目指せ100人の登場人物! みんなで『たまプラの本』をつくりませんか?
「次世代郊外まちづくり 住民創発プロジェクト」で森ノオトが企画提案した『シビックメディア たまプラびと図鑑』が動き出しました。「地元で暮らす×はたらく」新しいワークライフスタイルを目指すloco-working協議会たまプラーザプロジェクト(たまロコ)とのコラボで、たまプラーザで暮らし、はたらく素敵な人たち100人を紹介する企画です!
 森ノオトの活動を通じて、わたくし・キタハラが常々感じているのは、「取材活動はまちづくりに参加するきっかけになる」ということ。地元のお店や活動、個人を知る。愛着を持つ。(お買い物や日々の挨拶などで)関係が継続する。いつしかまちの参加者になる……。

これまでの市民活動は、環境や食の安全、福祉などへの問題意識の高い主婦層が主に担い、世代交代がうまく進んでいない課題が浮き彫りになっています。近年ではプラチナ世代のおじさま方の「地域デビュー」も目立ちますが、そこに「現役の子育て世代」が混じる機会は少なかったのではないでしょうか。

特に「社会問題に関心が高い!」層でなくても、まちづくりに参加するきっかけはたくさんあるように思います。森ノオトで目を付けたのは「ミーハー心」と「好奇心」。雑誌に出てくる素敵なファッションやライフスタイルに憧れる。自分でつくった愛情たっぷり手づくり弁当をSNSなどで発信する。美味しそうな地元のレストラン情報をチェックして友達とランチしてみる。ガッツリと社会活動に参加する一歩手前の、「会ってみたい」「食べてみたい」「ちょっと興味あるなー」。そんな気持ちを「はじめの一歩」にして、社会に参加する(つまり、地域に仲間をつくる、活動をする、はたらく)きっかけを提供できたら、と思っています。

 

今年1月の「住民創発プロジェクト 第2回講評会」で晴れて認定された「シビックメディア」。「本」の形に落とし込むことで、達成感と自らの価値をPRすることを両立

 

「次世代郊外まちづくり 住民創発プロジェクト」で森ノオトが提案したのは、「ミーハー心をきっかけに誰もが参加しやすい市民メディアをつくり、まちへの参加意識を高めていこう」というもの。シビックメディアと名付けて、森ノオトがこれまで積み上げてきた「一般の主婦による発信」のプロセスを、社会参加につなげていく仕組みづくりをたまプラーザで展開したいと話しました。

ただ、そのメディアをどのような形にするのか、提案当時(2013年9月)はまだアウトプットのイメージが見えていませんでした。たまプラーザ版の森ノオトをつくることも考えたのですが、実は同じように地域メディアを運営しようという地元のグループがすでに精力的に活動を始めていたり、森ノオト自体もすでに「事業」として運営を始めていたので市民活動として行うのは限界があるなど、幾つか課題がありました。同時に、住民創発プロジェクトで様々な企画・イベントがスタートし、たくさんの魅力的な住民の方々に出会う機会も増えてきました。

そんななかで、同年12月に開催したgreenz.jp発行人の鈴木菜央さんを招いての勉強会と、コミュニティトラベルガイド『福井人』の事例に学ぶ勉強会、2つの学びの機会から、たまプラーザらしい市民メディアのあり方のイメージが浮かんできました。

「わたしはかつて、雑誌を編集することに憧れていた。誰もが手に取りやすい“本”をみんなでつくる。成果物が目に見えてわかり、値段をつけて売ることで、自分たちのつくったものの“価値”をPRすることもできる!」

 

第1回目の本づくりワークショップで、自分の好きな地域の仲間を思い浮かべリストアップする参加者の皆さん

 

ただの一度、お祭りのように本をつくって「はい、おしまい!」ではもったいない。でも市民メディアはお金にはなりにくい。その時に、次につながる仕組みをつくりたいと考えました。そんな時に出会ったのが、「loco-working協議会たまプラーザプロジェクト(たまロコ)」の遠藤聖子さん。元々まちづくりのコンサルタントの仕事をしており、出産を機に退職。子育てが一段落したちょうどその時に次世代郊外まちづくりに関わり、「子育てをしているからこその視点でまちづくりに関わりたい」と、地元で「暮らす×はたらくをつなげる」ロコワーキングをたまプラーザで展開したいと考えていました。

