

2024年度は、「めぐる布市」が4年目に突入し、毎月およそ100名の来場者が定着。リピーターも増え、安定的な来場者数を記録しました。9月には、4回目となる象の鼻テラスでの拡大版布市を開催し、来場者は900名近くに達しました。イベントとしての認知も着実に広がっています。
「出口を広げるプロジェクト」は助成2年目を迎え、モニター団体数を15に拡充。メディア事業部との連携により、ライターが各団体を取材し発信する取り組みも開始。活用事例を横展開できる仕組みが整いつつあります。
旭区の障害者福祉団体「ミコミコカンパニー」には、ハギレのカット作業を委託。反響が大きく、制作が追いつかない状況となったため、旭区内の別の作業所にも声をかけるなど、業務の分散と雇用機会の拡大にもつながっています。
また、若者の自立支援を行うNPO法人パノラマの「北部ユースプラザ」には、ハギレや布を詰めた「つめつめセット」の制作を委託。パソコン作業が苦手な若者にとって、手を動かす仕事として喜ばれています。
ハギレ活用の啓発活動として、作品コンテストを実施。一般から62作品、キッズ部門で6作品、合計68作品の応募が集まりました。受賞作品は象の鼻テラスで発表し、多くの来場者の注目を集めました。
また、例年売上が落ち込みやすい8月には、寺家町の「里の恵季」でPOPUP出店を実施。売上の底支えとなっただけでなく、新たなファン層の獲得にもつながりました。
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めぐる布市
ウェブサイト https://applique.morinooto.jp/
Instagram https://www.instagram.com/megurununoichi/