長津田は青葉台から電車でわずか3-5分、だけど区境をまたぐとなかなか訪れることもなく、ちょっと遠い隣町だったのですが、もしかしたら今後、足しげく通うようになるかも……。
なぜなら、10月5日(土)に「みどりアートパーク」が開館するから。緑区民文化センターとして、クラシックから室内楽の本格的なコンサートから、区民の芸術発表の場として、さらには映画上映会、手芸などの身近なアートやものづくりの講座、陶芸や絵画のギャラリー、ドラムセットやピアノを完備したリハーサル・練習室まで、区民・市民が気軽に利用し、芸術にふれられる施設として期待されています。
森ノオトは、編集会議+取材の市民メディア、「あおばECOアカデミー」のような講座、そして映画上映会など、活動が多岐にわたります。
編集会議や企画会議、講座などを催すには、地元のカフェやギャラリーなど民間事業者の方々にご支援いただいて場所をお借りしたり、公共施設を利用するなど、活動拠点づくりはとても重要。
駅からのアクセスや、設備の利用しやすさなどによって、人の集まりやすさが違いますし、気心知れた方がいるだけで安心したり、「いつもの場所」という雰囲気が出て、居心地がよいのです。
キタハラがよくYES(ヨコハマ・エコ・スクール)でご一緒する方がみどりアートパークを運営しいる関係から、青葉区つながり・エコつながりで、一気に親しみのある場所になりました。音楽や芸術のプログラムに関しても、どんな思いで運営しているのか、地域とどう関わるのかなど、熱い心をお聞きすると、誰もが利用できる公共空間(言い換えれば無名性の空間)が、心通う温かい場になるから、不思議です。
開館前のみどりアートパークを案内していただきながら、「この部屋ならECOアカデミー向きかも」「上映会でこのホールを満席にするには、どんな映画がいいかな」「アートマルシェなんかをしても楽しそう!」と、次々にアイデアが浮かんできます。もちろん、地域密着型なので緑区民の方が最優先であるべきですが(笑)、せっかく隣町なのだし、同じ横浜市民として、緑区の方々ともエコつながりでどんどんご一緒していきたいなあ、と思いました。
開館日の2013年10月5日(土)には、緑が丘中学校合唱部や田奈中学校吹奏楽部による記念式典、そして長津田囃子保存会、創作和太鼓集団「打鼓音」によるパフォーマンスが繰り広げられます。
また、ほぼ毎週のように、コンサートや寄席、区民の芸術発表、ジャズライブ、人形劇、子ども向けのコンサートが開かれ、12月まで楽しい企画が盛りだくさん。スタッフの方におすすめを聞いてみると……
「10月11日(金)に開催される、神奈川フィルwith三橋貴風さんの室内楽と尺八のコンサートです。世界的尺八奏者の三橋さんが、クラシックの名曲や、ピアソラなど異分野の音色を奏で、室内楽の若手スターたちとの夢の競演を果たします」
とのこと。そういえば三橋さんと言えば、港北区在住で、昨年秋にインタビューした女優の五代路子さんと一緒に『まぼろしの篠原城』で共演されていますね。
今後も、通をうならせる上質な音楽、子どもと一緒に楽しめるコンサート、区民の芸術活動の支援など、プログラムの発表が待ち遠しい! ホールには親子席も完備しているので、4歳になりそろそろミュージカルやコンサートを楽しめるようになってきた娘を連れていく楽しみが増えました。
音楽や芸術が身近にある暮らし、これからどんどん満喫していきますよ!
みどりアートパーク・クラシックコンサートシリーズ
神奈川フィルwith三橋貴風
日時:2013年10月11日(金) 開場18:30、開演19:00
開場:みどりアートパーク ホール
全席指定 一般3,000円、高校生以下1,000円、70歳以上・障がい者1,500円
(未就学児入場不可)
お申し込み・お問合せは
みどりアートパーク
TEL 045-986-2411
横浜市緑区長津田2-1-3
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