【エコ】ペットボトルや使い捨てコップから、リユースカップに切り替えませんか?
一度使ったら捨ててしまうペットボトルや紙コップから、繰り返し使えるリユースカップに切り替えてみませんか? 森ノオトは、できるところから環境に優しい取り組みを始められるよう、リユースカップの導入を応援します。少数からでも注文できるリユースカップをご紹介します。

日本ではどのくらいの量のペットボトルが使われているか知っていますか?
PETボトルリサイクル推進協議会によると、2018年度は62万6千トンものペットボトルが販売されています。このうち、同年のリサイクル率は約85%で、約9万4千トンはごみとして処理されているのです。

 

限りある資源を有効に使おうと、脱使い捨ての動きが世界中で広がりつつあります。
海外では、ペットボトルの飲料水の販売を禁止する自治体も出てきています。国内でも、会議の際にペットボトル飲料の使用禁止を打ち出す自治体や企業も増えてきました。

 

環境に配慮した取り組みをしたいけど、何から始めよう。そんな気持ちのある方は、手軽に始められるリユースカップの導入をおすすめします。デザインにこだわったリユースカップ を1個から販売していますので、会議での飲み物の提供や人の集まるイベントなどで取り入れてみませんか。

 

リユースカップ は1個500円(税抜)で販売し、収益はNPO法人森ノオトの活動資金に充てられます。森ノオトは[地域や自然と調和した社会と、その担い手を育てる]ことをビジョンに掲げ、[暮らしの足元から地域を編集し、一歩を踏み出すきっかけをつくる]事業に取り組んでいます。リユースカップの導入が、環境保全と地域循環の一歩につながることでしょう。

 

リユースカップは、サイズは450ml、材質はポリプロピレンです。耐熱温度120度、対冷温度マイナス30度で、冷たい飲み物と、温かい飲み物の両方に使うことができます。たくさんのカップを重ねて運ぶことを想定して作られているので、軽く、重ねてもかさばらず、通気性を良くするための工夫がなされています。

デザインは森ノオトのオリジナルで、エメラルドグリーンのカラーは、美しい海から発想を得ています。ハートを形づくる三角は、古典模様の鱗(うろこ)模様から。蛇や蝶を連想して脱皮を表し、厄を落として再生する、厄除けの意味合いがあるそうです。ごみを出すという習慣を捨てて新しい習慣を身につけて、美しい未来につなげたい……そんな思いを込めました。

 

森ノオトの事務所(青葉区鴨志田町、アクセスはこちら)で購入できるほか、ある程度まとまった数の注文の場合、青葉区近隣へお届けもできますのでご相談ください。

 

ちなみに、リユース食器ネットワーク(事務局:一般財団法人地球・人間環境フォーラム、東京都)の調査によると(※)、リユース食器は6回以上繰り返し使うと、エネルギーの使用量やCO2排出量、固形廃棄物の量など、全ての指標で、紙コップなどの使い捨ての器を使うよりも環境への影響が下回るそうです。繰り返し大事に使うことに意味があります。

 

森ノオトでは、NPO法人WAVEよこはま(青葉区鴨志田町)と協力して、毎年「あおばを食べる収穫祭」でリユース食器を使い、エコの啓発を続けてきました。毎年約2000人が来場する食のイベントにもかかわらず、毎年出るごみの量は、45lのごみ袋1つ分に抑えています。もちろん、ご家庭でも使っていただけますので、さまざまな場面で活用してみてください。

 

※ ライフサイクルアセスメント(LCA)の結果、リユースカップの使用回数による環境負荷の低減効果は、固形廃棄物は4.7回以上、二酸化炭素排出量は2.7回以上、水消費量も2.7回以上、エネルギー消費量は6.3回以上再利用すると紙コップよりも環境負荷が低減されるという結果が出ています。また、サッカー場における一試合当たりの環境負荷量の削減率をみると、紙コップをリユースカップに置き換えることで、固形廃棄物が16.6%、NOxが10.9%、SOxが16.0%、二酸化炭素(CO2)が29.2%削減できます。また、水消費量は9.0%、エネルギー消費量が15.0%削減できます(リユース食器ネットワークのホームページより引用)

Information

リユースカップについてのお問い合わせはこちらから。

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