを選び、毎月の編集会議で記事のアイデアや感想をシェアしたり、地域の気になる場所に足を運んだり。書くことでつながる仲間ができるのも、森ノオトライターコミュニティの一つの特徴です。毎年11月に私たちが東急田園都市線・藤が丘駅で開く地産地消マルシェ「あおばを食べる収穫祭」では、今年の新人ライターさん有志がバンド演奏を披露しました！

それぞれができる楽器を持ち寄ったこの素晴らしい企画、飲み会のノリで実現したのだそう！

2025年は、地域と“書くこと”でつながってみませんか？みなさまとお会いできることを楽しみにしております。