出産を機に退職する女性は62%。
この数字を見て、皆さんどう思いますか?
思えば、森ノオトを始めてから地元に住む多くの主婦と出会い、それぞれが子どもや、未来世代のために温かい気持ちを持っていること、地域活性化や支え合う社会のために懸命に動いていることを知りました。とても有能で、かつしなやかで柔軟な女性たちの動き、パワー、これは地域の宝だし資産だ! と思いました。
一方で、「どうせ私なんて……子どもが小学校に上がったらパートでレジ打ちくらいしかできないわ」と、つぶやく声を耳にすることも。元々はキャリアウーマンで、あるいは料理やものづくりの一線で働いていた人が、その実績や能力を生かしきれていないことにもどかしさも。
確かに、子どもを育てるというのはとても大変なこと。仕事との両立はなかなか難しく、女性が家庭に入って未来を育む役割を担っているのが現状です。ただ、その多くは、「子育てが一段落したら、自分らしく働きたい」と思っているのも事実。
森ノオトのリポーターを発足させたのも、そんなママさんたちとの出会いがきっかけです。「地域に暮らす子育て中の女性たちで、環境やエコライフに興味のある人たちに、彼女たちの才能や興味が生かせる分野で活動を広げてほしい!」という思いから。
メディアに関わることは、【街に住む】から【街を構成する人の裏側を知る】そして【街づくりに参加する】ことにつながります。それを、身をもって体験し、イキイキと活動しているリポーターたちの姿を見て、とても頼もしく感じています。
さて、この写真の美しい女性たちは、青葉区周辺にお住まいで起業されているママさんたち。10月31日(水)に、たまプラーザで大きなイベントを主催するメンバーです。それぞれ、フリーのアナウンサー・プランナーや、パン教室主催、ハンバーガーレストラン「COCOCHIバーガーズ」経営、ライフオーガナイザーなど、分野は多様ですが、それぞれ、「自分らしく働く」ことで輝いている皆さんです。
「笑顔で働きたいママのためのフェスタ」inたまプラーザは、女性を支援するために活動している方、より前向きに人生をエンジョイしている方による【PowerWoman】プロジェクトが主催しています。行政や企業の協力を得て、埼玉、仙台、東京(六本木ヒルズ)など全国でイベントを開催しながら女性たちが自分らしく笑顔で働くためのきっかけづくりやアドバイスなどを行っています。
たまプラーザテラスで開催する今月末のイベントでは、地元で活躍するママたちによるパネルディスカッション、50ブース以上の教室・サロンによるワークショップ、“しまじろう”の運動のお兄さんによるパフォーマンスや、ママ&キッズファッションショー、行政によるママ支援ブースなど、見所たくさん!
実行委員の近藤洋子さんは、FMサルースのパーソナリティーでもあり、多くの女性のプロデュースをする起業家でもあります。「たまプラーザ周辺は、子育て世代にやさしい街。プチ起業しているママも多くいて、イベントではそんな地元のママたちに話をしてもらったり、ブース出展していただきます。自分の夢を実現している皆さんの笑顔を見ていただければ、きっと次に続くつながりが生まれるはず。多くのママさんたちの背中を押すことができれば」と展望を話します。
子育て中の女性だけでなく、これからママになる女性にも、ぜひ足を運んでいただきたいイベント! 街でキラキラ、イキイキと自分らしく笑顔で働く女性が、街を元気にしていきます!
「笑顔で働きたいママのためのフェスタ」inたまプラーザ
日時:2012年10月31(日)10:30〜16:30
場所:たまプラーザテラス内 プラーザホールbyイッツコム 及び周辺施設
主催:PowerWomanプロジェクト実行委員会
後援:神奈川県、横浜市、川崎市
会場協力:たまプラーザテラス
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