新しいスタイルの上映会・森のカフェシネマVol.1 成功でした!
1月17日(火)、藤が丘の地産地消イタリアンレストラン「ナチュラーレ・ボーノ」で、第1回森のカフェシネマ「地球にやさしい生活」の上映会を開催しました。森ノオトと地元飲食店の初コラボ。ドリンクを飲みながら映画を楽しむ、映画を観た後は地域の人たちと語り合い、交流する……。初めての試みでしたが、ここからまた何かが始まる、そんな予感のする素敵な上映会になりました!
(写真/ヨシウラユウキ)

レストランの壁をスクリーンに見立てて映画を上映

 

自分たちが観たいドキュメンタリー映画を、私たちの街に持ってきて、みんなで観て、語り合いたい。映画を観て行動につながったり、意識が変化するのはドキュメンタリー映画の醍醐味です。

 

でも、映画はふつう、一人あるいは少人数で鑑賞し、観終わった後は個人的に余韻を感じたり、帰り道に一緒に観た仲間と少し感想を述べ合うくらいで、何となくそのまま……ということも多いですよね。

 

 

1回森のカフェシネマは、森ノオトのキタハラマドカ、中島美穂、あざみ野ぶんぶんプロジェクトのヨシムラユウキさん、そして藤が丘の地産地消イタリアンレストランのオーナー・植木真さんとで企画・運営しました。中島美穂のあざみ野ガイアシンフォニー上映実行委員会での実績と、その後のあざみ野ぶんぶんプロジェクトでの上映会や勉強会の企画をしてきた仲間たちです。

 

地元で自主上映をして地域の仲間に映画を通じて何かを伝えることで、何かが変わる、何かが動く。「映画のチカラ」を実感していた私たち。青葉区にはアートフォーラムあざみ野という素晴らしい施設があるのですが、毎回の上映会で200人を集めるのは結構大変。もっと気軽に、気楽に、口コミで映画を広げるすべはないかな……そこで、プロジェクターと白い壁があるレストランの定休日に、場所をお借りして、少人数の上映会ができたら楽しいね、という、おしゃべりレベルから始まった企画です。

 

午前の部はお子さん連れのお母さんが圧倒的多数!

 

植木さんのご好意で、午前・午後・夜の3回の上映が可能になりました。

 

午前の部は、小さな子どもを抱えてなかなか映画を観に行くことができないお母さんたちをメインターゲットにして、お子様連れ歓迎にしました。昼の部は時間の融通がきく方、ゆっくり観たい主婦の方向け。夜の部はお仕事帰りのビジネスパーソンでも足を運べるように20時からの上映。結果、午前、午後、夜と、まったく客層が異なり、これもまたおもしろい経験でした。

 

 

映画の内容は、ニューヨークの五番街に住む家族が、地球にインパクトを与えない(ノー・インパクト)な生活に1年間チャレンジするというもので、都市社会・消費社会をあぶりだし、ユーモアと現実と皮肉たっぷり、笑いあり、涙あり、気楽に観られるけれども自分たちの暮らしを考えるためのエッセンスもたっぷりあります。

 

この映画なら、イデオロギーとか生活信条とかも関係なく、感想をシェアしやすいだろうなと思って、映画終了後30分間の「シェアタイム=ダイアローグ」を設けました。

 

グループのリーダーが「私たちの地球にやさしい生活」を発表!

 

 

映画でたまたま隣り合わせた人同志で小グループをつくり、映画の感想を語り合う。しかも与えられたテーマに沿って、11分という時間で、考えをまとめる。ルールがある「対話のゲーム」です。各チームにリーダー、書記、タイムキーパーの役割を与えて、それぞれ進行していきます。

 

「映画を観て共感できること、自分にはできないとつっこみを入れたくなったこと」

「私たちの地域らしい【地球にやさしい生活】とは?」

 

この2つのテーマで語り合い、最後にリーダーが前に出てきて発表しました。

 

夜の部はビジネスパーソンが多く、活発に名刺交換がおこなわれていた

 

 

青葉区らしい【地球にやさしい生活】で出てきたキーワードは「地産地消」。横浜北部は意外と農業が活発で、地元の食材を大切に使い都市農業を支援していく「ナチュラーレ・ボーノ」さんのようなお店も、幾つかあります。

 

有機野菜を使ったお店も少しずつ増えていて、食の選択を通じて暮らしを変える、美味しいものを食べて元気になる、そんなところから、自分らしい【地球にやさしい生活】の仲間を広げていきたい、という声があちこちから上がりました。

 

1回の森のカフェシネマを終えて、お客さんからの評価も高く、アンケートでは「映画を観終わった後に地域の人たちと感想を語り合えたのがよかった」「見ず知らずの人とテーマを決めて話すのって、最初は難しいと思ったけれど、意外と楽しかった」などの声をいただきました。初めて会った人同士で意気投合して、連絡先を交換して今度一緒にナチュラーレ・ボーノさんに食べに行こう、なんて盛り上がるグループも。

 

私たちが描いていた「こんな上映会をしたい!」が、目の前で形になり、実現して、お客様に伝わって、何かが動いた!!! それがとてもうれしくて、「また次もやりたいね」と、さっそく映画探しモードのカフェシネマ・メンバーです。

 

何よりも当日のスムーズな運営を支えてくださった、ナチュラーレ・ボーノの植木さん。ご自身もとても映画とダイアローグを楽しんでくださって、私たちスタッフとのチームワークも最高でした。心から感謝申し上げます。

また、素晴らしい映画を提供してくだっている配給会社のアンプラグド・宮村さんにも重ねてお礼申し上げます。全国で始まる自主上映会が盛況になりますよう。

 

次回の企画は未定ですが、春ごろ、第2弾を開催したいと思っていますので、また森ノオトでお伝えしますね!

次は27日(火)、アートフォーラムあざみ野の「六ヶ所村ラプソディー」「ヒバクシャ」上映会でお会いしましょう。

https://morinooto.jp/morijoho/dengonban/in-6.html

 

 

 

 

この記事を書いた人
北原まどか理事長/ローカルメディアデザイン事業部マネージャー/ライター
幼少期より取材や人をつなげるのが好きという根っからの編集者。ローカルニュース記者、環境ライターを経て2009年11月に森ノオトを創刊、3.11を機に持続可能なエネルギー社会をつくることに目覚め、エコで社会を変えるために2013年、NPO法人森ノオトを設立、理事長に。山形出身、2女の母。
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