まず、七国山(ななくにやま)についてご紹介します。
七国山は、町田市のちょうど中心にあり、標高128メートルほどの山の頂上付近から、かつては相模、甲斐、伊豆、駿河、信濃、上野、下野の7の国を見渡せたことから名づけられたそうです。
周囲には緑豊かな自然が息づく丘陵地帯が広がり、耳を澄ませば、何種類もの鳥のさえずりが聞こえ、ゆっくりお散歩していると全身で風を感じることも……。
そんな心地よい丘に、地元農家の「七国山ふれあいの里組合」のみなさんが、訪れる人々に昔ながらの農ある風景を楽しんでもらおうと、丹精込めて育てている広大な菜の花畑があります。
今回は、この菜の花畑で採れた「七国山産・菜種油しぼり」をフォトレポートでお届けしますね。
伝統製法の菜種油しぼり、いかがでしたか?
国産で、しかも地元産、さらに丁寧につくられた一番搾り。貴重で贅沢な油であり、その香りと滴る油の輝きに、うっとりした一日でした。
今回取材した七国山の「なたね油しぼり」は、ふるさと農具館で毎月1回おこなわれています。
また、七国山周辺には鎌倉古道や里山、谷戸の風景が残り、町田市では散策マップも作っています。それを手に、秋には可憐な白いお花が広がる美しい蕎麦畑にも、ぜひ足を運んでみてくださいね。
ふるさと農具館
〒195-0063
東京都町田市野津田町2288
TEL/FAX 042-736-8380
営業時間/9:30-16:30(11月-1月は16時まで)
定休日/月曜日(祝日に当たる時はその翌日)
駐車場なし/薬師池公園駐車場、または神奈川中央交通(バス)薬師ヶ丘バス停から徒歩約10分
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