一芽三葉を摘んで健康長寿を祈る。夏の入口の一日。
5月8日は汗ばむどころか真夏のような陽気。天候不順で順延になった農に学ぶ。の茶摘みイベントが、寺家ふるさと村のどんぐり農園で開催されました。摘みたての茶葉を蒸して煎って撚っていただくできたてほやほやの「新茶」は、どんな味がしたのでしょうか……。
どんぐり農園にある茶の木。若々しい新芽が伸びていました。とてもやわらかでフレッシュな色合い。葉と葉の間から伸びる「一芽」と、その間の「双葉」を摘むのが一般的ですが、「それだと若干少ないので、どんぐり農園の茶摘みは“お嫁サンバ”を歌いながら“いちにの、三葉”で、一芽三葉を摘んでください」と、農に学ぶの木村さん。
八十八夜は春と夏の境目です。まさにそのような天候に恵まれたどんぐり農園。季節の移ろいとともに、水をはった田んぼでは虫や鳥たちが生き生きとダンスをし、歌っており、人々の声と共鳴していました。
この記事を書いた人
北原まどか理事長/ローカルメディアデザイン事業部マネージャー/ライター
幼少期より取材や人をつなげるのが好きという根っからの編集者。ローカルニュース記者、環境ライターを経て2009年11月に森ノオトを創刊、3.11を機に持続可能なエネルギー社会をつくることに目覚め、エコで社会を変えるために2013年、NPO法人森ノオトを設立、理事長に。山形出身、2女の母。
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