9月開講、全5回!あなたも「川ガール森ガール」になりませんか?
青葉区役所、やるじゃない! キャッチーなコピーとデザインのチラシで、ちまたでちょっと話題の平成27年度青葉区区民企画運営講座「あおば川ガール森ガールになろう!」。青葉区の自然に詳しくなれる、素敵な人に出会える、地産地消のお弁当&おやつつき、そんな魅力的な講座を企画した加茂千津子さん、柏木由美子さんにお話をうかがいました。

青葉区で20年にわたり地域活動をリードして来た加茂千津子さんは、青葉区民会議の座長を務めた経験もあり、あおば発エコ大作戦、青葉区クールアース講座「小学生のためのエコ・デイキャンプ2015」を主催するなど、「地域に根ざしたエコ」を実践している大先輩です。森ノオトのNPO正会員でもあり、常日頃から私たちの活動を支えてくださっています。

柏木由美子さんは青葉区に住んで7年。IT関連のライターとして忙しい日々のなか、森や川など自然環境に恵まれている青葉区の魅力に気づき、青葉区を盛り上げるために何かしたい……! と感じ、今年の春先に地元を楽しむキッカケマガジン『スパイスアップ』を仲間とともに創刊したばかり。

そんな行動派の二人が出会ったのは、今年1月にスタートした青葉区役所の講座「区民講座のプロデューサーになろう!!2015」(主催:青葉区役所地域振興課文化・コミュニティ係)でのこと。

「私は“地域で自然環境の講座をやりたい!”という思いがあるものの、地元の知り合いはあまりいなかったんです。加茂さんは地域での長年の活動の実績はあるものの、担い手が高齢化してきていて、新しい人たちを市民活動に呼び込みたいという思いがあった。二人のニーズが合致して、講座を組み立てることになったんです」

と、柏木さん。たまたま、加茂さんとは座った席が前後だった、その縁から企画がスタートしたと言います。

一方、加茂さんは、「あおばく・川を楽しむ会」への参加など、長年、地域の自然と関わる活動をしていました。「青葉区を流れる3本の川(鶴見川、早渕川、恩田川)は、青葉区の自然を考える時にはとても大切な存在。区民にその意義を伝えていくことが重要だと思った」(加茂さん)。講座で柏木さんと意気投合し、さっそく、青葉区内の川や森を歩き、「この人は!」と思う方を講師に招き入れるべく交渉をしたりと、企画を練り上げていきました。

加茂さんの自然への深い思いと知識、柏木さんの企画力と行動力によって生まれた講座「川ガール森ガール」の講師陣は、森ノオトでもなじみの深い方々ばかり。

第1回目(9月13日(日)14時-16時)は、講義とオリエンテーションを担当するのは「よこはま里山研究所NORA」理事の石田周一さん。青葉台歴50年の大ベテランで、障がい者福祉に携わるかたわら、農に目覚めて泥んこになる、少年の瞳をもったおじさんです。第2回目(9月27日(日)9時半-13時)は寺家ふるさと村ウェルカムセンター講師の六浦勉さんが、寺家の自然についてレクチャー。ふるさとの森を散策します。第3回目(10月18日(日)9時半-13時)は恩田の谷戸ファンクラブの藤田廣子さんのガイドで恩田の谷戸を散策し、第4回目(11月8日(日)9時半-13時)は鶴見川沿いを歩いて、工作室グリーンショールーム「グリーンピース」で、ミナトファニチャーの湊哲一さんのお話を聞きます。第5回目(11月29日(日)14時-16時)は振り返りとディスカッションをおこないます。

第1回講師の石田周一さん。2年前、恩田の谷戸での田んぼ活動の取材で、第3回目講師の藤田廣子さんにもお会いした

 

うれしいのは、毎回、地産地消のお弁当、またはおやつがつくこと。担当は、寺家ふるさと村のjique-caféさん、藤が丘のRevive-Recipe TENZOさん、81.7Cafeさん、江田のmaaruさん。「地元食材を食べることと、青葉区の自然がつながっていることの意識がつながるといいな」と、柏木さんは言います。

今回の講座はあくまでも入門編であり、もっと奥深い青葉区の自然について伝えていきたい思いもあるという加茂さん。「自然のなかに入る時は、それなりのマナーがあって、元々の地の歴史をうやまうことを忘れず、土足で入っていけない場所などへの配慮も必要」と、初回のオリエンテーションではフィールドマナーについてのお話もあるそうです。

対象は中学生以上で定員20名。参加費は全5回で2000円(昼食3回分、保険料、資料代等含む。現地までの交通費は別)。すでに続々と参加者が集まってきているらしいので、青葉区の自然の達人を目指したい方は、お早めにお申し込みを!

この可愛いキャッチコピーが目印

 

先着順なのでお申し込みはお早めに!

 

Information

お問い合わせ先:

青葉区役所地域振興課 文化・コミュニティ係

TEL 045-978-2295

E-mail ao-bunkomi@city.yokohama.jp

お申し込み方法:

(1) メールの件名は「あおば川ガール森ガールになろう!」

(2) 氏名(フリガナ)・年齢・性別

(3) 郵便番号・住所・電話番号

(4) 応募の動機

(1)-(4)を記入のうえ、上記E-mailまでお申し込みを。

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この記事を書いた人
北原まどか理事長/ローカルメディアデザイン事業部マネージャー/ライター
幼少期より取材や人をつなげるのが好きという根っからの編集者。ローカルニュース記者、環境ライターを経て2009年11月に森ノオトを創刊、3.11を機に持続可能なエネルギー社会をつくることに目覚め、エコで社会を変えるために2013年、NPO法人森ノオトを設立、理事長に。山形出身、2女の母。
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