この日は小雨ちらつく灰色の空模様でしたが、近頃話題になっているエコストーブをつくろうと、ご近所の方から遠くは鎌倉、千葉からも参加者が続々集まって、会場となったエスポワール松風台は熱気むんむん。かんたんなレクチャーを終え、工作がはじまると、みんな真剣です。大人が汗をかきかき、慣れない作業に取り組む姿に愛おしさすら覚えました。
途中、エコストーブの使い方、火のつけ方レクチャーを挟んで、作業すること約2時間。15台のエコストーブが完成しました。人数が多いため、想定していた時間をちょっとオーバーしてバタバタしてしまいましたが、参加者の方からは「自分で作れて嬉しい!」「思い通りには切れないけど、はさみの使い方のコツをつかんだら、あとの作業は以外と簡単だった」「思ったより簡単な構造でびっくりした」といった声が多く寄せられました。
また、「隣の人と教えあったりして仲間意識も芽生えた」「人生が変わった!?」なんて声も。
そして、作業のあとはお楽しみのごはんの時間です。よそったごはんが埋まるほどの「ごはんのお供」が勢揃い。梅干し、海苔、漬物、昆布といった定番ものから、蕗味噌、古式醤油をかけて食べるくるみ、佐渡産だというギンバソウの佃煮、そして焼き豚やブリ大根……デザートのパウンドケーキまで! オーナーさんの畑で育った野菜たっぷりの豚汁とともに、お腹いっぱいいただきました!
今回は20リットルの寸胴鍋いっぱいの豚汁と、羽釜2つ、全部で15合の米を炊いて、使用した薪は2束。
足りるかなと少し心配して用意していた4束の半分で済みました。燃えかすや灰もほとんどなくて、これだけの人のお腹と心を満たしてくれるとは……! ほんとうに優れもののエコストーブなのでした。
今後もエコストーブde羽釜ごはんプロジェクトの活動を要チェック!
みんなで朝ごはんを食べる会や、手づくりワークショップを開催していきます。
エコストーブde朝ごはん
日時 3/22(日)8:30-11:00
場所 カフェシュロ
(小田急線読売ランド前駅下車徒歩1分 川崎市多摩区西生田1-20-1)
定員 20名ほど
参加費 大人600円、こども300円
持ち物 軍手、ごはんのお供、マイはし、茶碗、お椀
facebookページ www.facebook.com/ecostove.project?
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