来場者、350人以上!? ママとベビーで賑わった「子ども服リユース&リメイクマルシェ春」
フリマは最初の1時間が勝負!」とは聞いていたが、まさかこんなに! 息つく間もないほどのお客さんの列で、うれしい悲鳴とはまさにこのこと
2月15日に初めて開催した、森ノオト「子ども服リユース&リメイクマルシェ」は、扉を開けてみればベビーカー連れのママ&ベビーが長蛇の列をなす大盛況でした。子育て中の主婦たちが、子ども服を通じてつながる&一歩を踏み出す、新しい一日になりました。

青葉台駅前の「ホテル&レストラン 青葉台フォーラム」との共催で2月15日(月)におこなった「子ども服リユース&リメイクマルシェ」。子育て世代にとって、普段はあまり馴染みのない高級なホテルと宴会場を、「地域のために」と貸し出してくださった青葉台フォーラムさんの温かいこころざしにより、冬の寒い日が、ほんわかとしたぬくもりを感じる一日となりました。

何せ、フリマを主催することすら初めての経験だし、集客規模も見えないなかで、出展してくださった皆さんに、なるべく気持ちよく過ごしてもらおうと、あれやこれや工夫を凝らすものの、追いついていかない主催者陣。しかも、森ノオトとしてもブース出展をすることになり、てんやわんやでオープンの10時を迎えました。

会場の扉を開けた時には、すでにベビーカーを押したママさんたちの長蛇の列! ホテルのスタッフの方々が親切に誘導してくださったおかげで、混乱もなく、マルシェがスタートしました!

午前中はとにもかくにも大盛況、人波が途切れず、出展者のみなさんも大忙しの様子でした。一転、13時を過ぎると、お客さんはポツン、ポツンというくらいで、出展者同士が交流をする時間をとることができました。

 

今回、出会った出展者の皆さんをご紹介します。

授乳スペースの手前は、森ノオトの「裁縫師匠」こと三ツ橋樹里子さんによる「くるみボタン」のリメイクコーナー。「一人でのんびりやろうかと思っていたら、予想以上の参加者で、お客さんとして来ていた幼稚園の友人に手伝ってもらい窮地を乗り切りました!」と、樹里子さん。地元・青葉台で長く暮らす樹里子さんのママ友ネットワークに驚かされました

授乳スペースの手前は、森ノオトの「裁縫師匠」こと三ツ橋樹里子さんによる「くるみボタン」のリメイクコーナー。「一人でのんびりやろうかと思っていたら、予想以上の参加者で、お客さんとして来ていた幼稚園の友人に手伝ってもらい窮地を乗り切りました!」と、樹里子さん。地元・青葉台で長く暮らす樹里子さんのママ友ネットワークに驚かされました

 

森ノオトのリポーターでもある持田三貴子さんが主宰する「キラキラ☆マミーズ」は、小さな赤ちゃんのママ集団らしく、布おむつや子ども服などの育児用品が並ぶ。赤ちゃんをだっこしながらお店を切り盛りする三貴子さん、映画『うまれる』の上映会やワークショップなど、とにかく大忙しのパワフルママさん

森ノオトのリポーターでもある持田三貴子さんが主宰する「キラキラ☆マミーズ」は、小さな赤ちゃんのママ集団らしく、布おむつや子ども服などの育児用品が並ぶ。赤ちゃんをだっこしながらお店を切り盛りする三貴子さん、映画『うまれる』の上映会やワークショップなど、とにかく大忙しのパワフルママさん

 

抜群のセンスの良さで人目を引いていた「PeriÄ(ぺりあ)」の鎌田祐子さん。普段はアパレルで働くオシャレなママさんですが、独自のブランドを立ちあげ、ネットショップも開設しました。デザイン性や使い勝手をさらに高めた「アップサイクル」の手法を使って、ほかにはないオリジナルの服や小物を生み出す鎌田さん、今後も目が離せません! https://peria.stores.jp

抜群のセンスの良さで人目を引いていた「PeriÄ(ぺりあ)」の鎌田祐子さん。普段はアパレルで働くオシャレなママさんですが、独自のブランドを立ちあげ、ネットショップも開設しました。デザイン性や使い勝手をさらに高めた「アップサイクル」の手法を使って、ほかにはないオリジナルの服や小物を生み出す鎌田さん、今後も目が離せません!
https://peria.stores.jp

 

世田谷から出展の3人のユニット「_ku_ko」は、手作り布小物をメインに、この春から本格的に創作活動をおこなっていくそうです。4月にはホームページをオープン。「_ku_koとして外に出るのは、今回が初めてでした。楽しめました」とメンバー

世田谷から出展の3人のユニット「_ku_ko」は、手作り布小物をメインに、この春から本格的に創作活動をおこなっていくそうです。4月にはホームページをオープン。「_ku_koとして外に出るのは、今回が初めてでした。楽しめました」とメンバー

 

元気いっぱい、とびきりキャッチーなブースで人目を引いていた「メガミドリーケ」の二人組。伊藤優子さん(右)がもともと森ノオトの読者で、「フリマをやりたい!」と思っていた時に出展者募集の記事を読み、応募してくれました。「準備から、めっちゃ楽しかった!」「タグにメッセージを書くことで、子ども服を手放す決意ができた」「主婦の生活の中でも、手作り小物をつくったり、手を動かすなかで、目標に向かう時間を持てた」と、関西弁でポンポン会話がはずむ二人は、高校の同級生だとか!