本をつくるためには、取材が必要です。100人取材するならば倍以上の人をリストアップし、事前にしっかりリサーチをする。そしてアポイントメントをとり、取材し、原稿の校正と、できあがった本を謹呈する。一度の取材で4回は対象者とやりとりすることになります。そのプロセスそのものが「地元のネットワークをつくる」ことにつながり、地域に「大好きな人」を増やすことにつながります。経験上、まちづくりへの参加と、結果的に「はたらく」場が見つかるきっかけにもなるのです。

実は森ノオトの活動を通じて、これまで幾つかの「職場×主婦」のはたらくきっかけづくりをしてきました。メディアはネットワークのハブ。地域の経済を循環するキーにもなる。子育て世代が地域で職能を生かしはたらくことができたら、家庭も仕事も両立しやすくなります。

わたしの得意分野は「メディア」ですが、「はたらく」をテーマにしている遠藤さんと組めば、より具体的で効果的ではないかと思い、「一緒にやろう」と提案しました。

 

わずか2時間のワークショップの中で、200名もの「たまプラびと」がリストアップできた。自分の大好きな仲間について語る皆さんが熱い!

 

そんな紆余曲折を経て、記念すべき第1回目のワークショップが実現したのは3月28日のこと。たまプラーザ地域ケアプラザで、16人が集まり「私が大好きなたまプラびと」を持ち寄りました。住民創発プロジェクトに参加している皆さんは、すでにそれを実行し、体現している方ばかり。三人集まれば文殊の知恵とはよく言ったもので、2時間で200名もの「たまプラびと」の名前がリストアップできました。

ほかにも、制作のスケジュール、やること、本に登場する人物を集め、本をつくるための人材募集などの方法について皆さんにアイデアを求める形で終わった第1回。「ワクワクするお祭りが始まる!」

そんな期待感でいっぱいでした。

 

第2回目では、1回目で見えてきた人材(リソース)をリスト化し、登場人物をしぼり、あるいは広げる作業を行う。参加者が多いほど多様性にあふれるおもしろい本ができる! ぜひ、多くのご参加を!

 

4月30日(水)10-12時には、たまプラーザ地域ケアプラザで第2回目のワークショップを行います。1回目で集まった200名もの方のカテゴリを分類し、本にする時にどんな切り口で取材を行うか、ページ構成はどのようにするかなどを話し合います。

また、3回目は5月中旬の予定で、アポの取り方、取材の手法(インタビュー術)、撮影のポイント、文章の書き方、原稿の提出方法など、誰もがメディア人になれるノウハウをお話ししていきます。

本の完成は9月中旬の予定。それまでに、編集やデザイン、資金集めなど様々な仕掛けを行っていきます。楽しいお祭りが始まるぞー!!

たまプラーザを愛する人、たまプラーザに好きな人がいる、そんな方なら誰でも歓迎です。ふるってご参加ください。

Information

第2回 『たまプラの本』をつくるワークショップ

日時: 2014年4月30日(水)10:00-12:00

場所: たまプラーザ地域ケアプラザ 地域ケアルーム

参加費: 無料

申し込み・お問合せは

Facebookページのイベント

https://www.facebook.com/events/268374350010164/

またはE-mail[email protected] まで。

(メールでのお申し込みの際は、氏名、住所、電話番号、E-mailアドレスをご記入ください)

北原 まどか
この記事を書いた人
北原まどか理事長/ローカルメディアデザイン事業部マネージャー/ライター
幼少期より取材や人をつなげるのが好きという根っからの編集者。ローカルニュース記者、環境ライターを経て2009年11月に森ノオトを創刊、3.11を機に持続可能なエネルギー社会をつくることに目覚め、エコで社会を変えるために2013年、NPO法人森ノオトを設立、理事長に。山形出身、2女の母。
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