もうすぐ生後6カ月になる息子と、ウィズの森で開催されたわらべうたベビーマッサージに参加してきました。ベビーマッサージは、血行の促進、免疫機能アップなどの効果が期待され、お母さんにとっても赤ちゃんとふれあいを持つことで、愛情ホルモンの異名を持つオキシトシンが母子ともに分泌されるといいます。このホルモンは、お母さんにとっては赤ちゃんがたまらなく可愛く思えて、育児がより楽しく感じられるそうです。赤ちゃんにとってはストレス耐性が上がってリラックスでき、社会性が高まるなどうれしい作用がいっぱい。ベビーマッサージは今、ベビー関係の教室でも人気です。
わらべうたベビーマッサージは、ベビーマッサージ教室を開催していた助産師さんが黙々とマッサージするお母さんたちの姿を見て「もっと楽しく歌ったり、赤ちゃんに語りかけながらマッサージができないか」と考えて作られたものです。わらべうたは赤ちゃんが心地いいと感じるペンタトニック音階(通常のドレミファソラシよりも、2つ音の少ないレミソラシ)で構成されているものが多く、外国にも同じ音階で童謡などが作られているそう。赤ちゃんが気持ちいい音は世界共通なんですね!
教室では、最初にわらべうたやベビーマッサージの効果などについての説明を聞き、先生のあいさつの歌を聞いてからマッサージに入ります。講師を務めるのは、音楽家の越尾裕美さん。
まずは、服を着たままリラックスさせる動きを歌にあわせて2つ、次に準備体操として「ばんざい」や腕を交差させるなど、腕を動かす動作を5つおこないます。私は最初、歌を歌うのはちょっと恥ずかしかったのですが、メロディが楽しいので、次第に先生に合わせて口ずさんでしまいます。
そして、いよいよ服を脱がせてオイルを使ったマッサージへ。マッサージは足、お腹、胸、手、背中、顔とパーツによって分かれており、それぞれのパーツごとに違うわらべうたがあります。最初に先生の歌とマッサージの見本を見てから、次に一緒にやります。動作と歌が連動しているのでテキストを何度も見なくてもマッサージがやりやすいと感じました。
また、わらべうたがいくつも出てきますが、簡単なフレーズで繰り返しが多いので、歌詞は覚えられなくてもリズムはすぐに覚えられます。テキストにはCDが付いているので、最初はそれに合わせてマッサージも可能です。
私はリラックスさせる時に歌ったわらべうたが気に入って、参加した当日から授乳後やおむつ替えの時などに口ずさんでいます。時間がない時にはお気に入りのわらべうたの部分マッサージだけでもいいですよね。
マッサージの後は、クロッケンを使って絵本の読み聞かせもありました。たくさんの音にふれることができ、親子でほっこりした時間を過ごせました。
これまでベビーマッサージをやっていた時は名前を呼ぶくらいで、後はマッサージすることに一生懸命になりがちだったのですが、わらべうたを歌いながらやると自分も楽しく、子どもとじっくりコミュニケーションできる感じになるからか、目が合う機会が増え、息子は嫌がる様子もなくニコニコと終始ご機嫌でした。初めての方はもちろん、ベビーマッサージ教室をすでに体験したことがある方にもおススメです!
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