5/23(金)第3回ワークショップ開催! いよいよタイトル決定? みんなでつくる本!「たまプラの100人(仮)」
「次世代郊外まちづくり 住民創発プロジェクト」で認定を受け、4月30日に第2回目を開催した「シビックメディア たまプラびと図鑑(次世代郊外まちづくり 住民創発プロジェクト)」のワークショップ。その名も「みんなでたまプラーザの本をつくろう!」。いよいよ取材対象であるステキでカッコいいたまプラ人を絞り込み、本のタイトルのイメージづくりも始まりました。(Text:遠藤聖子)

森ノオト新人リポーターである私、遠藤は次世代郊外まちづくり住民創発プロジェクトで「暮らすとはたらくが愛着のあるまちでつながる」を提案する「ロコワーキング協議会たまプラプロジェクト(たまロコ)」の立案者でもあります。

個人的な話ですが、20代は一心不乱に仕事に邁進し、30代にさしかかるところで結婚、そして妊娠を機に出張続きだった仕事の継続に難しさを感じて退職しました。2人の子どもにも恵まれ落ち着いてきたころ、ふと思うこと。それは「やっぱり仕事がしたい」。

でも子育てにあたり保育園を選択せず、幼稚園に通わせているし習い事もしている。一度家庭に入ったからか、子どもたちと離れている時間でもなるべく近い場所にいたいと感じるようになったので、毎日満員電車で都内へ通勤するイメージが湧きません。しかももし災害が起きた時に子ども達や自宅からあまりにも遠いところにいたら、私たち家族はどうなってしまうのだろう……と想像すると、なかなか「復職」を選択することができずにいました。

一方でママ業に専念している間に感じたのは、料理、手芸、イベントの企画立案など、ママたちそれぞれが持つスキルがとても高いこと。その能力をこのまま眠らせておいてはもったいない! みなさんの経験、スキル、暮らしぶりを「しごと」にして地域で循環させられれば、まちをきっと豊かにするはず!

そんな思いから辿り着いたのが「暮らす」と「働く」が愛着のあるところでつながる「ロコワーキング」というワークスタイルでした。いわゆる「職住近接」のライフスタイルですが、ロコワーキングはもう少し「はたらきのあり方」にフォーカスした考え方です。国内では調布市に拠点をおく非営利型株式会社ポラリスが中心となって「loco-working協議会」を立ち上げ、新しい働き方を提案、実践しているのですが、縁あって私も協議会のメンバーという立場でお手伝いをすることになりました。

自分の生活の足場があるところ=暮らしと、働きが愛着のあるところでつながっていると、私だけでなく、家族も仲間も心地よいはず。ましてや自分の得意分野が地域の誰かのためになり、それが「しごと」になるのであれば、私でも無理なくできそう。そんなビジョンをもつコミュニティやしくみをつくりたい! そう思い、私にとっての愛着のあるまち・たまプラーザで活動をはじめました。

そう、実は私、たまプラーザは大好きで愛着があるまちではあるけれど、住んでいるのは麻生区です。まずはたまプラーザにどんな人がいて、どんなコトが得意なのかという「リソース」を発掘しなければなりませんでした。そんな時、森ノオト・まどか編集長から「たまプラびと図鑑」の企画を聞きました。取材はまさにリソースを発掘する最大のツールであると聞き、これはチャンス! とばかりに、早速私、たまロコチームも企画に参加することにしました。

このような経緯で開催した第1回目の「たまプラびと図鑑」=たまプラの本づくりワークショップについては、前回のまどか編集長の記事のとおり。200人もの取材対象者がリストアップされ、たまプラーザ住民の多彩さ、人材の豊富さに改めて驚かされる結果となりました。

そしていよいよ第2回、4月30日に開催したワークショップのテーマは、取材対象の絞り込みと本の体裁の確認、そしてタイトルです。

まずは前回のワークショップでリストアップした200人ものたまプラびとを「ライフスタイル」「著名人」「地域でイキイキ子育て」「たまプラニューウェーブ」「地元に根ざしたお店」「地元の生き字引」「未来のホープ!」「次世代郊外まちづくり住民創発プロジェクト」「地元の顔」というカテゴリにわけ整理したプリントを参加者に渡し、ご意見をいただきました。すると、「座談会方式の取材が向いているカテゴリがあるのでは?」「このカテゴリは、目線を変えてみると名称が変わるのでは?」と様々なご意見が。前回のワークショップではまだ出てきていなかったお名前もあがり、ますます本のイメージがふくらみました。

この本の体裁はA5版80ページフルカラーを予定し、本の約束として表紙・扉・まえがき・目次・奥付・背表紙があるため、正味74ページで約100人を紹介することになります。取材対象範囲も絞り込み、いよいよ本のタイトル!

ポストイットに思いつく限りの本のタイトルを参加者のみなさんに書いていただいたところ、またもやアイデアの泉! でるわ、でるわ、面白いタイトル。方向性はだいたい2つにしぼられました。やや固めのイメージのもの。そしてちょっとクスッと笑えてしまうような柔らかなイメージのもの。そして、この本の読者は「たまプラーザ」周辺だけに限らず、首都圏や全国でも読んでいただきたいという思いがあるので、「たまプラ」と略さず「たまプラーザ」という名称を入れよう、ということを確認しました。

5月23日(金)には、いよいよ取材の実践に向けたワークショップを開催します。アポの取り方、取材の手法(インタビュー術)、撮影のポイント、短くても伝わる文章の書き方、原稿の提出方法など、誰もがメディア人になれるワークショップです。ぜひ参加して、みなさんも個性豊かなたまプラびとに出会いませんか? 6月にはいよいよ取材がはじまり、本づくりのピークを迎えますよ!

たまプラーザを愛する人、たまプラーザに好きな人がいる、そんな方なら誰でも歓迎です。ふるってご参加ください。

 

まどか編集長もグループファシリテーターをつとめる。どれだけ参加者から情報を引き出せるかが腕の見せどころ

 

どんどん出てくる本のタイトルのアイデア。みなさんがどれだけたまたまプラーザを愛しているかを感じさせられる作業となった

 

参加者層も多種多様。「本をつくる」という目的はいろんな人を巻き込む力があるのだと再確認。みんなでいい本、つくりたいと企画運営チームもモチベーションがますますあがる

Information

第3回 『たまプラの本』をつくるワークショップ

日時: 2014年5月23日(金)10:00-12:00

場所: たまプラーザ地域ケアプラザ 多目的ルーム

参加費: 無料

申し込み・お問合せは

Facebookページのイベント

https://www.facebook.com/events/611821872247003/

またはE-mail info@morinooto.jp まで。

(メールでのお申し込みの際は、氏名、住所、電話番号、E-mailアドレスをご記入ください)

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