子どもの幼稚園と家の往復の毎日。充実していないわけではないけど、「何か新しい世界にふれたい」と漠然と思っていた1年前の私。
その時ちょうど目にとまったのが森ノオトのリポーター養成講座の募集記事でした。
たまたま子どもの幼稚園で知り合ったママが森ノオトリポーターとして活躍していたので、誰も知らないわけではなかったものの、“エコ”に興味はあるけど熱心な実践者ではないし、記事を書くこと、ましてや取材なんてしたことない! ……というないない尽くしで、応募を躊躇する気持ちもありました。
が、勇気をもって、エイヤっ!とメールを送信したことを懐かしく思い出します。
全6回の養成講座では、キタハラマドカ編集長の編集者としての長年の経験を踏まえた知識を惜しみなく教えてもらえました。
そして、とにかく自分の意見を話す機会が多く、ボーッとなんてしていられない緊張感ある時間。
慣れない緊張と引き換えに、自分が普段使っていなかった力に気がつける楽しい時間でした。
この1年で、経験なし・スキルなしだった私も5回取材にでかけ、9本の記事を書きました。
リポーターになると、自分の生活圏を見る目が変わります。
自分が情報発信をするんだ! という意識で好奇心をもって生活圏を見渡すと、「これもっと知りたいな」「この人に話を聞いてみたいな」と身近なところに楽しそうな、気になる事柄がたくさんあることに気がつきます。
今まで自分の住む街の魅力に気がついていなかったー! と、まさに灯台下暗しの感覚を味わいました。
取材をするのは楽しいのですが、数回やってもまだまだ緊張するものです。それでも毎度、取材後は「楽しかった!また取材に出かけたい!」と思えてきます。
地域の人との関係も変わります。“取材”ということで、例えば“お客さん”には話してくれないようなお話を聞けたり、地域と、人と、つながった! と思えるのが取材の醍醐味だと思っています。
例えば、私が以前取材させていただいた子ども用品のぶつぶつ交換活動をしているtricccoさん。この取材を通じ、「子育てママが多い森ノオトリポーターのみんなにぜひ実際に会ってほしい!」と強く思い、後日、tricccoの朝場文さんをお招きして、森ノオウチでの物々交換ができるリポーター限定イベントを企画しました。予想通りの反響で、森ノオト本拠地・青葉台でのtricccoさんの活動も始まるきっかけとなりそうで、取材した私としては、これは何とも嬉しい出来事です。
微力ながらも、誰かと誰かが繋がるきっかけがつくれること。
地域が盛り上がっていくまさにその瞬間にいられること。
もっともっと自分の周りの場を、人を好きになれること。
これはリポーターになったからこそ深く味わえる喜びだなーと、一年前のあの日、勇気をだして養成講座を申し込んだ自分によくやった! と言いたいです。
「リポーター一人ひとり、それぞれが大切」と常々話している北原まどか編集長。「私なんて……」ともし迷っているならば、勇気を持って一歩踏み出してみてください!(誉め上手、育て上手の北原母さんをはじめ、森の中にはたくさんの支えてくれる仲間がいます!)
普通のママ目線、主婦目線の感覚を生かして、あなたも地域のエコ情報を発信する、地域を盛り上げるリポーターの仲間になりませんか?
新しい仲間との出会いを楽しみにしています!
たくさんのご参加お待ちしています!
■■ 森ノオトリポーター養成講座(全6回) ■■
第1回:1月15日(金)10:00 – 12:00
「森ノオトのことを知ろう」
講師:北原まどか
・ 参加者自己紹介
・ 森ノオトってどんな風に運営しているの?
・ 森ノオトのおこなっている事業
・ ワークショップ:森ノオトと自分の関係…何を表現するのか/どういうネットワークをつくれるか/地域との関わり方
第2回:1月29日(金)10:00 – 12:00
「編集プロセスと取材・執筆のノウハウ」
講師:北原まどか
・ ブログとメディアの違い
・ 記事が世に出るまでの編集プロセス
・ 取材アポイントの取り方
・ 伝わる文章を書くための予習ポイント
・ 文章の「背骨」の組み立て方
・ ワークショップ:ペアインタビューをしてみよう!
