森ノオトキッズのおやつに、おいもをよく見かけます。
秋といえば、おいも掘り、おいも料理、さつまいもが大活躍ですね。
おいもを食べる季節になってきたら開くのがこの絵本。
赤羽末吉さんといえば、ももたろうをはじめとする昔話の挿絵が素晴らしい作家さんです。
一冊一冊の絵の雰囲気がお話そのもので、赤羽さんの絵本は我が家の絵本棚に欠かせません。
そして、赤羽さんの一冊であることにもっとも驚くのが、『おおきなおおきなおいも』では?!
この本では、大胆だけどとてもかわいい絵で、幼稚園のお芋掘りの予定から、園児たちが思い描くおいもパーティーの様子、そしてお腹がいっぱいになったらどうする? ……そんな、楽しい想像の世界を描いています。
園児達独特の想像シーンは、おいもを掘る姿、おなかがいっぱいで空を飛んでしまう姿とユニークですが、我が家の3歳2カ月の弟くんが特に刺激を受けたのは、お芋掘りが延期になった園児が大迫力でおいもを描くシーンです。
ページをめくっても、めくっても、
まだ まだ
と、おいもの絵は続きます。
親がそろそろ?と思っても、まだまだおいも!!
これはす・ご・いです。
そして、弟くんに『おおきなおおきなおいも』を初めて見せた数日後。
お絵かきにはまっている弟くんが、だまって赤いクレヨンを手にとり、何かを描いている姿を目にしました。
もしかして??
そう、彼が描いたのは、やっぱりおおきな、おおきなおいも!!でした。
「おかあさん、みてー。できたよー!!」
完成させた絵をかかげる弟くんの誇らしい顔と、大迫力のおいもの絵。
今月も、こどもの力に驚かされました。
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