我が家の弟くんも1歳4カ月。
ことばがどんどん飛び出す時期を家族で楽しんでいます。
この時期は伝える・伝わる喜びと成長がいっぱい!
ことばの発達を見守りたくて、家族が登場する絵本を探したものでした。
今月は、お兄ちゃんが小さいときに、探した絵本『なにがはいってるの』をご紹介します。
『なにがはいってるの』
作:松竹いね子
絵:鹿目佳代子
発売:福音館書店
発売日: 1985年5月
(現在絶版)
1歳になるまでは、気に入った1冊を長く手に取っていた弟くん。
母が新しい絵本をすすめても、好き嫌いがはっきりしていて、「自分で選んだものしか見ない!」という感じで過ごしていました。
それが、ここ1カ月は好きな絵本が増えてきて、自分で選んでどんどん持ってくるようになりました。
そのお気に入りの何冊かのうちで、特にはまっていたのがこの本『なにがはいってるの』です。
* * *
おかあさん
ぼく
おとうさん
家族が次々に、おみやげを手にして帰ってきます。
おかえりなさい おかあさん
ね みせて
よくわかることばでお話が進み、小さいぼくでも、どのことばもしっかりわかります。
そして、おばあちゃんが来てみんながそろい、ぼくのおたんじょう会の
はじまりです。
* * *
小さい子の絵本には、動物が出て一緒になにかするものが多いのですが……。まずは自分の周りにいる家族のみんな。
家族が出てくる絵本を一緒に読みたくて探した本なのです。
ある一日、おかあさん(私)がお出かけした時には
お父さんと20回近くもこの絵本をくりかえし読んでいたそうです。
その甲斐があってか、
弟くんは、毎日おうちで私を
おかあああさん!
と元気に呼んでいます。
次はお父さんが主役の絵本を探そうかな?!
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