・ 宿題:ペアインタビューを短い文章にまとめてみよう
第3回:2月12日(金)10:00 – 12:00
「ヒトモノコトを魅力的に伝える写真術」
講師:高山えりか
・ 魅力的な写真を撮るためのノウハウ
・ 実際に撮影してみよう
・ 撮影した写真を編集する方法とは
・ 「編集」を意識して写真を撮ろう
※この回はカメラを持参ください。
第4回:2月26日(金)10:00 – 12:00
「メディアリテラシーを磨こう」
講師:北原まどか
・ ソーシャルメディアの活用法
・ 著作権について
・ エビデンス(科学的根拠)に基づいた記事
・ 宿題のレポートの講評タイム!
第5回:3月11日(金)10:00 – 12:00
「森ノオト流エコライフの基礎講座」
講師:北原まどか&梅原昭子
・ 子どもたちの未来、地球は大丈夫?
・ 温暖化のリスクから子どもを守るために
・ 我が家のエネルギーと仲良くなろう
※この回はご自宅の電気料金表をお持ちください
第6回:3月25日(金)10:00 – 12:00
「森ノオトの編集会議を体験しよう!」
講師:北原まどか
・ 森ノオトの過去記事を読んで、面白かった記事について語り合おう
・ 自分が取材してみたいお店や活動を発表しよう!
・ お楽しみランチ交流会
※第2回目終了後から第4回目までの間に、実際に取材をして記事を提出していただきます。
<場所> ウィズの森(横浜市青葉区さつきが丘5-1)
※東急田園都市線青葉台駅より徒歩15分、またはバスで「若葉台中央」「中山駅北口」「青葉台営業所」行き「しらとり台」下車徒歩1分。お車の場合は近隣のコインパーキングをご利用ください。
<参加費> 1回3000円(すでに森のなかま会員の方は200円引)
※ 全6回参加した方で、リポーターとして2016年度の活動に参加をご希望の方は、4月より森のなかま会員(NPO賛助会員、年会費3000円)に加入いただき、活動同意書を提出のうえ、4月より森ノオトのリポーターとして活動ができます。
<参加対象者>
・ 森ノオトの読者
・ 森ノオトエリア(田園都市線中央林間-二子玉川、小田急線町田-登戸、市営地下鉄ブルーラインあざみ野-新横浜)在住の方。
・ 25歳から45歳くらいまでの女性
※ 単発での受講も可能ですが、森ノオトのリポーターへの参加は、本講座6回を修了した方に限らせていただきます。
※ お子様連れの参加も可能です。保育ボランティアさんをお願いできますので、集中して受講したい方は、別途2000円で保育が可能です。保育を希望の方は、お子様のお名前と年齢をご記入ください。
※ ネットワークビジネス、スピリチュアルビジネスや新興宗教の勧誘を目的としたご参加はご遠慮ください。当該行為が見受けられた場合は、その後の受講、ならびに今後の森ノオトの活動への参加をお断りさせていただく場合があります。
<森ノオトのリポーターになると……>
・毎月開催される編集会議に参加できます。
・森ノオトリポーター専用のfacebookグループに参加できます。
・同世代の素敵な仲間ができます。
・地域の多世代と仲良くなれます。
・自分のテーマに即した取材活動ができます。
・ 文章が上手になります。
・ 森ノオウチで活動ができます。
・ 自分の発信拠点ができます。
・ 地域で自分の夢を表現できます。
<申込み方法>
・ 住所
・ 氏名
・ 生年月日
・ メールアドレス
・ 電話番号
・ お子様連れの方はお子様の名前と生年月日
・ 参加の動機
・ 森ノオトへのメッセージ
を明記して、メール(info@morinooto.jp)でお申し込みください。
申込み締切りは、1月8日(金)で、定員(8名)を越えた場合は抽選といたします。抽選の場合は1月12日(火)までに結果をお伝えします。