(1)エアコン+αで涼感アップ!
外から帰ってきた時にまずエアコンのスイッチを入れるのではなく、換気をして風を通します。
外気温との温度差をなるべく小さくするのがポイントです。
エアコンの設定温度は、外気温よりもマイナス5度低い程度がおすすめ。
クールビズでは「エアコンの設定温度は28℃に」と言っていますが、例えば気温35℃以上の猛暑日の場合、室内は30度でも十分に涼しく感じられます。
極端に外気温との差があると、人の体温調整機能がうまく働かない場合があるので気をつけましょう。
また、カーテンなどで遮光するとより効率がアップしますよ。
(2)エアコンが最適に動くようメンテナンスを。
エアコンのフィルターには知らぬ間にホコリがたまっているもの。
ホコリだけでなくダニやカビの胞子など、アレルギーの原因となるハウスダストの巣窟です。
2週間に一度は掃除機でフィルターのゴミを吸い取ることで、清潔+エアコンの効率が上がります。
また、シーズンオフにはフィルターだけでなく、羽根や室外機のフィルターも含めた掃除を心がけましょう。
エアコンクリーニングのプロに依頼すれば、見えないところのカビなども徹底的に洗い落としてくれます。
とある業者に聞いたところ、2~3年に一度はメンテナンスをしたほうがよい、とのこと(赤ちゃんやアレルギー体質の人がいる場合は毎年がおすすめ)。
(3)高効率のエアコンを選ぶ!
奥の手は何と言ってもコレです。
あまりに古いエアコンを使っていると、電気代ばかりがかさみ、肝心の効率はあまりよくない、ということがままあります。
エアコンの効率は、COP(Coefficient Of Performance=エネルギー消費効率)という指標で表し、数値が高いほど効率がよくなります。
エアコンは電気の力で動かしているので、CO2排出量は電力の使用量に比例します。そのため、効率の悪いエアコンを使っているということは、地球環境(と家計)に大きな負荷を与えていることになるのです。
ランニングコストを下げる分で高効率エアコンへの買い替えをすれば、家計への負担もそれほど大きくないはずです。
(とはいえ、むやみやたらに買い替えをおすすめするわけではありません……。古いものでも上手に、大切に使うという考えも大事にしたいので)
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