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秋の大イベント、「あおばを食べる収穫祭」が終わりほっとひと息の森ノオト。
皆さんマルシェでのお買い物は楽しみいただけたでしょうか?
藤が丘に集ったオシャレで美味しいお店の数々!!
この絵本を見ているとまた思い出してしまいました。
ある日、さえこちゃんは、大好きなおばあちゃんのおうちにお泊まり。夕飯の買い物におばあちゃんと街に出かけます。丘の上にある素敵なお庭の一軒家に住むおばあちゃんの家から街へ降りていくと、おばあちゃんの馴染みの商店街が並んでいます。
くだもの屋さん、花屋さん、八百屋さん、お肉屋さん、パン屋さん……さえこちゃんとおばあちゃんは楽しくお買い物を続けますが、ひとつだけ困ったことに、おうちを出る前にメモしたものと、全然違うものを買ってしまいます。ふたりはそのことに気がついていないみたい!?
おばあちゃんは、予定と違った買い物を見て、びっくり、でもさすがはおばあちゃん、がっかりなんてしません。買ってきたもので素敵な夕飯が出来上がります。
出来上がったおばあちゃんのお料理をみると、同じものを食べたくなってしまう……そんな気持ちはきっとみんな一緒ですね、この絵本のラストにはおばあちゃんのお料理の作り方が書いてあります。
私も、自分のおばあちゃんが作ってくれた美味しい料理には思い出があります。子どもの頃を過ごしたのは山形なので、美味しいお餅や、お雑煮、芋煮などなど……。漬物も大好きだった、なんて嗜好は山形ならではでしょうか。
いま自分の子どもが喜ぶおばあちゃんの料理は、自分の親たちが作ってくれたもの。絵本を読んでいると、自分まで子どもの頃に戻ってしまうような気持ちがするので、ちょっと不思議です。
さて、おばあちゃんがお買い物をした街は、年をとっていても、ベビーカーでも、すいすい買い物ができそうな素敵なお店がありうらやましくもあります。
くだもの、お肉と、一つひとつ商品を扱うお店は最近ではだんだん少なくなってきました。私も小学2年生のお兄ちゃんがまだ幼稚園に行く前は、よく八百屋さんでお買い物をして、お会計の時に野菜を渡す手伝いをしたり、おまけにバナナをいただいたりしたものですが、その八百屋さんは二つとも店をたたんでしまいました。
顔が見えるお買い物はやっぱり楽しい! 先日の収穫祭でも、お店の人との触れ合いは、やっぱり食べる喜びの一つのスパイスになっているはず!!
これからも地元のお買い物を楽しめる地域であってほしいですね。来年の収穫祭もいまから楽しみになります。
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