大自然の中で楽しむ焚き火体験
皆さんは年末年始をどのように過ごされましたか? 我が家は主人の仕事休みが少なかったので、貴重な正月休みを関東で過ごしました。あとで聞けば、帰省先の福岡も高知も雪の降る正月だったそうで、寒いのが苦手な私にはラッキー? 息子は「あ~、雪だるまつくりたかったなあ」とちょっと残念そう。そんな息子と一緒に新年、こどもの国に行ってきました。(Text:末吉真由華)

 

こどもの国は、季節ごとに子どもたちがワクワクする楽しいイベントが企画されており、いつも楽しみにうかがっています。

 

入場門を入ってまっすぐ坂を下った中央広場では、なにやら煙がモクモク。そして大勢の人が煙の回りを囲っています。そう、季節限定で焚き火をしてくれていたのです。

 

早速マシュマロを購入し、スタッフお手製の長い竹串をお借りして、焚き火の近くで焼こうと向かいました。私の小さな頃は、庭で焚き火をするのは冬の風物詩として当たり前の光景(まさに童謡「たきび」の世界です!)だったのですが、今やあちこちで焚き火規制があるため、焚き火経験の少ない息子世代にとって、こういった機会を設けてくれるのは本当にありがたいことです。

 

息子は焚き火に慣れていないせいか、火までの距離のとり方が難しい様子。マシュマロを早く焼きたいのに、少し近づくだけで熱くて耐えられず、さらに煙が目にしみて痛くて涙をぼろぼろ流しながら焼いていました。マシュマロは灰だらけでちょっと焦げたけど、自分で焼いたことが嬉しかったようで熱々を満足そうに食べていました。私も大自然の中でいろいろ焼いて食べてみたくなりました。

 

スタッフの方にうかがってみれば、お餅や芋など(肉や魚以外のもの)を自由に家庭から持ち込んで、好きなだけ焼いてよいそうです。一応さつまいもとマシュマロ、網は購入できるので、うっかり持ち込みを忘れても安心です。

 

訪れた日はとても暖かだったので、その後も、子どもたちは独楽回し(年始企画)や、持参した凧を揚げて大盛り上がりでした。

 

こどもの国は子どもと一緒に大自然を楽しむヒントを教えてくれるので、今年もたくさんお世話になりそうです。

 

この焚き火イベントは、2010年12月5日(日)~2011年2月27日(日)の、日曜・祝日10:00~15:00に開催中です。

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