元気いっぱい、とびきりキャッチーなブースで人目を引いていた「メガミドリーケ」の二人組。伊藤優子さん(右)がもともと森ノオトの読者で、「フリマをやりたい!」と思っていた時に出展者募集の記事を読み、応募してくれました。「準備から、めっちゃ楽しかった!」「タグにメッセージを書くことで、子ども服を手放す決意ができた」「主婦の生活の中でも、手作り小物をつくったり、手を動かすなかで、目標に向かう時間を持てた」と、関西弁でポンポン会話がはずむ二人は、高校の同級生だとか!

 

「小杉ママのチャリティリユース」の岩田夕蘭さん(左)は、現在、森ノオトのリポーター養成講座を受講中。タワーマンションの開発が著しい武蔵小杉エリアで、子育て中のママたちができる社会貢献活動をしたい! と、チャリティリユースを立ち上げて1年が経ちました。「第一子を妊娠中の方に、抱っこ紐ケープの使い方と一緒に子育てのアドバイスをしたり……。たくさんの交流が生まれました。武蔵小杉でも、ママたちが集まれる場所をつくっていきたいです」(岩田さん)

「小杉ママのチャリティリユース」の岩田夕蘭さん(左)は、現在、森ノオトのリポーター養成講座を受講中。タワーマンションの開発が著しい武蔵小杉エリアで、子育て中のママたちができる社会貢献活動をしたい! と、チャリティリユースを立ち上げて1年が経ちました。「第一子を妊娠中の方に、抱っこ紐ケープの使い方と一緒に子育てのアドバイスをしたり……。たくさんの交流が生まれました。武蔵小杉でも、ママたちが集まれる場所をつくっていきたいです」(岩田さん)

 

お昼から登場した「野菜のオアシス」さんは、横浜の野菜や農業を応援する「はまふぅどコンシェルジュ」でもあります。この日は、海外製の可愛くて機能的な布おむつを持ってきており、ちょうど布おむつカバーを探していたキタハラはついつい大人買い! 高松奈保子さんのはまふぅどコンシェルジュとしての活動も、応援したくなりました

お昼から登場した「野菜のオアシス」さんは、横浜の野菜や農業を応援する「はまふぅどコンシェルジュ」でもあります。この日は、海外製の可愛くて機能的な布おむつを持ってきており、ちょうど布おむつカバーを探していたキタハラはついつい大人買い! 高松奈保子さんのはまふぅどコンシェルジュとしての活動も、応援したくなりました

 

 

ーティストの三須励子さんは、ご自身のデザインによるキャラクターのアクセサリーや、ご友人がつくった子ども用マスクを販売。「マスクがとてもよく売れて。風邪や花粉のシーズンなので、今すぐ使えるものに人気が集まるのかな」と話していました

ーティストの三須励子さんは、ご自身のデザインによるキャラクターのアクセサリーや、ご友人がつくった子ども用マスクを販売。「マスクがとてもよく売れて。風邪や花粉のシーズンなので、今すぐ使えるものに人気が集まるのかな」と話していました

 

森ノオトではすっかりおなじみ、青空保育ぺんぺんぐさのブースは、アイテムの数も種類も、サイズも豊富で、終始賑やかでした。ぺんぺんぐさの子どもたちがいつも外遊びで履いている草履も大人気

森ノオトではすっかりおなじみ、青空保育ぺんぺんぐさのブースは、アイテムの数も種類も、サイズも豊富で、終始賑やかでした。ぺんぺんぐさの子どもたちがいつも外遊びで履いている草履も大人気

そして、私たち森ノオトも、1ブースで出展しました。この日は齋藤由美子さんが店番をしたものの、予想以上の盛況に、お客さんとして来ていた大西香織さんが売り子になって大活躍! 素敵なママ用ドレスや小物もあったのに、売れたのはキッズ、ベビー服ばかり。完全なるキッズ向けフリマだったのでした

そして、私たち森ノオトも、1ブースで出展しました。この日は齋藤由美子さんが店番をしたものの、予想以上の盛況に、お客さんとして来ていた大西香織さんが売り子になって大活躍! 素敵なママ用ドレスや小物もあったのに、売れたのはキッズ、ベビー服ばかり。完全なるキッズ向けフリマだったのでした

今回、森ノオトで用意した、メッセージつきのタグは、つけるのは大変だったけれども、「メッセージを入れることで、モノとちゃんとお別れすることができた」「お客さんがタグを見て、こんなに大切に使われてきたものならば、買おうと言ってくれたことがうれしかった」など、おおむね好評でした。

 

フリーマーケットは、仕入れはないし、ママたちが小さなお金を稼ぐのには、とても有効な手段です。でも、ただ安く、モノを売って買うだけの関係にはせず、モノを大切に使い、つなぎ、コミュニケーションがうまれる場をつくりたいというのが、森ノオトの願いです。「森ノオトのマルシェに来れば、なんだかほっとするし、友達ができるんだよね」と、地域のママたちに感じてもらえれば、こんなにうれしいことはありません。

 

次回は、初夏ごろに、夏物のマルシェをおこなう予定です。今から「出展したい」との声もいただいています。詳しくは、またこちらでお知らせしますので、お楽しみに!

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この記事を書いた人
北原まどか理事長/ローカルメディアデザイン事業部マネージャー/ライター
幼少期より取材や人をつなげるのが好きという根っからの編集者。ローカルニュース記者、環境ライターを経て2009年11月に森ノオトを創刊、3.11を機に持続可能なエネルギー社会をつくることに目覚め、エコで社会を変えるために2013年、NPO法人森ノオトを設立、理事長に。山形出身、2女の母。
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